HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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LARS LYSTEDT “JAZZ UNDER THE MIDNIGHT SUN”
2017/04/15

LARS LYSTEDT “JAZZ UNDER THE MIDNIGHT SUN” SWE DEISC SWELP-10 (Sweden)

さて、最近すっかり入荷も途絶えたスエーデン・ジャズの代表作。
特にクラブジャズ名曲として人気が先行し、ジャズのマニアというよりDJ達が狂喜した作品でもある所が面白い。ジャズのマニア達の口に入る前に、ジャズの意味も解らぬ俄かDJ達が食いつき、世の中を大騒ぎさせた一枚なのだ。
ちょうど私が店を始めた頃の事、現地のディーラーに「どうだ」と自慢され、日本の誰それはいくらだが、お前は幾ら払うのかと、天秤に掛けられたものだ。私も最盛期には500ドルも支払った事があって、当然この再発のINTER DISC盤でさえ結構な値で取引されたのである。
しかし、7・8年前からは現地でも突然品薄になり全く見なくなったと同時に価格も落ち着き平静を取り戻した。
もはや心身ともに踊らされる事無く、落着いて聴けば なるほどと思える立派な作品で、冷静かつ芸術的。
一体どこがクラブブームで騒いだのかと不思議に思えるほど見事な音楽の展開と、淡々として音楽物語が進む様を楽しむことができる稀有な音楽なのである。クールで少しホットな高度な音楽水準の傑作である。
むしろ初心者が聴いても面白くなかろうと思われる作品なのだが、たった一つ最後のTHE RUNNERという曲がイケなかった。いやクラブ・シーンにおいても出来が良すぎた。
そこだけが独り歩きをし、最高のフロア映えのする曲として紹介されてのだった。
確かに間違いない!

ところでこの作品、ジャケットを見るのがまた楽しい。
表側は単なる夕日の写真のようであるが、実は白夜の沈まぬ太陽の写真である。
裏にひっくり返すと、連続写真があって、太陽が沈まぬまま、又上がって行きそうなところを捉えている。
この写真に取られたのはLake Torne Trask(トーレ湖)という、オーロラや最近アイス・ホテルで有名になったKIruna(キルナ)という北極圏の町で、ここから更に北西の湖である。
ところで、キルナという町は良質のスエーデン鋼の生産地で、スエーデンの自動車が優秀と言われた原点でもある。子供のころ社会の時間で、鉄鉱石の有数な産地として習ったなあ。モトエ。
彼等のメンバーはBERNDT EGERBLADH(エゲルブラダ)という優秀なピアニストもおり、この作品の殆どもオリジナルである。
彼等は60年初頭からスエーデン北部の街UMEAジャズ・フェスティバルで名を挙げてきたのだが、この作品の一曲目のBOTHNIAはウメアより東側の海の名称でもあり冷たい水を湛えた良い雰囲気の場所でもある。

こうして眺めていると、私はスエーデンの地理的特徴までをも聴かせ・見せてくれるこの作品に対し、何となく親しみを持って仕舞うのである。

ヨーロッパのやや暗さがある、理性的でちょっと引いた、斜に構えたような、あるいは陰から観察するような音楽は、ジャズとしてアメリカの物とは異なっていて、しかも、音が高音に伸びてすっきりした所がとても面白い。

しかし、実に出来の良い作品で、お持ちでない方々には是非聴いて頂きたいと切に願う。



Sさんに言われたので、ひさしぶり猫ネタではなく、レコードネタにした。
どうだ持っているかな?

今朝
2017/04/14

今朝はまったくの春の温かさ。
猫君は、例の場所で見物。
強い雨にもめげず残っている桜でもながめているのだろうか。
可愛いなあ。

そうしたら、今日はSさんに猫のことばかり書くんじゃない、と言われてしまった。
まあ、そうだろうなあ。

ファミレスのロイヤルホスト
2017/04/13

夜、東新宿のロイヤルホストに行った。
なにしろ好物のデザート、ヨーグルトジャーマニーも食べたいし。
それで、入ったらなんと、店内はパーティーのよう。
立上って話をする人、あちこち歩きまわる人、大声で遠くの人に話しかけている人、挨拶を交わしてちょろちょろ動き回る人。
でも、貸切でもなく、ちゃんと席に案内された。

店員さんにちょっとなんとかならんのか?というと、横柄な客に座って下さい、静かにして下さいと注意をするものの、彼等は一向に耳を貸さず、全く改善は見られなかった。
11時半の過ぎた頃、大騒ぎのまま、徐々に帰っていったが、なんとも気分の悪い店内であった。

どうもネットワークビジネスの若者たちで、スーツは着ているのだが、どうも金に目がくらんだ小学生と言った風情。
働いて稼げない人間はだめだな。

もう行くもんかと、普段は仏の池田?と言われるほどの温厚なオジサンも非常に怒った。

浅田真央の引退会見
2017/04/12

仕入部長が帰国、それで打合せをしながら一緒にそば屋に行ったところ、スケートの浅田真央の引退会見がちょうど始まった。CMの度にママさんがあちこちチャンネルを変えてくれ、切れる事無く見られた。
あんなに若かったのに、綺麗になったなあと思いながら見た。
しっかりして芯の強さが伺える、それだけに彼女が言葉に詰まり涙ぐむと、なんだかこちらもグッときてしまう。

思えば彼女こそ、日本におけるスポーツ選手のなかで、国民の人気が何年にも渡って文句なくナンバーワンであるにもかかわらず、マスコミにおける酷い仕打ちの数々は実に印象的であった。
例えば、彼女をスタジオに呼んでおいて、なんと出て来たのが、彼女が転んだときの等身大のパネル。
いやこれにはオジサン驚いた。足を引っ張るために仕組んだ番組かと。
フジテレビ「とくダネ!」では小倉も「キム選手のほうが、実力が上」と嬉しそうに語った。
TBSの日曜の張本に至っては、視聴者に向かって「私はキムヨナを応援していますから」。
こういうのが大小合わせて幾度となく、繰り返された。
一体日本のテレビ会社というものは韓国の為の物だという事が、はっきりしてしまった瞬間でもあった。
ネット右翼が出来たのもこういう事が原因でもある。
さらに、突如作られたオリンピック年齢制限で絶頂期にオリンピックに出場できない事態もあった。
更に母親の死。

そんな中にあって、彼女はイジワルなマスコミにも優等生な受け答えをして常に平常心を見せた。
そんな姿がいじらしく写るだけに、却って日本中の解っているファンの心を掴んだのだと思う。

しばらく休養し、選考会に絞って出て、それでオリンピック出場かと思っていたのに、残念であった。
しかし、本当の人生はここから。
人生のプロになって頑張らないといけない。

昨日の日記で...
2017/04/11

途中で書きたかった事が本当はあったのだが、頭の中から消えてしまった。
実は、話の中で出て来た、女は怖いと言う話。

浮気で女房が知らないと思っていたら、実は浮気したその日から何でも分かってしまっていたらしい。
それでも女房は知らんふりをしていたらしい。
女は怖いと言う事になった。

それだけではない、使ったお金の行方もちゃんと把握されているらしい。
カードの利用明細が自宅に届くようになっている人は、注意して頂きたい。
自分の小遣いだからと安心するなかれ、気に食わない買い物などしようものなら、後で何かの折にその点を指摘され、ぐうの根も出なくなるのだ。

従って、廃盤レコード等を買っている方は、注意されたい。
明細など上手くしっかりと中を見られているから。

当店でも、カード明細を見られ、ハルズレコードを突き止められ、ついに換金させられた方も3名ほどおられる。

女は怖い。

昨夜は
2017/04/10

昨夜は以前の車仲間が集まった。
名古屋にいる一人が、用があって上京するというので、関東一円にいる友人に声を掛けたのだ。
集まったのは、6年ぶりだという。
わたしもその時の12時間耐久レース以来、走るのを止めたので、そんなに経ったのかと感慨深い物があった。
年を取ったはず。

最近まで、そのレースでは私が最年長記録だったようだが、最近70歳で走った親父がいたという。
だからお前も頑張れと言われたのだが、無理というもの。
真夏の耐久レースなど、長袖のレーシングウエアにハイカットのシュ−ズ、手袋、フェイスマスクにヘルメット、勿論エンジン出力を考えエアコンなど無いし、車内の温度が一体何度になるかと考えると、ジジイには自殺行為である。

友人の一人は毎月奥さんからドリフト手当と書かれた封筒を受け取り、それでモータースポーツをやっているという。
愛読書が雑誌「ドリフト天国」で、先月号に載ったとか喜んでいる。
他の友人はどんな本でもよいが、ドリ天だけは止めてと奥様に懇願されている程の低俗書だと思われている雑誌である。

人生色々。
私も最早これまで。

納豆そば
2017/04/09

フランスの姉から電話が来る。
遠くにいるフランスの姉から電話が掛かって来ると、私は何かあったのかと不安に駆られつい、不愛想になる。
そうしたら何の事はなくて、「あんたの日記に納豆蕎麦を食べたとあるが、それは一体なにか?」という内容であった。
ちょっとガクッときたが、思えば40年も前に日本を離れた姉夫婦。
かつては、そば屋に納豆蕎麦なんて無かった時代に、フランスに渡ってしまったのであるから、その後の日本食の堕落など知らなかったのであろう。

納豆蕎麦などという世間の下々の食事など知らなくとも良かったが、姉の話によると「最近旦那がそば打ちを始めてメキメキ腕を上げた、それで納豆蕎麦なるものに興味が引かれた」という事であった。

それで、姉の為にレシピを書いておく。
社内通達のようになってしまったが、お許しを頂く。

近所のそば屋の納豆蕎麦は、冷たい蕎麦に、納豆1パック、カイワレ大根一つまみ、大根おろし、細く切った海苔、わさびを小さじ1、そこにつけ汁をぶっかけ。
混ぜて食す。

その他、納豆に、同様なネバネバ食材でオクラ、等でもイケる。
またキウリ、ネギ、鰹節、などでもイケる。
但し、必ず大根おろしと海苔は、必要な物である。

関西方面ではまず食べる事は無いかも知れないが、昨今の納豆は臭みも無くなっているので、食べやすくなった。
また納豆は叩いて乗せれば、更に食べやすく、なかなか美味である。
なかなかの庶民の食べ物である。

ついでに、一度納豆ダイエットで懲りたはずなのに、またテレビで納豆健康法が伝えられている。
しかし、どんな良い物でも人間、毎日食べるものでは無い。
納豆などは大豆タンパクなので、アレルギーの元でもある。身体が痒くなったりするので、注意した方がよい。
雑食性の人間は、色々な物を順番に食べるのが一番である。
テレビに騙されてはならない。

潔癖さ
2017/04/08

この間から、テレビがずーっと引っ張っている、森友学園問題。
これで安倍首相の息の根を止めたい民進党と共闘でも組んだのかしらん。
国会等も政治の場でもなく、政局だけになって来たなあ。
だからまともな国民からは議員の数を半分にしろと言われるんだな。私もそれが良いと思う。

ところで、政治家は先進国に行くほど、潔癖さが求められる。
金銭・女性問題と日本も潔癖さに関しては相当厳しくなってきた。
政治も安定してくると、実際大きな問題がなくなり、成長戦略から管理に社会が移行する、上に立つ人間も変われば、その下の人間も管理に適した人が重宝される。 会社でもそうである。

それで、しばらく前のことだがスエーデンで知合いに聞いた話。
ある有能な議員だったか大臣だったかが、公的なカードと自分用のカードを間違って、洗剤だったか何かを買ってしまい、それみた事かと市民オンブズマンが騒ぎ、議員本人が面倒だからとあっさり辞職してしまった。
それで、国民の中から、有能な議員をこんなつまらない金額で葬ってしまって良いのか?
潔癖とは一体なにかという疑問が出たという話を聞いた事がある。

本当かどうかちょっとネットを調べてみよう。
と探していたら、こんな新しい情報があった。面白そうなので書いてみよう。
スエーデンの教育関連のある女性の大臣。
コペンハーゲンで食事をし、赤ワインとシャンペンを一杯ずつのんだ。それで自分で車を運転しマルメに入った。
説明するとコペンとマルメは狭い海峡を挟んで橋で簡単に行き来ができるので、国境を越えて通勤をする人もいる。
マルメに入ったところで警察が飲酒運転チェックを実施しており検査に引っかかり、血中アルコール濃度0.2‰(パーミル)が検出された。
デンマークでは飲酒運転の基準は0.5‰だが、スウェーデンでは0.2‰と厳しい。
本人は4時間経っていて体内からアルコールも減り運転に問題ないと判断した。
しかし「人生で最大の過ち」だったと記者会見の中で述べ、あっさり辞職。

他人事ながら、なんだか下らない話になって来た。
先進国になると、もう やる事がないんだな。
警察も自分の手柄を立てたいし、国も国民も規則、規則のつまらない社会になるなあ。
明日の日本の姿でもある。
国民も大した税金を払っている訳でもないのに、口煩いんだな

通販の仕事
2017/04/07

通販のための入力作業なら、オーダーの受けやら、発送やら、店の仕事やらでてんてこ舞。
他に頭が行かなかった。
頭が悪いから、一つの事があるとそれで、終わってしまうんだな。

でも、まあ頑張ったという事で。

夜中の猫
2017/04/06

夜中、雨が小降りになった時に、車の下から猫が出て来た。
可愛いと思い写真を撮った所、エライ勢いで、猫の目が反射して光った。

写真を見たら、こんな感じになっていた。
だめだ、こりゃ。
悪い見本ということで.......



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