HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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フランスの義兄
2019/08/08

今日は今頃フランスに住んでいる義兄の葬儀をやっているはずである。
急な事でもあり私のパスポートも切れ、また体調不良の事もあり、参列出来なかった。
こんな時に姉の傍にいてやりたかったが申し訳ない気持ちでいっぱいである、実に残念である。

姉夫婦は昭和43年前後、夫婦してフランスに渡りそのまま生活の場も移し今に至る。
その間、実に裸一貫、誰の助けも請わず夫婦だけで乗り切ってきた。
通常であれば海外に住んでいる家族には、まして芸術家ともなれば相当な援助をして然るべきものであるが、我が家も貧乏のドン底でもあり、いかんともし難かった。
それだけに夫婦の愛情は深く、生き残った方が、異国での孤独の中に残されるのを心配して「死ぬときは一緒に」が合言葉であったのに、一人残って寂しいと電話口で泣いている姉が憐れでならない。
これから異国の地でどれほど悲しみ暮れるのか。

義兄の名前は「岸田克二」という。赤羽のパン屋の次男で勉強は結構出来たらしい。
早稲田大学に進むも芸術への道は捨てがたく、1・2年後に退学し、武蔵野美術大学に転身してしまった。
夫婦はそれからの付き合いである。
克二は在学中から展覧会ではずば抜けた成績であり、卒業時にユーゴースラビアからの招待で作品制作に出かけた後パリに行き、なんとかいう試験を受けフランス文化庁から天井の高さ4メールほどのアトリエを市内に頂き、生涯の制作と居住としての場所としても安心を得た。
その後は前衛彫刻家として作品造りに没頭するも、ただ前衛作品が日本社会には受けないだろうとフランスに拘り続け、死ぬ前年まで制作活動を続けた。
フランスでは叙勲もしたが日本ではほぼ無名である。

彼の芸術家としての「縁」というか、その道への引きというのか、海城中学の時の担任の先生が、何と後の前衛絵画の大物の利根山 光人(とねやま こうじん)で、すでに中学の頃に先生の展覧会に行ったりして芸術に憧れていた。
また武蔵美では彫刻を学んだのだが、その時の先生が清水 多嘉示(しみず たかし)である。

いつだったか帰朝の際、我が家に来て、居間に飾った清水の作品「みどりのリズム」や、利根山光人の絵を見て、何と言う因縁かと驚いていた。

今日は、せめて私はリビングに作品を飾り冥福を祈りたい。
落ち着いたら墓参りに行くから。


鉄の彫刻作品二つ、      90年の時の絵画、

今日は一人で
2019/08/06

今日は一人で店番。
ここのところの暑さなどと疲れが溜まって、オジサンは居眠り状態。
仕方なしに、ちょっとだけ店を閉めて、下のイレブンピーエム(11pm)じゃなくて、何だっけそうだ、セブン・イレブンにコーヒーを買いに行き、ついでに「でん六」という会社のピーナツチョコを買って、いい気分。

毎日休みたいなあ。
日記にもジャズのレコードの事を書きたいんだけど、大概のレコードに関する話は今までに1,300枚分くらい書いた、従って、余程書き足したい事でも無ければ、たとえ文章が下手だとしても今更書くことも無い。

何か書こうとすると、恥じさらしな日記は止めてくれと、家内に言われてしまう。
どうも、上手くないナア。

朝のテレビ・ニュースで
2019/08/05

「あいちトリエンナーレ2019」の展示が従軍慰安婦像が混じっていたなど、抗議が来たとの事で中止になったと。

では、どんな作品が展示されていたのかと、ちょっとネットを探してみたら、なるほど反日作品のオンパレード。
それは大変だったろう。

それで作品群を眺めると俳句というのがあって、その俳句が展覧会に展示されているからには、大層立派なのかと見てみた。

作品名 :9条俳句
形態 : 俳句
内容 : 憲法9条

 梅雨空に『9条守れ』の 女性デモ


いや、あまりの出来の良さにオジサン声を失ったよ。
いかにも素人の作品の,これが展覧会に飾られるんだね。審査ってないの?
それなりの芸術作品の展示会でしょ?見た人はどう思ったのであろうか。
だから、抗議したんじゃなかろうか?
因みに作者は不明であった。
いやはや。

ところで、表現の不自由とはどうも、川向こうの国などの反日運動をもっとやりたいと言いたいらしいのだが、今でも反日運動は新聞・tvで十分にやられているけれど、まだ足らないんだね。

表現というから映倫や言葉の足かせの方をもっと自由にしろというのかと思ったよ。
そっちはあまり不自由じゃないみたいだね。
不思議。

女性天皇の話
2019/08/02

私は愛子様が天皇に成られる事を反対するものでは無い。たった一人の天皇と皇后のお子であるのになぜ女だからという理由で天皇になれないのかと思う。
その点において、多くの国民の考えは、あるマスコミの報道によると8割に上がると。
単純に考えると天皇の概念が国民の象徴なのに、なぜ皇室は頑なに否定するのであろうかと、こういう事なのである。

小泉総理の時だが、愛子様の女性天皇の可否の話題が上った時、ある代議士が「もし愛子様が留学でもされ、青い目の男性と結婚され、連れて帰られたとしたら、我々はその方を天皇ご夫妻として、従来の通り容認出来ますか?」そこまで言うかと、ちょっと私も怒ったのだが、2・3年の間、冷静になって考えてみるとあながち遠くも無い。

さて、そんな国民の素朴な願いに1つの問題が持ち上がった。あの眞子様の小室さんという青年との結婚の話。
女性宮家容認の説も出て来た折、皇室の眞子様が宮家となる可能性もあるのだが、もし小室さんという方とご結婚したと仮定すると、我々からも尊敬申し上げる存在に成られると言う事である。
すると何かのイベントの時に、我々が手を振るとあちらも手を振ってくれる事になる。
しかし、ここで私は異議を唱えたい。
いや、あのお方に私は手など振って頂きたくはない。

日本国民が小室氏のように印象の良くない話題で週刊誌を賑わわせてしまった男性を認める事が出来るのか?
日本という国はほぼ単一民族の国でもある。近年の移民奨励政策で外人歓迎のムードがいつまで続くかしれないのだが、天皇の配偶者として、外人男性を認めることが出来るか?

もっと言うと、天皇家の子供たちが、キリスト教の学校に行ったりする事も、何がしかの不満を感じせざるを得ないものがあって、こうなるともう、皇室の在り方にも疑問を感じないわけでもない。
日本誕生以来続いてきたと教わった皇室が、敗戦後、象徴なのだから庶民いわば普通の市民と同じでよいのかという事である。
庶民は今や、家制度も消滅し、家も家系も途絶えても仕方のないと思っているのだが、天皇家も同じで良いのであろうか?
オコガマしい話をして、本当に申し訳ないのだが...

長くなってしまった、皇室継承問題で厄介なのは女系、男系の説もある。
国民もよく考えて意見をもたないといけない。

簡保保険の不適切
2019/08/01

2・3日前から郵便局の「かんぽ生命保険」の不適切契約と報道があって、今朝の見出しなどでは18万件という。
どこだかの指摘により調査した結果、当初の数字がどんどん増え、今朝の報道と相成った。大幅に増えてしまったと。

どういう事かと読んでみたら。
契約者が保険料を二重に支払ったり、無保険状態になったり、こられを分かっていたのに隠匿した可能性もあると。

これは新聞もマスコミもヘンじゃない?
「不適切」じゃない。
「不法」とか「悪」などというのではなかろうか。

新聞社の方々は日本語を知らないんだね。
じゃいったい何人(ナニジン)だ?

狂い
2019/07/31

テレビを見ていたらアナウンサーが発疹をはっしんと言っていたので、ほっしんと言わないんだね。
という事から家内とテレビの言葉使いの話になった。

気狂いと言ってはいけない事になったのだが、色川武大の狂人日記のタイトルも掲載できないと頑張った編集者もいたらしい。
もちろん、クルマ気狂いやジャズキチ等と書くこともいけないらしい。

家内が「カーキチ」が駄目なら「クルマ愛好家」でしょ。
続いて、やや考えた様子があって、じゃあ「女狂い」というのは「女愛好家」と言うのかしら?

だと、おいおい!

浮浪者の立ち退き
2019/07/30

歩いて新宿駅の小田急百貨店に行った時、何だか大人数のグレイの作業服を着た一団が声高に指図している、リーダーらしき人の威張った感じが悪い。

東京では随分と浮浪者が減ったといえ、それでも新宿は浮浪者が多い所でもある。
時々、新宿区と商店会という腕章を付けた人たちが警察官を2・3人引き連れて、浮浪者に向かって、清掃という名目で立ち退きを迫っている様子を何度も見ている。
感じの良いものではない。
商店街の会という人たちも、金のために浮浪者を邪魔にしている事はよく分かる。

しかし、今回のはちょっと違うぞ。
高速道路パトロールの黄色い車がいて、その後ろに東日本ハイウェイ何某と書かれた小型トラックもいる。
一応仕事ならば、作業をしているわけで、そのための看板を持っているのだが、ボードを反対側にしているので作業者を特定できない、結構、卑怯だな。
しかし、普段はハイウェを守っている正義の会社も、裏では、浮浪者を追っ払う仕事もしているとは、生活も大変なんだね。

お疲れ様。

漫画「ネコードくん」の販売
2019/07/29

時々、紹介している漫画「ネコードくん」。
ジャズ好きの猫が主人公である。
ジオラマを飾ったのを記念して販売することに。

幅 15センチ、縦10.5センチ。
32ページ。

一冊 300円

販売しています。 

ジャズ好き猫のジオラマ
2019/07/26

下高井戸の喫茶店「2−3」で作られた、ジャズ好きな猫のネコード君のジオラマ。
ついに我がショップにやって来た。
テレビなどでは、大袈裟に「ついに日本上陸」などと大げさに言うものである。
でも私は奥ゆかしいので
店内にそっと飾った。


身体を傾けて音楽に聞き入っている姿は、中々かわいい。

やっと梅雨が終わりそう
2019/07/24

夏の暑さが久々に蘇った。
となると、私はいつも自分の俳句を思い出してしまう。

 美女通る 見とれる夏の 尻の位置

オレはエッチな性分かと思いながら過去の人達はどんな感じであったか。


「おそるべき君等の乳房夏来る」 西東三鬼
「浴衣着て少女の乳房高からず」 虚子
「大乳房あたまは弱し四月馬鹿」 土屋耕一
過去の偉人たちも結構エッチで、しかも少女などというロリコンもいる。
あからさまに乳房などと書かれては、タジタジである。


やっぱり、7月の暑さが来たら、こんな気持ちが良い。
休みましょう!

 7月は 脳を休めて 水飲んで


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