夢 | - 2018/04/03
- 手術の後、意外に回復が遅れていてなかなか元の元気にはならなかったが、暖かくなったせいか、最近はちょっと調子も上向いて来た。
ちょっと無理をすれば微熱が出たり、頭が痛くなったり、はたまた睡眠中に寝汗をかきパジャマを一晩に3度も取り替えることもあったのだ。 特に夢をよく見た。 それも楽しい夢などなく怖い夢が多い。 私は、元々夢を見る事が多く、風邪でも引こうものなら蛇に追っかけられる夢を見るのが常で、恐怖でハッと目が覚めると寝汗をビッショリというのがふつうであったから余計であろうか。 例えば、パーティーの会場で妻に会って、彼女が「後で一緒に帰ろうね」と声を掛けてくれ、ではそうしようかと思い後を追うのだが追いつかず、そのうちに自分の道の前がザーッと崩れ崖になっているとか、街を歩いていると目の前の道が急に細くなるとか...... それも、夢の後、またそれを何度も繰り返しては押し寄せる。 気分が悪くて目が覚めて、2時間おきにパジャマを取り替えるという夜だった。 そんな時に松尾芭蕉の俳句、「旅に病んで 夢は荒野を かけめぐる」というのを思い出す。 芭蕉もきっと 寝汗をかき いやな同じ夢が何度もめぐって来たのではなかろうか?と思ったりした。
それが昨日 はじめて明るい夢を見た。 色々な人とジャズの話をしていた夢だった。 パジャマの取り換えも朝方一度だけだった。 なんだか、急に明るい気持ちになった。
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