HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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通販リストの更新
2023/01/25

本日一月二十五日(水)
新入荷リスト更新致しました。
よろしくお願い致します。

ドイツの戦車
2023/01/23

ドイツの戦車、レオパルト2。
非常に軽量で優秀らしく、世界一だそうだ。

しかしウクライナに供与しない事に決めたそうだ。
周辺西側諸国もドイツの顔色を窺っている。

どいつもこいつも、あかんな。

好きな一枚
2023/01/20

昨日の、NHKテレビ「ガイロク」で受けたインタビューの中で、一番好きなレコードは何ですか?という事と、一番好きなミュージシャンは誰ですか?という質問を受けた。

そこでも一瞬考えたのだが、特定するような、好きな人や物はない。
ある時期には、好きなジャズメン・レコード等はあるが人生の中で均せば、特別に好きな人・物はない。

アマチュアのマニアであった時は、確かに好みや思い入れはあって、それを「通」だと自認して思い上がっていた所はあった。
しかし、商売でレコードを売る様になってから、それは一変した。
言って見れば買う側から売る側に逆転したからである。

レコードを更に広く聴き、見、その良い所を探る必要が生じたためである。
商品として成り立たせるために、長所は何かと。
そうすると、あたかも、私がこのレコードの製作者側に入っているかのようになっている事すらある。

結局、私はジャズが好きなんだな。
古いスタイルのジャズから、モダンジャズ、フリージャズと幅は広がる。
レコードって本当に楽しい。
お金さえ、儲かれば。







NHKのガイロク.....
2023/01/19

今日の午後、持病の痔の通院で先生にお尻を見せて、心がとても傷付いたので、早退した。

それで、クルマに乗ったところで、急に気分が良くなり、帰り道にある下高井戸のコーヒー屋さんに寄り路をすることにした。
それでいった所が休みの日であった。

それでは仕方がない、家内に無人の花屋で百合の花でも買って帰ろうかと思いながら歩き始めると、そこに「ちょっと良いですか?」
とマイクを持ったお姉さん。
中々の美人じゃない?マスクしているけど。
すぐに、私は人間の出来が軽いので「ハイハイ」
お姉さん「これがガイロクという番組です、ご存知ですか?」
「はい、よく見ています」
「ありがとうございます、では、ここに立ってください」
見ればカメラがセットされていた。

お題は「あなたのピンチを教えて下さい。」

ではと、色々話しましょう、という事で、30分くらいも話したであろうか。
終わりに、「これは必ず放映されるとは限りません。もし、放映に至った時は連絡いたします」
という事で、帰りに記念のボールペンを頂いた。

病院ばかり通う
2023/01/17

私は昨年の腰椎圧迫骨折をやって以来、検査の結果、骨粗鬆症と診断された。
それで、サプリで直そうと試みるも、先生にそんなんじゃ治りませんよ、今度から注射です。
という事で、自宅でやる注射セットを処方されるに至った。
昨日はその注射をもらいに行った。
結構な高額である。

毎週、月・木と朝に注射をしている。

病院通いを減らそうと思いながら、通院がどんどん増えているのは、これいかに。

実に残念じゃ。

世の中...
2023/01/16

この世の中、良い事もあらば、悪い事もある。その逆も。

近くの知合いの喫茶店のこと。
コロナ蔓延で、新宿の街中にある喫煙所がすべて閉鎖になった。
さて、困った喫煙者たちが、喫茶店のドアを開け「ここは煙草吸えますか?」と、入って来た。
そして、旨そうにコーヒーとタバコを吸っていたのだ。
そんなお客様が開店直後から夕方5時くらいまで、ずっと続いたという。
開業以来の売り上げ記録が出た日もあったという。

悪い事の中にも必ず良い事もあるという事か。
世の中、裏もあれば、表もある。


何もかも終えてしまったんじゃ.......
2023/01/14

もうほとんど、何もかも終えてしまったんじゃないかと僕は思う。

先日の夕方、散歩で家を出で駅の方に向かったのだが、足は本屋に向かった。
文芸書というコーナーの辺りを見わたしていた時、こんな文章が目に飛び込んできた。
私が見たのは帯に書かれた文字であったのだが、買わなければという気になってぎゅっと掴むとレジに向かった。
それは吉田篤弘の「おるもすと」という本であった。

私がここのところ、時々おもうことと同じではないか?

急いでパン屋のポールに入って、本を開いた。もちろんコーヒーも注文した。
それは冒頭に出て来て
「もうほとんど、何もかも終えてしまったんじゃないかと僕は思う。間違っていたらごめんなさい」
という文章であった。
その後は、そのままカバンにしまった。
本は、まだ先を読んでいない。

時代劇で
2023/01/13

私はほぼ毎日、時代劇チャンネルばかり観ている。
その中で、鬼平など主人公が悪者にむかって、「この外道!」と叫ぶシーンが出てくる。
切られ役の役者も一日になんども見るのだが、外道というセリフもかなり頻繁に聞く。

私は一度、外道と呼ばれた事がある。

ヨーロッパに買付に行っていた時の事、関西で有名な某レコードの主人がつかつかとやって来て、「サンプル盤も買っているらしいな」と言うので、
「はい、喜んで買っています」と答えると、
「そんなもん、外道やないか!」と怒鳴りつけられたのである。

テレビで「外道」と聞くたびに、あの時のシーンが蘇る。

SONNY ROLLINS “TOUR DE FORCE”
2023/01/12

SONNY ROLLINS “TOUR DE FORCE” PRESTIGE 7126 (USA)

ややカントリー風のデザインで、コーティングも綺麗なニューヨーク・ラベルのこのアルバム。
ジャケットはなかなかの迫力だが、実は70年代,我が国のコレクターの間で原盤コレクションが広まって以来より不人気である。
あの有名なアルバムであるサキソフォン・コロサスなど既に数十万円を優に超えていると言うのに、この人気の落差は如何ともしがたいものがある。

そのサキコロを中心に置いて考えるに、1956年6月にサキコロを録音しその名を轟かせ絶好調のロリンズそのままであって欲しいと思うマニア心は勿論、同社社長の願いとも、やや裏腹な作品を出す。
社長のロリンズに対する扱いが悪いのかと勘繰ったりもするし、またロリンズの進歩が速すぎたのかもしれないと考えたりもする。

その直後の10月15日のプレイ・フォー・バード(7095)は、パーカーの音楽性に敬意を払いつつ、己の解釈を知らしめたのであるが、ちょっと曲の切れ目も良く分からないような、水準が高すぎて全部聴くと観客にはややキツイ感はある。
その後の12月7日の録音が当アルバム(7126)である。

それほど駄作なのか、もう一度しっかり聴いて見みよう。

この日の最も売れそうで、親しみのある一曲Sonny Boyはなぜか、他のアルバムで後の7207(Sonny Boy)として発売されるに至る。
さて、残った曲目であるが、1曲目のEE-AHは、ケニー・ドリュ-のピアノも綺麗で、ロリンズの巧みな演奏もありバリッとした好演奏に仕上がっていて、これはフアンも文句は無かろう。
2曲目はB.Quick、なるほど高速プレイである。 速いパッセージでも彼のリズムは正確無比で、しかも、マックス・ローチも相当前衛へと進んでおり、共に勉強したとも思える、前衛ジャズへの触手が伸びてきた事を示した音楽性である。ある意味ファンを置いてきぼりにするような冒険的でもある。
さて、B面になりTwo Different worlds冒頭のドリューのピアノがムーディーでほっとした途端、アール・コールマンのだみ声のボーカルが流れる。
よく聴けば、実にブルージーで、ムーディーで良いジャズであるし、ロリンズの歌伴として演ったソロも実に見事である。
次のB.swiftもまたB.Qiock同様の高速チューンである。
どうもこの日は、歌以外はすべてビバップの再来かつ更に進んだ前衛ジャズに的を絞ったらしい。
そもそもビバップが前衛音楽であったのだから、ロリンズの進んだ音楽性から行けば当然の成り行きであったのかもしれない。マックス・ローチの対応が特に光る。
最後の曲が My Ideal、冒頭はロリンズの見事なバラードが流れ安心していると、ムギューと絞り出すようなアール・コールマンの歌である。しかし、この歌は見事である。
ジャズファンに好きになって欲しい一曲である。

当作品は非常なるたくみさと、かなりハードな演奏で、そして、マニアに不人気な男性ボーカル2曲の男らしいボーカルという、バラエティに富んだ作品である。
いや、古さと新しさをギュっと詰め込んだ作品である。

兎に角この録音で不思議な事は、歌手のアール・コールマン(Earl Coleman)が2曲参加してことである。
特に、My Idealは同日、アールがリーダーとして録音されていて、ロリンズの作品に入れる予定はなかったのかも知れないのである。まあ、アールの作品はこのあと同社では発売されなかったのでもあるし。
もちろん彼の歌は実に味わいあるナイス・ジャズボーカルである。多くのジャズファンには全く無名な存在であるのだが、彼の初レコーディングはダイアル・レーベルでのパーカーとの演奏であって、彼はビバップからのモダンジャズ・ボーカリストなのである。その意味でも、今の我々には及びもつかない作品であった。

THAD JONES “MOTOR CITY SCENE”
2023/01/10

THAD JONES “MOTOR CITY SCENE” UNITED ARTISTS UAL 4025 (USA)

夜の高速道路のジャンクションのヘッドライトの線が見事なジャケット写真になっている。
正にモーターシティなのである。
この作品を作るために集められたメンバーはサド・ジョーンズ、ビリー・ッチェル、アル・レイ、トミー・フラナガン、ポール・チェンバース、エルビン・ジョーンズの6人いずれもデトロイト出身のエリートである。
何しろ、デトロイトの特産は聞かれれば、ジャズマンと答えてもあながち間違いではない。
一例を上げると、ミルト・ジャクソン、ワーデル・グレイ、ラッキー・トンプソン、ジミー・カーター、ジョー・ヘンダーソン、ユセフ・ラティーフ、チャールズ・マクファーソン、バリー・ハリス、ハンク・ジョーンズ、トミー・フラナガン、ローランド・ハンナ、ルイス・ヘイズ、勿論ジョーンズ兄弟はエルヴィンなど全員この地である。
とはいえ、ここも例に漏れず、優秀な人からニューヨークに出て行ってしまうのは致し方が無い所である。

さて、デロイトといえば、モータウン(Motown Records)が有名であって、多くのリズム・アンド・ブルースのレコードが世界に向けて発信され、大きな音楽の流行となった出発点でもあったのだが、その事に付いては、又の機会に譲るとして今日は、このモーターシティ・シーンの話。

デトロイトが、ニューオーリンズ発祥のジャズがミシシッピ川を遡って、メンフィス、セントルイス、シカゴ、と伝わって来てデトロイトにも来たのである。
面白いことに、ジャズがニューオーリンズで、その上流のメンフィスやセントルイスがブルースの本場であり、そのまた北のシカゴやデトロイトがジャズなのである。

ニューヨークなど他の都市のジャズと少し異なって、黒人の音楽が非常に色濃く残った点にあって、黒人色の強い音楽スタイルであった。
それが、結局現在のジャズにも大きく影響を与えたのではないだろうか。と私は思うのである。

戦後、デトロイトは景気の良い時も悪い時も数十年に渡り、ジャズを育んだ事は間違いない。
結果的にニューヨークに出て行ってしまった多くの有能なプレーヤーを忍んで、この作品は聴く事が出来る。
まあ、デトロイト同窓会でもある。
デトロイト・ジャズの話になってしまったが、当アルバムはサド・ジョーンズの曲も良く、音質も良好で実に出来の良い作品である。

ジャケットの裏書に興味深い事が書かれている。
第一次世界大戦のあと、フォードは多くの従業員を集めた。12,000人しか黒人が居なかった所に、数年で64,000人に増え上がった。同時に南部の白人と共にKKK団も連れてきた、と。
それでも当時、その後数十年もたってから人種差別から大事件も起こるとは想像だにしなかったに違いない。

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