HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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ROSEWELL RUDD “EVERYWHERE”
2019/10/16

ROSEWELL RUDD “EVERYWHERE” IMPULSE A-9126 (USA)

入荷したアルバムを眺めていたら、こんな良いのが見つかった。
なぜ良いのかというと、以前から日記のネタとして出てくるのを待っていたのだ。
それはジャズ漫画でお馴染みのラズエル細木さんの、ラズエルとはこのラズエル・ラッドから取ったという話があったから。たったそれだけ。
という事で終了、にしたいのだが、音楽を聴いていたら終われなくなってしまった。

まず、今回のはインパルスのプロモ・コピーで白いラベルに印刷した珍しいラベルであった。
しかも、モノラル盤である。
ちょっとコレクター心がソソられる。

さて、このアルバムを聴いていて感心したのは、フリージャズなのに最後まで飽きることなく両面を聴き通すことが出来る珍しい作品なのである。
なにしろ、音楽がいたって実直で真面目、人間の言葉で言えばわかりやすい言葉で語り掛ける。
それに耳を傾けたくなってしまう音楽である。

そうそう、なによりメンバーにジョゼッピ・ローガンが参加していることが、無茶苦茶嬉しい。
私はなぜか、ジョゼッピ・ローガンの名前を聞くと興奮してしまうのだ。

世の中に音楽をやっている方々は数いるが、有名な音楽家のコンサートでも、すぐに眠くなってしまったり、帰りたくなってしまったりする演奏には結構遭遇する。
かといって本当に寝てしまったり、帰ってしまうのは失礼だから、結局面倒になりライブを聴きに行かなくなった。
勝手に演っていろと言いたくなる演奏は結構では無くかなり多い。
音楽は上手いだけではダメなのだ。
語り掛ける何かがないと。

そういう意味でも、こういうのを良いアルバムというのであろう。

ラグビーで思い出した事。
2019/10/15

昔、旅行会社にいた時、ニュージーランドのお土産屋さんの営業が来るというので、アポイントを取りに来た、そうしたらみんな面倒だからと逃げてしまって、私が対応する事になった。
さて、2日後、来られた方はガッチリしたお相撲さんの固太りのような大男、名前はシーン・フィッツパトリックというラグビーのスターだった。

私は会議室の中で彼とたった2人でラグビーの話やら、オフとの時の仕事など色々聞いた。
もちろん お土産屋さんの営業の話も聞いたのだが。
後日、日本人の営業の人の話。
「某会社に行ったときは、社員の多くが会いたいと押しかけて話どころでは無かった。それなのに御社は池田さんただ一人で驚いていたよ」との事であった。
良いだか悪いだか....

あの時の情景を今でも、ふと思い出す。
その話をしても今はだれも反応がないのが、ちょっと残念。

通販リスト更新
2019/10/15

通販リスト更新しました。

ラグビー熱
2019/10/14

日本のラグビーチームが好調である。
普段ラグビー等見ないオバサンなど、にわかファンが増えたそうだ。

にわかフアンの事を英語でbandwagon(バンドワゴン)と言うのだと家内が言っている。
バンドワゴンというのは音楽隊を乗せた車で、そういうクルマの空いているスペースにちゃっかり座ってしまう人の事をいうのだそうだ。
流行に乗る、強い派閥に乗り換える、などに使うらしい。

なるほどなという感じである。

台風19号
2019/10/13

昨日は雨の中、庭の植木鉢だの掃除用具だのをせっせと家の中に仕舞って、早めに食事を取り、シャワーも浴び、台風に備える。
やがて、夕方からゴーゴーと天で風が唸っている。

分かっているのかどうか、猫がいつものようにしきりに、外に散歩に出たいと言うので、叱りつける。

夜9時半過ぎ、急に風音がやみ静かになる。
町田を通過しているとニュースで言っている、町田ならほぼ青葉区も含まれる、きっと台風の目に入ったのだ、などとしゃべっていたのだが、結局そのままになった。

しかし、その後のニュースで長野市で堤防決壊という話を聞いて狐につままれたような気持になる。
東京の台風でなぜあんなに遠くの長野市で堤防決壊?

まあ、台風が大きかったという事である。



台風19号
2019/10/12

ちょっと前に台風が来たばかりである。
それなのに台風がまた来るという。
こういっては何だが、東京という所は台風がほとんど来ない、本当に良い場所だといつも言っている。
しかし、ここの所なんだか台風が当たり前にくるような場所になってしまったのか?
訊けば、海水の温度が熱帯地方と同じらしい。
これでは台風襲来は免れまい。

で、昨日もDIYセンターに買い物に行った。
まず、窓ガラスの飛散防止フィルム。
売り場のオバさんの話によると、3日前には全て売り切れだと。
それでふと客が群がっている売り場を見れば暖房用ビニールシートを漁っている。私も吊られて二巻き購入。
家に帰って、窓に貼ったのだが、効果のほどは殆どないらしい。
養生テープの方がマシのようだ。

ガソリンスタンドもなぜかENEOSだけ行列。
不思議である。



NATHAN DAVIS “NO EXIT”
2019/10/11

CENTRAL STATE UNIVERSITY JAZZ QUARTET and NATHAN DAVIS “NO EXIT” CENTRAL STATE UNIVERSITY 508049X (USA)

アメリカでよく見られる所の大学で作られたジャズ・アルバムである。
所が何とナイザン・デイビスが参加している。
これは聴かなければなるまい。

今日、レコード試聴で、Indiana Universityの有名なアルバムModern Music(Fantasy 3-214)がを聴いていた。
以前からマニアにも人気の高いアルバムで、内容が上品でスイングの上手い演奏だなあと感心していた。
そうしたら次に、偶然、Central State Universityのレコードが出て来たので、こっちはどうかな? と、つい続けて聴いてしまったのだ。

そうしたら、このレコードの出来の良さにも痺れてしまった。
両者の内容は別物なので、どっちがいいの悪いのという話ではない。

で、そもそも、ここセントラル・ステイト大学は黒人教育を主たる目的にした大学らしく、ジャズにも相当目を掛けてくれているようだ。
このレコードの中でもでプレイしていた生徒も今もミュージシャンになっている人も多い。
通常は学生時代の活躍とて、卒業後もとなるとなかなかそうは行かないものである。しかしそういう意味においても本物を育てようとしているのであろう、ここの大学は立派である。

それで内容、A面はクアルテットとネイザン・デイビスの演奏で,B面はエスニック・アンサンブルで6−7人のバンドである。
A面もいいなあと思っていたのだが、さらにB面の演奏のカッコ良いこと。ジャズとして、またクラブ・ミュージックとして、大変にノリが良くて私は驚いた。
こんなレコードもあるもんだなあ。
いや、感心した。

(写真はシュリンクが光ってしまって、少し見にくい、悪しからず)

北欧のレコード盤の変質
2019/10/03

以前にも書いた話でもあるが、重大な件でもあるので、書くことにした。
スエーデン等北欧で作られたレコード盤の変質の話。
今日、昔からの写真趣味の人と話をしていた所、話がネガの変質の事になって、お互い、それって酸っぱい匂いがしませんか?という事で、妙な一致をみた。

北欧のレコードが長年保管していたにも関わらずアバタのようになったり、収縮を起こしたりし、酢酸臭がし使用できなくなる状態である。
一方、写真のネガの方は、ある日保存してあったネガ(フィルム)が丸まってしまい、ちょうど葉巻のように。
しかも酸っぱい匂いがする。
写真屋に訊くと、「ビネガー・シンドローム」といってネガが変質して、それはもう使い物にならなくなってしまうのだそうだ。

ビネガーシンドロームという単語が分かればいくらでも例が挙げられて、ネットにもこれでもかと書かれている。
それを抜粋して整理してみると「ビネガーシンドローム」とは、長期間保管特に密閉されていたフィルムの、素材セルローストリアセテートが湿気及び熱により化学変化を起し、酢酸化する現象である。
最近ではPCの液晶部分が溶解した状態になり酢酸臭を発生すると。

結局フィルムは安定性を失い、画像を焼き付けている乳化剤も化学変化を起し、収縮、溶融と変形するということであり、それがちょっと前の日本においては写真愛好家の間で被害が広がったという。
そのようなフィルムは、現像は不可能で復活はできない。

とすると、気温が低く湿度の低い北欧においては問題になる事が無かったものと思われるが、それが高温多湿の日本において、あっという間にレコードに症状が現れて仕舞ったのである。

1950年以降にフィルムベース材として用いられた「セルローストリアセテート」であるが、この物質は
24℃・湿度50%の環境なら約30年、
30℃・50%の環境では約15年
35℃・70%では6、7年で起こる。
というデータがあったのだ。
レコードがそのままのデータ通りになるかどうかは不明であるが、ここのところ数年の暑さは異常で、それが大きな原因かとも思われ、また、レコードの保管の場合は、密閉度がぐっと高くなるので、更に悪さが加速されるものと予測される。

従って、この温暖化が叫ばれる中、レコードの管理は、室内の温度や湿度が上がらないよう工夫していただきたい。
結局は、本やレコードなどの保管の注意と同様、昔から言われている通りの保管をすることに尽きる。
また時々空気にさらすことが肝要である。

本の事「ジョージ・ルイス」
2019/9/30

本「ジョージ・ルイス/Call him George」小中セツ子訳 出版Soliton Corporation

自分ではジャズの本は沢山読んだと思っているが、これほど感激した本は初めてであった。
ネットでジョージ・ルイスの事を見ていた時、偶然にこの本を見つけ、矢も楯も堪らず連絡先と思わしい所にメールしたのだ。
するとすぐ返事が来て、こちらの本はまだ在庫があるというので、送って頂いたのだ。
急いで読み出してみたのだが、感激の連続であった。
読んでいる時には出来るだけ、ジョージ・ルイスのレコードを掛けるようにした。
その方が、よけいに人間性が伝わると思ったからであり、またジョージ・ルイスは音楽を通して人に語り掛ける人だと思ったのである。
「今日はみんなに語りたい事がある」と。

ジョージ・ルイスの波乱に満ちた人生、命を引換えにした音楽、頑固な痩せた小さな男のジャズの物語。
本の最後の方に、日本への演奏旅行の事も出て来て、誇らしい気持ちになった。
小中さんという方の翻訳もジョージ・ルイスを愛している事が伝わり、また文中から情景が浮かぶようで、とても楽しく、読み物としても大変面白い。

モダンジャズ以降に聴き始めた私にとって、かつてのニューオリンズ・ジャズは殆ど鑑賞の対象となってはいない。
しかし、こうして聴き、読んでみれば、ジャズを作った人々の人生の代表としてジョージ・ルイスを通して知ることが出来る。

読んでいてこんな箇所が....
「産まれてこの方、あんなクラリネットは見たことがありません。輪ゴムと針金でぎりぎり巻きになっていました。そんなクラリネットで演奏する人がいるとは信じられませんでした。ジョージは天使の如く演奏しました。オンボロのクラリネットから流れるあまりに美しい音に私は思わず....」

ジョージ・ルイスの燃え盛るような、ふわっと天に上がるようなサウンドには、心が奪われる。
良いなあ。

郵便局で
2019/09/29

数日前から、家内宛ての書留郵便物の不在票がそのままになっていて保管期日を迎えてしまうので、深夜、彼女をクルマに乗せて本局へ行った。
日本は24時間、郵便局が利用できるので有難い。

局の窓口で、不在票と共に印鑑も差し出した。
そうしたら、局員「生年月日を言って下さい」
家内が答える。
更に「星座は?」
家内「正座は苦手で椅子です」



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