HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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マグカップ
2025/05/08

主夫をやっていると、今まで気にならんかった色々な点が出て来る。

マグカップの内側の黄ばみ、シブと言うのか?
スポンジで洗っても擦っても落ちない。
スポンジの反対側のザラザラで擦っても、汚れは完全には落ちない。
「激落ち君」というのか、白い細かいスポンジのような四角いもの。
あれでかなり綺麗になる。

湯呑の内側も綺麗になる。

しかし、指が疲れる。
指の関節が痛くなる。
どうしたもんか.....

五月
2025/05/07

ゴールデン・ウイークも早終わり。
最近は鯉のぼりの景色も見なくなった。
庭が狭いのか、子供の数が減っているのか、興味が無くなったのか、男の子に元気な男らしを求めなくなったのか、どうでも良いが見ないのはちょっと寂しい。
我が家は、せめて5日の節句だから、花屋で菖蒲を買ってきて風呂にいれた。
それと、かつおを買って、新玉ねぎを薄切りにし沢山乗せ、ショウガにポン酢でいただいた。
高級なかつおで無くても結構イケル。


 そらまめと 新玉ねぎと 初がつを

 新玉ねぎ 薄切りを盛る 初がつを


HAROLD HARRIS “AT THE PLAYBOY CLUB”
2025/05/06

HAROLD HARRIS “AT THE PLAYBOY CLUB” JEEJAY 3036 (USA)

昔から「うさぎちゃん」のトリオと言われていた時期もあって、特に20年程前のピアノトリオ・ブームの時には結構、探された一枚。
トリオの面々と一緒にバニーガール美女が2人写っている。
ドラムの皮にはウサギの絵が書かれていて、プレイボーイ・クラブの雰囲気である。
プレイボーイは50年代ヒュー・ヘフナーによって創刊された男性向け娯楽雑誌であったが、高い社会思想とセクシー写真もちらつかせ人気が上がり、クラブなど多角経営で成功し、日本にも雑誌が存在する。
文化的にも多角化を推し進め、プレイボーイ・ジャズ・フェスティバルもあった。

当作品に関して、プレイボーイ本社がシカゴにあったので、クラブもシカゴにあり、その近くと言う事でレーベルもVEEJAYからリリースされたのであろうか。
シカゴが輝いていた頃の象徴とも言えるレコードである。

楽しそうな演奏者もバニーガールも、にこやかな表ジャケットをひっくり返して見ると、A−2にHefner just walked inという、ヘフナーの名前の付いた曲もある。どこまでもプレイボーイなのである。
演奏はノリが良く、クラブに足を踏み入れた雰囲気になっている。
A−1のPlayboy themeというのは、本当にプレイボーイ・クラブのテーマだったのかな。
A−3のWhen your lover has goneもしっかりした好プレイである。
B−4のタイトルはIn other wordがなかなかしっとりした好演奏、そういえばIn other wordsという曲はその後、タイトルが変更されFly me to the moonになり、シナトラの歌で大ヒットした。
このレコードを吹き込んだ当時はまだ、曲名が変更になっていなかったらしいね。

ジャケットだって、よく見ると面白い事が色々発見できる。
ジャズって本当にいいですね!

邦題 知りたくないの
2025/05/05

レコードの整理をしていたら、Les Paul(レス・ポール)のレコードが出て来て、ギターの神様だから思わず聴いて見た。ベスト盤だったけど、中に「I really don’t want to know」があって、相方のMary Fordが歌っていて、なかなかの風情。
女の心を優しく歌っている。
そう言えば、この歌は日本で原題そのままに「知りたくないの」で、菅原洋一が歌って大ヒットした。
何度テレビの歌謡ショーで見た事か。
なつかしいのー。

英語の歌詞
How many lips have kissed you, And set your soul ahlow,
How many, how many I wonder, But I really don’t want to know

日本語の歌はちょっと違っていて、こんな感じ。
「あなたの過去など 知りたくないの
済んでしまったことは
仕方ないじゃないの」

元々は男が歌う歌だったらしいのだが、女の人が歌う時は女の歌詞に代えて歌う事になる。
しかし、日本では通常あることだが、男が女の気持ちを歌い、女が男の歌を歌う、という事になる。
良く考えると気色悪いのだが、まあ、そういう社会だから、まあ良いか。

しかし、良い歌であった。菅良洋一もね

通販リストの更新
2025/05/04

通販リスト更新いたしました。
何卒よろしくお願い致します。

うの花の事
2025/05/02

本日は、朝から雨が降っただけでなく、道行く人の傘がおちょこになるほどの強風であった。
夜遅くに玄関に出て見たら、うの花のすでにほとんどの花が落ちていた。
そもそも短い花の命なのに、なんたる冷徹さ。

花に嵐とはよく言ったもの。

うの花
2025/05/01

一週間ほど前、家の玄関脇に、うの花(卯の花)を置いた。
鉢がちょっと大きく重いので、運ぶのに腰が痛くなった。

うの花は家内が大好きで、ずーっと以前に友人から株を分けてもらい、以後、ほぼ放ったらかしで、時々、水を上げる程度であったが、それでも徐々に成長し、3年前に大きな鉢に植え替えた。
春には可愛らしい白い花を房のように咲かせる。
冬は葉が落ち、枯れたように見える虚しい姿から蘇ったように見えると、春のありがたさが沁みる。
うの花は盛りが短くて、一週間も花が持たない哀れな花。

朝、水を上げていると、通る人から何の花と聞かれるので、小さな立札を置いた。
うの花と聞くと、ほとんどの人が「うの花の 匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて.....」の一節を口ずさむ。

うれしいかぎり。
5月の歌の一等賞かもしれない
子供の頃から、最後の所の「夏は来ぬ」という文句が好きだった。

 倍賞千恵子の夏は来ぬ
  https://www.youtube.com/watch?v=dCtbIYdIDeE

ハルズ開店満25年
2025/04/30

今日でハルズ開店25年経った。
よくやってきたものだと自分で感心する。

と、昼頃、行った青葉台のArata Coffeeでそんな話をしたら、誕生祝だとお祝いを頂いて驚いた。

開店当時は、月30万円の家賃を30日で割ると、一日当たり1万円となるので、一日も休まず、夜は10時まで営業して,稼ぐ時間を増やした。
毎日1万売れたら、ああ、家賃が払える!と思い、更に1万円売れると自分への給料が払える!、と計算して必死だった。
買付の海外出張に行く前日は夜2時頃まで店の準備をし、帰国日は直接店に帰り、商品を並べ、少しでもお金にしようと考えていた。

サラリーマン退職後53歳で始めた店だが、よく身体が持ったものだと思う。それでも苦しいなどと一度も思った事もなく、むしろ会社の人間関係が無くなっただけ、心身ともに楽になった思った。
もったいなくて休むなど考えられなかった。いくらでも働けた。
好きなレコードに触れていられて、毎日が日曜日だと思っていたからである。

65歳くらいになってようやくちょっと休むようになったが、その分仕入部長が頑張って海外買付を担ってくれた。
後継者がいたし、私は幸運だった。
これからどのくらい続けるだろうか、いや続けないと。
こんな楽しい仕事!


ps)
一夜明けた5月1日。
お客で、かつ仲良しから電話が来て「それにして良いお客様に恵まれたものである」と書かないといけないじゃないか?という話であった、
「そうだ、まずそれでしたね」と二人で笑いあった。
ホントである、お客に恵まれた事は言うまでもない。

天皇誕生日
2025/04/29

今日は、昭和天皇の誕生日で祭日なので家内を病院に送って行かなくても良い。
明治になってから明治天皇の誕生日からはじまって、昭和、平成、令和と来たのだが、これから先も何代も変わるたびに祭日が増えていると、膨大な祝祭日が生まれるなあ。まあいいか。
明治天皇が何かやっているので、おつきの人が何をなさっているのですかと尋ねると、
「目いじってんの」。
大正天皇がなにをお持ちですか、と尋ねると、
「鯛しょってんの」。
昭和天皇にディスコで何をなさっているのですか、と尋ねると、
「今、のってんの」
と言う、小話があるが、平成、令和、とどうしたものか?
考え付いた方はお教え願いたい。

天気も良いので、ちょっとだけ庭の草取りをした。
何しろ、シダ、スギナ、ドクダミが生えているので、本当なら根を掘り起こすとよいのだが、そこまでの元気もない。ムシって終わりにする。
それでも、草は膨大である。小一時間だけでも一応綺麗になる。
今日はここまで。

若草を 抜いて想うは 父母の顔

カートリッジのシェル
2025/04/28

仲良しとオーディオの話をしていて、「デンオンのDP−103というカートリッジはシェルによって、とても音色が変わる」という話をきいた。
私も、初心者の頃に103を使っていたのだが、あまり好印象が無くてシュアーのV15-TYPEVに変えてしまった。
私は一度もほかのシェルに変えなかったので、そんな経験も無かったのだが、彼はちょこちょこシェルを変えては音の変化を試していたのだ。
結果、面倒になって103を卒業したのだそうだ。

オーディオはちょっと使ったくらいで気に食わないと簡単に諦めてはいけない、という見本だったか。
私も色々オーディオの実験をして来た方だが、シェルの取り換えを頻繁にする方法も確かにある。

結局、色々変遷があって私はオルトフォン、それもかつてのデンマーク製を使って今に至る。落ち着いた音が好みなので。
彼はEMTのTSD15のグレイのスペシャル版を使用していて、一度借りた事があるが、EMTのそっけない音と思えぬ、艶のある見事な音であった。

オーディオは学習の結果。

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