| HAL'S DIARY
 オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
 きまぐれに更新しています。
 
 
     | | JAN HUYDTS “TRIO CONCEPTION” |  | 2025/10/29
 
JAN HUYDTS “TRIO CONCEPTION” PHILIPS P.48084L (Holland)Mono Original
 
 入荷したレコードの値段を付けていて、こんな盤が出てきて、久しぶりだと考え深いものがあった。
 コロナ渦以前はよくヨーロッパにも出掛けたので、あちらのコレクターからも時々入手の機会もあったが、最近はヨーロッパ盤の良いものが入りにくい。
 
 値段を付けるために試聴をしたのだが、あまりの出来の良さに、そのまま手を休め、お茶を入れて聴き入ってしまったのであった。
 まず最初は、音の良さ、バリっとしてメリハリがあって、高音質な音でまず一本取られた。
 私もジャズレコード・マニアではあるが、一方でオーディオ・マニアでもあるから。
 63年、数少ない彼の代表的一枚である
 
 一曲目の「枯葉」。
 ピアノのヤン・ハイツはきっと原曲のシャンソンの何人もの歌手の歌を聴いていたのだろうな、としみじみ思ってしまった。
 最近はシャンソンの枯葉の風情までなかなか出てくる演奏はないから。
 それでいながら、彼の演奏は斬新な方向へ、違和感なく観客を持って行く。
 
 演奏曲はスタンダードが多く、出だしは気持ちが集中してよい。
 そこから彼の音楽に引っ張り込まれるという寸法だ、実に構成も上手い。
 B面になってIt could happen to youだと思ったら、ライナーに It could write a bookになっていて驚いてしまった。記載があるからそうなんだろう。しかし、私はどっちの曲かはっきりしないうちに終わってしまった。
 まあ、いいか。曲目は大した問題ではない。
 演奏が大事だから。
 
 それと、ベースのPeter Trunkの演奏が素晴らしい。音も太くてこれぞジャズと言える、良い感じであった。
 それから、裏にドラムのJoe Nayのサインがある。65年という字と「楽しんでください」「心を込めて」と書かれていた。自分に頂いたわけではないが、なぜか嬉しい。
 
 しかし、久々に良い作品を聴いた。幸せだ。
 
 
  
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 | | アッキーナの写真 |  | 2025/10/28
 
店の棚を整理していたら、出てきた。
 雑誌、JAZZ JAPAN の表紙。
 モデルはアッキーナ
 
 何年前のことだったか、当店で雑誌の撮影をしたいというので、面倒だなと思っていたのだが、モデルがアッキーナと聞き、もう、われら親子二人で大掃除、隣の事務所も着替えに使えるように、何度も掃除機をかけて、迷惑が掛からないように、きれいにして待ったのである。
 
 アッキーナは本当に可愛いくて、壊れそうに細くて、もうフアンになってしまったのであった。
 あの頃、アッキーナは、今の高市首相のように、働いて、働いて、働いて、頑張っていたんだなあ。
 今はどうしているのか?
 
   
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 | | 通販リスト |  | 2025/10/26
 
通販リスト更新いたします  
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 | | テレビからラジオ |  | 2025/10/24
 
家内は、骨折して療養生活になってから、日曜日の朝はラジオに親しんでおり、まずイルカの「ミュージック・ハーモニー」、薬師丸ひろ子のDJ、次に三宅裕司の「サンデー・ヒットパラダイス」と来て、途中からTBSラジオに鞍替えして、安住紳一郎の「日曜天国」と続く。それもスマホからJBLの小さなスピーカーに、音を飛ばして、朝食時も聴き入っている。
 テレビは不要かもしれない。
 
   
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 | | JAZZの語源 |  | 2025/10/20
 
1800年代後半から、アメリカ南部の黒人が使っていた性行為などの性的意味jass。興奮するリズムを意味するスラングがjazzであり、1910年代ニューオーリンズの売春街などで使われた単語である
 1916年にシカゴの「Stein's Dixieland Jass Band」がバンドの名前にした事で、jassが広がり、彼らは後に「original dixieland jazz band」とした。
 この頃からジャズは音楽の一ジャンルとなったのである。
 
 更にジャズの誕生には、「jasm」という説がある。
 1800年代後半から黒人たちの間で活力とか性的な意味で使われていたと。
 またフランス語から、「jaser」という説で、フランスのしゃべるとか元気になる意味。
 語源は諸説あるが、世俗な社会で生まれた事など記録もあるまい。今後の研究に期待するのみ。
 いずれにせよ、売春宿と猥褻なくして生まれ得なかった単語である。
 油井先生の話で、その界隈で、もう終わりだよ「jazz it up」と叫んだりもしたのが、そのまま、バンドの名前に取り込んだらしい。
 Jazz it upはよく考えると「Get it up」となる、はい、もうお分かりですね。
 マイルスの傑作「Get up with it」に繋がる!
 これはマイルスがかつてのジャズの誕生に尊敬の念を込め、かつ勃起せよ!と観客にカツ!を入れたのではないか、と私は想像するのである。
 
 
   
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 | | ツィッギー |  | 2025/10/18
 
今となっては、ツイッギーと言われても、数少ない人のみ知る、というところか。パソコンを開けたら、50年以上前の今日ツイッギーが来日と出てきて、今更、何を言うのか、とびっくりした。
 
 ツイッギーは1960年代、ブームとなったイギリスモデルで、168センチくらいで40キロちょっというやせ型であって、ミニスカート姿が雑誌などに取り上げられ、あっという間に世界の流行になった。
 当時、私は週刊誌平凡パンチで知った。
 
 1968年来日。前年のビートルズに倣ったかヒルトンホテルに泊まった。
 それで、テレビに出たり、ファッションショーをやったりして帰国したが、本人は至って普通の女の子で何も面白いことはなかったし、心に残る発言もなかった。
 失望しか残らないつまらない来日だった。
 
 だが、そのミニスカーの流行たるや、猛烈な勢いで成長し、すべてミニスカートになり、高校生の制服の膝上スカートの権利主張はますます盛んになった。
 洋服屋さんには、若者のスカートはミニ以外は売ってないという状況になった。
 その若者の膝上スカートを批判していた、中年おばさんのスカートも、ついに膝上になったのである。
 すごい社会のファッション革命であった。
 思えば、私の妻も若いころは、太い足を思いっ切り出していたのである。
 
 不思議なブームであった。
 思えば60年代か70年代の初めは面白かったねー。
 
 何しろ私が70年就職、72年結婚だから。面白くないはずはないんだけどね。
 
 64年 東京オリンピック(清いスポーツの祭典)
 65年 ベンチャーズ来日(グループサウンズ流行、エレキブーム)
 66年 ビートルズ 来日
 67年 ツイッギー
 71年 マクドナルド 日本出店
 という社会情勢と音楽情勢であった。
 
 
 
 
   
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 | | 新入荷リスト |  | 2025/10/16
 
ホームページの通販リストを更新しています。よろしくお願い致します。
   
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 | | 迷惑メール |  | 2025/10/13
 
今朝の迷惑メール、72件。なかなかのものである。
 
 各カード会社を名乗ったもの、各宅配業者を名乗ったもの、各金融関係先、航空会社、JR、通販業者、H写真のお勧め、等々、毎日送られてくる。
 末端にcnと付いているものがたくさんあったが、最近はCNがつかないものが増えた。うまく消しているのだろう。
 
 どうしようもない。
 アドレスを変えればよいのだろうが、どうしたものか。
 プロバーダーは何とかできないのか?
 送信元もね、仕事とはいえ、いかがなものか
 
 しかし、これが全部ウチへの注文だったらいいのにね
   
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 | | 秋 |  | 2025/10/12
 
昨日から急に涼しくなった。薄着だったので、慌ててユニクロに下着を買いに行った。
 
 寒さが急にくるんだね。最近。
 
 
   
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 | | 新入荷リスト |  | 2025/10/06
 
十月六日(月)、本日、新入荷リスト更新致しました。よろしくお願い致します。
   
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