HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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アイス・コーヒー
2018/07/01

ここの所、病気の治療も終わり禁止されていたコーヒーも飲めるようになった。
だが、熱い飲み物が苦手なので、通常のコーヒーは飲むことが出来ない。
それで氷を入れてぬるくしていたのだが、徐々に氷を増やしていったら、結局アイスコーヒーが最も好ましいものになった。

コーヒーは実に美味しい。
今のところ、お茶や紅茶よりずっと気に入っている。



   待ち伏せは コーヒーのアイス 融けるまで

梅雨のあいだに...
2018/06/30

梅雨の間に、読み始めた池波正太郎「剣客商売」の文庫本全集も読み終わった。

梅雨と言いながら、なんだか今年は短かったような気がする。
ただ、しとしと小雨が降っている中を散歩する事ほど、誠に心にしっくりくるものはない。
ちょっと秋山小兵衛になった気分で、歩きながら小雨が気持ちよいなどと感じるのは、私が日本人だからであろうか。
日ごとに家々の庭も若草色を塗り込めたように盛り上がって来るのはたのしい。



   行く梅雨や 平静は持つもの 耐えるもの
   
   いつまでも 燕通い来る 家はなし


紫陽花咲く
2018/06/29

季節も夏に向かって動くと、庭の花もあっというまに変わって行く。
毎日ボーッとして生きる者にとって、そのスピードは非常に速い。
梅雨に入ったとニュースで聞いたばかりに、もう梅雨明けだと。

山桃の実が生ったかなと思ったとたん、カケスなどが来て、あっというまに食い散らかして、地面にたくさんの実も落として行く、可愛さも感じ感じながら掃除するのもバカらしい。
いままで あちこちの家の庭に見かけたアジサイも もう終わりに近づいた。

空を見れば燕が飛んできている。

花の咲くのを見ていると、もののあわれさが身に染みる。



  紫陽花を 君がコップに 挿したのに
  
  老猫と 我はじっとして 紫陽花さく
 
  

レコードを聴いて....
2018/06/28

暇に任せて、家ではレコードばかり聴いている。
それで、よくよくじっくり聴いて歌詞を見ていて、アメリカのスタンダード曲の歌詞のロマンチックさに驚いている。
日本人のただ愛してるだの好きだのと連呼するばかりの歌とは、大いに異なる。
我々のロマンティックは、その時、一時(いっとき)だけの努力であるが、アメリカ人のロマンティックさは、男女二人がカップルでいる限り永遠に続くものらしい。

そういえば思い出した話があって、私の米国在住の友人の御嬢さんが、学校の先生をやっている。
その働きぶり、生徒への愛情に、独身の校長先生が甚く心を動かされ、結婚をすることになった。
さて、結婚したものの数年経ったある日の事、旦那さんから離婚してくれと言われた。
理由は、奥さんが仕事中心の生活で、「ロマンティックな事がひとつもなかった」という事だったそうだ。
この辺りの離婚理由は日本人には見当もつかない。
だってこんな事なら、日本では半数以上の夫婦が離婚になるに事は間違いない。
俺は一生懸命働いて家族を養っている等と自負していても、なんの意味もない事になってしまうのだから。

夫婦とは、アメリカ人にとって二人でいるという事はロマティックな時を共有すること「愛を育む時間」という他言いようがない。

奴隷経済社会の頂点に立っていた白人たちは、生活において相当楽をしたと思うが、その結果遊びにおいても非常に洗練されたものを手に入れたものと思われる。文化の著しい進歩であった。
そういう人たちの伝統の理解は、われわれには大変に困難である、としか言いようがない。

久しぶりに....
2018/06/27

久しぶりに店に行った。
ひと月ぶりである。

店にいても落ち着かず、付き添いで付いてきた家内と喫茶店に行ったりして仕事にはならなかった。

調子がでないなあ。

聴く音楽
2018/06/01

ここ数日、聞く音楽と言えば、ブルース・スプリングスティーンばかり。
なんでかは分からないが、ロックづいているわけ。

BRUCE SPRINGSTEEN "LIVE 1975-85" というボックスの5枚組。
この人の演奏のそこはかとなく聴こえてくる悲しげな音の儚さがたまらなく好きだ。
普段はジャズばかり聴いているので、つい10年以上も聴いていなかった、毎日毎日が暇でなんでも聴いているうちに、棚の中のレコードにふと目が行って、そうだこれを聴かなくちゃと思ったら、もういけない。
朝からこればかりだ、

ロックのレコード屋になったような気分である。
いや、長距離を車で走っている気持ちになる。私はスポーツカーで走るときはラジオ・音楽はいらない、エンジン音だけで十分で、そのうちにゆったりしたリズムだの音楽らしいものがエンジンの音の聞に聞こえてくる。

日本の音楽はこんな際にはせわしなくていけない。

しかし、この人の音楽は車で長距離を走っている辛さ、だんだん家が遠くなっていく切なさ、知らない街を転々とする人々の投げやりさが、うまく出ていて感心する。
パットメセニーのトラブベルスにもこんな感じがあるよね。
アメリカにしかない哀愁とでも言おうか。

アメリカ人は凄い。

寿司
2018/05/29

青葉台の仲良しの寿司屋が店を閉めてすでに半年。
私はいったいどこの寿司屋に行ったら良いのかと悩んでいる。

ところで、その寿司屋さんは引退後、音楽とオーディオが好きな事もあり、なんとなく 私も付き合いが絶えない。
近所に仲良しがいるという事は実に楽しい。

それで、私の体調があまり良くないという話から、それならばと、自宅に出張寿司屋をやってくれると言い出し、朝5時から市場への買い出しから、下ごしらえ、道具の準備、やらなんだかんだと頑張ってくれ、夕方から我が家で寿司屋開店。
二人でなくてもいいからというので家内の兄夫婦を呼び、4人で寿司をいただいた。
相変わらずの美味しい寿司であった。
残ったシャリで私もひとつ握らせていただいたが、にぎり一つでシャリの味が違うことにも驚いた、

私は初めて、寿司ネタの仕入の領収書を見せていただいたが、魚の値段の高い事。
我々はス−パーやデパートの魚の価格しか知らいが、それなりの寿司ネタの値段はデパートの倍の値段で、驚いた。

商売となると、仕入れだけで店に潰れそう。
寿司屋は大変な商売だ。

いやいや、どんな商売も大変だ。

責任
2018/05/28

近くの蕎麦屋の前を通ると、ご主人が大変そうにビルに書かれた駐車場の文字を直していた。
見ていたら主人が「いやね、知らないお客さんから電話があってね、駐車場の高さの表現が間違っているからと指摘を受けてね、車の屋根をコスッたからとお金を請求してきて、おまけに書き直せと、すごい剣幕でね...」とこぼしながら黒いペンキで書き直していた。
車を運転するものとして、それで人のせいにするのも如何なものかと考えてしまった。
自分の車の高さと駐車場に入れるかどうかは、公的な表示は別として、タイヤの空気圧もあるし、車高長のバネの事もあるし、ビルの表示ではなく自分で判断するべきものだが、できない人が増えたんだな。
その癖にファミリー向けに、車高が高い車ばかり増えた。
要は、車が好きでない人たちの為の車が増えたという事の影響でもあり、世の中どうやって他人に責任を押し付けるか、ばかりを考えている人たちが多くなったという事か?
本来車はまず自分の責任なんだけどな。

ついでにご主人が「無断駐車、罰金1万円と書いてあったら、それも電話がかかってきて罰金はおかしいと言うんだ、無視していたら、なんと3回も電話が来てさ、いやんなっちゃったよ」と罰金の部分を消していた。
確かに厳密に言えば、罰金は国家の法的な罰則である事は間違いない。
しかし日本語の使い方として、常日頃「罰金だぞ」などと使っていて、それで十分通用している、一般生活において何ら間違いではない。
それを最近のテレビのこれが正しい日本語などの放送のせいか、これが正しいと思い込んだら、周囲にも強要する人が増えた気がする。
変な世の中だなあ。

また猫で
2018/05/24

猫ネタは止めようと思いつつ、今朝も猫。

朝食で食べようと思い自分の席にパンを置いたら、ブルがやって来て座ってしまった。
私の御飯ですよ、というように。

ミルフォードのライブ・ポスター
2018/05/23

家内は、私の日記の猫ネタが受けないことを知っているらしい。
昨日、ビル・エバンスの事を書いたのは、家内に「猫の話ばかりではお客様に怒られますよ、しっかりしないと」と言われたからである。
それで、今日もジャズ関連で行くぞ!



家の中を整理していたら、変な紙袋が出てきた。
中から出して見たら、なんと長さ70センチ以上のミルフォード・グレイブスのライブのポスターとチケットだった。

ポスターは茶色の紙に、黒一色で手で刷ったもの、そこにチラシを貼り付け、そのまた下に紙を切り抜いた会場の地図が貼ってある。
よく見るとESPの手造りの作品を彷彿とさせる中々の図案である。

8月2日で、場所は八王子のALONEという。
ミルフォード・グレイブスと集団疎開+片山広明となっている。

チケットもあるのだから、私が行ったんだろうなあ。

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