HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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カラス
2020/02/07

家内がここの路地裏で、弁当を買おうと歩いていたら中華料理屋の店先に並べてある弁当箱をカラスが飛んで来て、つつき始めたそうだ。
それを見た家内、可愛いのよ、としばらく見ていたそうだ。
しばらくして、それではいけないと気が付いて店の女性にカラスがつついていますよ、と教えたそうだ。

家内は、動物それも特に鳥が大好きで、カラスでもなんでも 悪さも許してしまう。
私に向かってカラスの弁護をする人だから。
まるで 中韓に甘いサヨク政治家のようなものか??
いやいや、自民党だってなかなかどうして中国に甘いよね。

ヒーリングの事
2020/02/06

従弟と50年ぶりの電話から、色々話は進み、彼が今まで著してきた書籍はかなりの数になる、それで読む気になり、どうせ購入するなら本人からと思い、電話すると金は要らないからとヒーリングの本をドサッと送って来た。
入門書から読むべしと言われ「光のシャワー」という本から読み始めたのだが、天才は最早、私とは違う次元にいるらしい。
一連の本には子供の頃の話が書かれていて、という事は私の祖母や親戚関係に及ぶ話が書かれている。
また膨大な数の神の名前が書かれていて、最初はとても読み進まない。

少し理解した事は、気功というのは個人的なパワーであり、ヒーリングというのは神または宇宙の力をヒーラーが介在して癒すという事なのであろうか。
という事は、神と会話が出来ると言う事らしいのだ。
色々聞いたのだが、過去の事や守護神の事は分かるのだが、未来の予言だの美味しい話は教えないらしい。

彼の身内は、そんな彼を忌み嫌っていて絶縁状態だという。
しかし、ヒーリングとは占いでもなければ、宗教的な話でもないし、むやみに神を信じろという話でもない、実に健全で科学的な考えに基づいているのが面白いのだが、一般的には受け入れられないのであろうか。

昨日現在で日本で35人
2020/02/05

ついにコロナウイルスの感染者は中国に次いで日本が第2位になった。
これを仕方ないと見るか、中国にべったりの国の表れと見るか、それはそれぞれに任せる。
少なくとも経済的に、言って見れば中国からの観光産業に依存し、また忖度
しすぎた結果の数字ではある。
今後も入国は決して止めないはずである。

そういえば昔の大ヒット映画「ジョーズ」を思い出して頂きたい。
そもそもの発端は、サメが付近の海に出現していたにも関わらず、町の観光産業の資本家たちに配慮し、市長が市民に事実を知らせる事を渋った事から始まったのである。
映画の中で、唯一の教訓のシーンである。その他のシーンは忘れても良い。

こうしてみると、日本の今回の事態は、非常にそれに近いものがある。
外国人が来なくなって売り上げが下がり困っているのを風評被害だと、この事態に、まだそういう心配をしている人たちもいる。
この金銭第一主義の国家は救いようが無いかもしれない。
こういう姿勢はやがて政府の信用失墜とともに、日本人の信用も世界から失墜するであろう。

ニュースで言わないが、インフルエンザ予防はしっかりしよう!

コロナウイルス
2020/02/04

コロナウイルスの報道ばかりが、テレビから流れる。
ちょっと前には、インフルエンザの話題ばかりだったが、それは一切消えた。

じゃ、インフルエンザは収束したんだね。

面白い国だ。日本は。

AARON NEVILLE “WARM YOUR HEART”
2020/02/01

AARON NEVILLE “WARM YOUR HEART” A&M (EU)

ジャズではない。有名なソウルの一枚。私は最初、タワーレコードでCDを購入した。CDしか存在しないと言われたからである。所が豈はからんや、ほどなく、やはりというかレコードが発売された。
しかしそれはアメリカではなくドイツのみの発売という事で、少量のみの入荷であった。
私は大喜びで買い替えたのである。
当時はCD,CDと騒いで、一夜にしてネズミが逃げ出すごとくに、一遍に移行してしまったのは、残念ながら日本だけだった。何ゆえにこういう所が敏感なのであろうか日本人は。モトエ
だが時代も既に90年、正にLP最後世代のLPとでもいおうか。

このアルバムは個人的に非常に好きなアルバムで、何度も聴いた。私だけではない、曲の好みは違うかもしれないが、今もって私の家族もみな大好きな一枚である。
このアルバムはネビル・ブラザーズではなく、アーロン・ネビルの単独アルバムで、この作品の成功はたった一つ彼の長所を思いっきり表現した所である。
もう一つ言うと、多分に宗教的である所で1曲目のLouisian1927はかつての洪水の事を歌っており、最後のAve Mariaまで、神と愛する人の事が、表になり裏になりして歌われるのである。
非常に癒しと精神の救いを感じさせる要素を含む、実に心地良い音楽が最初から最後まで流れる。
神がそばにいて下さるようである。
誰もが聴いているうちに、あの時、あの時、人との想い出が心によみがえる。
成就しなかった可哀想な恋の切なさに泣きそうになる。
我が身の罪深さに、胸に青春の懺悔が浮かぶ。
良い曲とは、そういう歌なのだ。
そして、最後の「Abe Maria」で終わる。

ついでにいえば、オーディオ的にも大変良い音である。
しかし、この音楽にオーディオだの音だの等と言うものでは無い。
考えずに、ただ、しずかに聴いたら良いなあと思うのである。

牛乳担当
2020/01/31

今朝、家内が400円儲かったと喜んでいた。
理由は、近所の人が来て牛乳担当の一年分のお手当だという。
一年で400円、それでも喜ぶ家内はお目鯛い人だなあと笑っていた。
と、ここで話を終わりたいのだが、家内がなぜ牛乳担当かというと。
2・30年も前の事近所の主婦たちが、我が子に安全な牛乳と乳製品を与えたいとの思いがつのり、農薬・添加物のない製品に拘っている企業を探し当てて購入することにしたのである。所が週一回のみ、しかも一括の配達という事であって、製品を置く場所が必要になり、ちょうど我が家の玄関先が選ばれその場を提供する担当となったのだった。
しかし年間の手当て400円、私は気が遠くなってしまった。
だが、それも良し。

話は変わって そういえば、明治乳業が時々、当店にも営業に来ることがあって、その時のあいさつの台詞が必ず「牛乳担当の方いらっしゃいますか?」というのである。
当然のこと、どの社にも牛乳担当などいるはずも無い、しかし、そういわれると面白くて、思わずクスッと笑ってしまい新人研修とも思える、営業マンとつい話をしてしまうのである。
なんとも上手い営業手法であると感心してしまう。

所が我が家には、牛乳担当がいたのである。
驚いたね。

音楽から魂を...
2020/01/30

私は店では当然ジャズのレコードを掛けて聴く。何時間も聴いている。
ジャズだけでなく音楽が好きだから家でもレコードを聴くことが多い、もっとも 黒猫が大きな音が嫌いで うるさいと怒るので仕方なくテレビにする時もある。

さて、私が使用しているレコードは 厳密な意味ではないが殆どがオリジナル盤である。
なぜなら作られたその時の 特別な音がするからである。

ある日の事、Billie Holiday のLady In Satin(Columbia)のアルバムを聴いていた。
I’m a fool to want you. や You don’t know what love is.の曲を聴いていた時に、私はふと気が付いた、この人は唄を歌っていながら、実は私の心を聴いてくれているのだと。
私は言いようのない思いに捕らわれた。
また、涙が出るような感傷的な気持ちになったあと、非常に心が澄み切った感じになっている事に気が付いた。

音楽が流れている間、彼女の唄が流れている間、彼女は私と共にここに来てくれる。
レコードを通して、彼女は私の心を聞いてくれている。
私がジャズを聴いている行為とは、こういうことであったのだ。
純粋な心で音楽に接する事、一生懸命に聴くことなのだ。

その次にそんな事があったのは、Frank Sinatra の In The Wee Small Hours(Capitol)の同名の曲を聞いていた時にも、同様な感じになった。
素直になれよと。

しかしながら、言いたくはないが、残念ながら それはCDや再発盤の時には感じることが無かった事である。
以来、レコードを掛ける時は、なるべく当時またはそれに近いレコードで聴くようにしている。感謝の念をこめて。
レコードを聴くことがこれほど楽しく、喜びに満ち溢れている物かと感じるようになったのである。

しかし、それなのに時々 居眠りをしてしまう不出来な私である。

国会で....
2020/01/29

今朝、出勤前に国会中継を見ていた。
蓮舫さんの鋭い言葉が印象的だった。
しかし、コロナウイルスの危機的状況の話については、ついぞ蓮舫さんの鋭い口先から出る事はなかった。
今日もまた、延々と ずーっと 桜を見る会の質疑。

今まさに、今日も、明日も、感染病がわが日本国に蔓延するかもしれない大ピンチの時である。
こんな質疑に終始していて良いのか?
マスコミも阿部政権の追求だと喜んでいて良いのか?
反日マスコミも反日政治家たちも、日本の被害を喜んで見ているとしか思えない。

しかし、面白いのは、桜を見る会の問題を取り上げた事が功績として共産党内で認められた田村智子が党の政策委員長に大抜擢。
いや、左翼はこんな程度で出世するのかと、もう私は日本の政治の程度が恥ずかしくなってしまった。
まあ、それでも民主主義とはそういうもの だわなあ。

中国武漢のコロナウイルスの影響から、邦人の救出でANAの飛行機が羽田に到着したばかりである。
現地には まだ400人が残されている。
そして、日本に帰国した人たちを、厚労省は面倒くさそうな対応をしている。

潜伏期間2週間と言われているコロナ、国民の健康問題は国家の問題。
厚労省も無策なら、議員たちも法整備をするとか、何かあるだろうに...。

朝から呆れたオジサンであった。

従弟に電話
2020/01/25

10日以上も前の事、仕事が終わった夜、ご飯でも食べようと近所の店に行った。
ひとりだけ客がいて、その人を交えて店の女将と「ノストラダムスの予言」の話になった。
それで私が「私の従弟に預言でテレビに出ていた人がいますよ」というと、
「知ってます、その人は今、ヒーリングをやっていますよ」と、意外な話になった。

それから数日後の夜、またその店に行った。
客はひとりだけで見知らぬ男性がいたのだが、どうしてそうなったか分からないのだが、なぜか私の従弟の話になり、従弟の活躍を知っていて、ヒーリングで優秀な人だと言う。

何と言う不思議。見ず知らずの人から立て続けに、私の従弟の話、しかも50年もの長い間の無沙汰にも関わらず、噂を聞くとは不思議な事もあるものだと、不思議ついでに、別の親戚に電話を掛けた所「それは何かの縁、すぐに電話をしなさい」とさっさと番号を教えられた。躊躇する私の胸の内を見透かしたように「いいから電話しなさい!」と。
しかし、私は従弟とは長い間会っておらず、最後に会ったのが祖母の葬式か、親戚の結婚式かといううろ覚えで、最早他人もここまでという疎遠。
と思いながら、なぜかその時、急に話をするべきであると、誰かに突き動かされたような気持になり電話をしたのである。

電話には本人が出てくれ、名乗りあった後は、急に親しさが増し久しぶりと思えない、気持ちの良い会話になった。
しばらく会話の後、彼が「今までの電話で一番うれしい電話だった」と言ってくれ、私も思わず目頭が熱くなった。
彼の話によれば52年ぶりだという。
人生の終盤に差し掛かって、従弟と話が出来、気持ちがすっきりしたのである。
私も喉のつかえが取れた感じがした。
再会の約束をして電話を切った。

LEE WILEY "NIGHT IN MANHATTAN"
2020/01/22

LEE WILEY "NIGHT IN MANHATTAN" COLUMBIA CL656 (USA)

私はこのアルバムを店で販売する時はいつも、なぜ10インチの盤ばかりを仕入していたので、あまり12インチの方に注意を払って来なかった。
しかし、改めて聴いて見ると、たった数年の事で音質の好みが変わって来たのを理解した会社が、時代に影響されていたのか極めて聴き易い音質になっていて、なかなか良い感じである。

なによりジャケットの写真、上品そうな2人の仲睦まじい様子と素敵なフォーマルウエアの写真がマンハッタンというタイトルと相俟って素敵である。
写真の中では、というか音楽のなかでは彼女がリー・ワイリーで彼氏がボビー・ハケットとでも、そうしておいても違和感はない。

このアルバムは1950年当初10インチSPの4枚組のボックス・セットとして可愛らしい漫画チックなジャケで発売され、それがヒットしたので同内容ながら、10インチLPとして同じジャケット・デザインを踏襲したものであるが、それもヒットしたので56年に51年の2枚分のSPに収録した4曲を加え、12インチLPとしたものである。
「NIGHT IN MANHATTAN」というネーミングの通り、マンハッタンの夜のイメージに寸分違うことなく歌って見せた見事な作品で、BOBBY HACKETTとの共演でもあり、そのハケットの哀愁に満ちたトランペットがまさに都会のゴージャス感の中の孤独感も含めた夜、また二人が遭って語り合っているような音の運びが更に見事で、そこに重ねた彼女の洒落た歌い方は、本当に「洒落ている」という見本のような歌である。
当時のアメリカだけでなく日本の歌手までもが、みな彼女のように歌いたがったのだろう、と思わせる洗練さである。

彼女の唄は低域から中域までは、ちょっとドスの聴いたというか、アネさんのような感じだが、高い音域になったとたんに感情が溢れ出したかのような極まった声になり、聴いている私としてはそんな彼女を支えたくなるような気持なって、一緒にもらい泣きしてしまいそうな気持になるのである。

ビリー・ホリデイの唄にも人生の悲しさの極致といえる感情の揺さぶりを感じさせられるのであるが、一方のリー・ワイリーも又対極にある哀愁が伝わってくる。
実際、当時のニューヨークの事など何一つ知りはしないのに今、聴いても私は郷愁で胸が震えそうになる。

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