コロナ蔓延防止 | - 2021/04/12
- 東京都では、ついこの間自主規制が解けたばかりなのに、早くも今日からは自主規制ではなく、蔓延防止措置の発令。
「8時からは飲食店にみだりに出入りしないこと」と決められた事など厳しさが増した。 コロナ感染を巡っては、ネットでは、罹っても若者は大した事はない、死ぬのは老人だけ、いちいち気にするなと言った書き込みが多々見られる。 そんな書き込みを鵜呑みにした若者たちが、昨日までここ新宿では歌舞伎町ではないのだが、9時ちょっと前だが飲食店店内にひしめいていて、10分前になのに、入って行って二人だけどなどと店員に頼んでいるのだから、見ている私が驚いた。 あの店、この店いったいコロナが収束したのかと思われるような事態。 店の外でも、18時以降閉鎖された公園の外側で飲み会が始まっている。 コロナ規制疲れが出たのであろうか、確かに我慢我慢が続き元気な若者にはまことに気の毒ではある。 だけれど、私が調べてみた結果、歴史的にパンデミックの収束には3年を要する事は間違いなく、しかも、第三波まで押し寄せるのだそうだ。 という事は、まだまだ続く。
歴史的にみてパンデミックは何度もやって来ている。 SARS,MERS、インフルエンザ、香港風邪、スペイン風邪、と近代の中でも定期的にあって、いつか必ず新たなウイルスが覇権を競って攻撃してくる。 我が国の政府も分かっていたのであろうが、SARS,MERSの際にほとんど影響を受けなかったので、軽く見ていたのであろう。
またはイギリス式に放っておけばそのうちに集団免疫を獲得すると楽観視をしていた節もある。何しろあのイギリスがそれで大失敗したのだから。 幸いにイギリスは底力を見せ早急にワクチンを作り出し打ちまくって小康状態を保っている、薬害の有無は別にして、我が国は できれば弱い体質の日本人用のワクチンが望ましいが、いまだその先も見えない、開発が大手任せで、専門家の研究者の力をアメリカのように名指しで引き抜くという事も無いらしい。 だが、急ぎ開発に成功して欲しいものだ。
ウイルス感染は、かならず何十年に一度やってくる、その対策は政府の腕の見せ所、今回のコロナ台湾が成功したのだが、中国べったりの日本政府はお金に目が眩んだのか、入国をだらだらと許しこの様である。安部政権もだらしなかったが、菅政権もGOTOキャンペーンなど経済を優先したのであるから、政府としては問題がある人物を総理にしたものである。 今度はオリンピック開催が決められているのも大きな不安でもある。
今の政府の仕事はお金の心配だけしているようだが、政府は国土、国民を守る事、何十年ごと或るいは何時かやってくる災害から守ることもでもある。 津波、地震、火山、台風、パンデミック、これらの対策のどれが欠けてもいけない。 民主党時代の蓮舫のように、いつ役に立つか分からぬ堤防を作るより社会保障と言って人気取りをして国民が喜んでいたら、津波が来てしまったのである。天はそういう天災を舐めた者を許さない。
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