HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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雲は行く
2023/10/20

今日は仕事は休み。
とは言っても、今日は循環器科病院で心臓の検査があるんだ。
昨日は病院2軒行った。
そういえば一昨日も2軒行ったんだ。
平均すると毎日行っている事になる。
こんな人生に誰がした、はい、私です。

川っ淵をぶらぶら散歩していると、秋の空になってきて、長い雲が浮かんでいる、見れば鯨のよう。
空をゆったり泳ぐ鯨を見て、気持ちが良かった。

午後、病院に行こうと家をでたら、なんだか金魚のような雲が出て来た。
幸せはどこに?
幸せはここに!

長生きはするものだ。

テナーのBenny Golsonを映画「ターミナル」で見た
2023/10/19

NETFLIX でちょっと古い2004年の映画「ターミナル」を見た。

海外旅行好きな私としては、飛行機や空港は好きな題材なのであるが、空港施設の内部の話も面白い。
それも入国も出国も出来ない、ただ乗り換えの待合所にいるしかないという男の思いもよらないストーリー。

それよりも主人公が、父親が小片にジャズメンのサインしたコレクションを大切に持ってきて、あとベニー・ゴルソンのサインがあればコンプリートだと、その父親の願いを叶えるためにニューヨークに来たという話。
そのために何が何でもニューヨークに行かねばならない。

何が、コンプリートかと言うと、1958年8月に雑誌エスカイアの為に、ハーレムで撮られたもので、ジャズメン57人が写っている写真で、ジャズ好きならどこかで写真を見ているであろう。
色々出来事あって、ロマンスもあって、結局出国出来る。
最後の一枚のサインの為にクラブに向かうと、ベニー・ゴルソン本人も出て来るという念の入れよう。
ジャズ・マニアの為の映画であった、といっておこう。

在イスラエル邦人救出
2023/10/18

イスラエルのパレスチナ侵略で、法人救出はどうなっているか?

例によって、かつてのイラン革命での邦人救出、アフガンでの邦人救出と事件はあったが、日本政府は在留邦人を平気で見殺しにするかのようで、全く救出する気がなさそうな様子だが、今回はどうであろうか?
出て来た、ネットのニュースによると。
日本政府が準備したチャーター機に日本人8人が乗り中東のドバイまで向かったと、尚、一人当たり3万円を請求した、という事である。

さて残りの日本人はどうだったか、救出に向かった韓国軍用機に、善意で日本人51名をソウルまで輸送したようだ、勿論無料で。
3万円でドバイまでしか行かない日本政府と、無料でイスラエルからソウルまで運んでくれる韓国政府。
この違いはなんだ!

日本政府よ、日本大使館よ、あなた方は日本人を助ける気持ちはないのか?
ないよね。

ROLF & JOACHIM KUHN “MONDAY MORNING”
2023/10/17

ROLF & JOACHIM KUHN “MONDAY MORNING” HORZU SHZE 909BL (GERMANY)

1969年 ベルリン・ジャズ・フェスにおける、Rolf Kuhn, Joachim Kuhnの兄弟の絶頂期の傑作である。
メンバーはJohn Surman(sax),Eje Thelin(trb), Barre Phillips(b), Stu Martin(dm)という各国代表のようなものである。
音楽は当然ながらフリージャズ。
アグレッシブなフリー・インプロヴィゼーションで音の洪水があると思えば、すーっと静寂が訪れ、どこかで聴いた事のある優しい曲が流れたと思えば、またそこに音の洪水が起きるという、見事な音の演出がある。
フリージャズの音楽の素晴らしさの見本のようなアルバムと言おうか。

ジャケットが素晴らしい。
高給置時計をラップで包んでしまったというデザインで、アルバム・タイトルのマンデー・モーニングすなわち「月曜の朝」私は目覚まし時計をラップで包んで、聴こえないようにしたい、ということであろう。
アイデア勝利のデザインである。
ブルー・マンデーは世界共通の勤労者の心なのであろうか。

これなど私の大好きなジャケットである。
かつて、このジャケットを手にした時、私は一体、月曜の朝にどのような音楽を聞かせてくれるのかと、ワクワクしたものであるが、それが激しい音の洪水で驚いた。
月曜日の仕事や学校があると思うだけで憂鬱になってしまう「サザエさん症候群」の方々には、こんなレコードを聴き、鬱を吹き飛ばして頂きたい。

蛇行するハイエース
2023/10/16

東名高速道路を走っていると、ハイエースが時々左右に蛇行、左右に蛇行と言うのはおかしいな。
左右に振れるから蛇行というんだな。まあ、それは置いといて。

なぜか、ハイエースが多い。
それで、そんなクルマの後ろを走っているのは怖いので、追い越して、ちらっと見るとスマホを見ている、或いはスマホを手に持ってしゃべっている。

何ゆえにハイエースなのかは知らないが、こういうハイエースはちょっとブーブーだな。
その内にひっくり返るぞ。

通販リスト
2023/10/16

本日、通販リスト更新いたしました。
よろしくお願い致します。

国分寺のジャズ喫茶「JODEL」
2023/10/15

先日、国分寺にあるジャズ喫茶「JODEL」のマスターが来店された。
国分寺といえば、かつて村上春樹さんのジャズ喫茶もあったほどで、かなりジャズの盛んな街であったらしいのだが、現在は「JODEL」さん一軒だけだそうだ。

マスターの板橋さんは日本で最もボサノバやジャズに詳しい男と、噂のあった方。
きっと素敵なジャズ喫茶であろうと思う。
近い内に私も行こうと思う。

各政党の印象
2023/10/14

日本の政治もなんだかおかしい方向に行ってないかと、お昼の弁当を食べながらネットを見ていたら、面白い事が書かれていた。
元北海道議員の小野寺まさる氏のツイッターから拝借。
言い得て妙。
 
自民 良い議員より悪い議員が多い
公明 親中宗教で危険
立憲 ほぼ全員が売国奴
維新 若干良い議員は居るも党が屑
国民 良い議員は居るも弱い
共産 公安調査対象のテロ集団
N党 チャラく風前の灯
参政 良い仕事もあるがまだ微妙
社民 忘れてた
れいわ 思考の圏外


全く以って!

赤い羽根の共同募金
2023/10/13

赤い羽根の共同募金が始まっているようだ。
それで急に疑問に思ってしまった。
あの羽は一体どうやって作っているのか?
製造会社について調べていたら何と、東洋羽毛という会社で、かつて私も山用の寝袋を愛用していた事がある、あの優良メーカー。
歴史があって、1947年に共同募金始まると創業者が「赤い羽根」の考案に参画し製造したという、中々のビジネスマンじゃのう。
羽根はというと、鶏の羽根で胸の柔らかい優良なもので1羽につき120本ほどしかないそうで、中国から輸入。
注釈があって「要らなくなった鶏の羽」としているのだが、わざわざ記載する所が、なんか嫌な感じ。
ごまかそうとしてない?早速ネットではあるが突っ込んでみよう。
最近では中国から輸入するケースも増えている、とされている。
というのだが、「最近では」という注釈も不要なくらい、中国べったりで仕入には億単位の費用が掛かっており、
中国や天下りの絶好の関係者の利権であるらしい。

赤い羽根だけでなく、緑の羽もある 羽根もの募金は皆同じような環境にあるようだ。
私も寄付するばかりでなく、美味しい関係者になりたい。

LEE MORGAN “CANDY”
2023/10/12

LEE MORGAN “CANDY” BLUE NOTE 1590 (USA)

今回のはオリジナル盤である。
ジャケットの写真はモノクロで、色々なガラスの容器が置かれていて、その中にはキャンディー入れられている。
テーブルには容器から溢れたキャンディーが散らばっている。
普通ならキャンディーの色合いを出そうとカラー写真にしてしまう所、これをモノクロの淡いトーンにしている。それがそれ、なんともロマンティックな風合いなのである。
そして手前のグラスには、主人公リー・モーガンのスナップ写真が置かれている。

CANDY/LEE MORGANと書かれたジャケット・タイトルのオレンジ色が滲んでいる。
かつて私の友人が「印刷の滲みが嫌だ」というので、さんざん探したが、どれも滲んでいて、結局すべてこうなのだと諦めた。
しかし、この滲んだ感じこそ、このジャケットにロマンチックな淡いイメージをもたらす重要な要素となっているのだ。
すっかり高額盤になってしまったが、モーガンの人気盤として、今だ人気は衰える事を知らない。
アルバムの中のA−1、A−2、B−1など全編にわたって聴き所が多く、どの曲が好きか嫌いかで、友人たちと論争になった。
作品として最高傑作をどれにするかはブルーノートのvol.1からvol.3、そしてCITY LIGHTSとこれまた論争になったが、無駄な論争であった。私も熱くて若かったのだ。

最初から最後まで両面飽きることなく聴くことになる音楽は、艶のあるそのサウンドは天性のものであろう、ミューズの使わせた天使であろうか。
メロディは素敵だし、輝くサウンドはいつもの通り、この作品でもしっかり出ている。
よく評論家の先生方がクリフォード・ブラウンの後継者と書いているのだが、全くそんな事はなく、彼は彼のサウンドであって20歳で既に完成の域にいる、滑らかな音の運びも聴く者を魅了する。
録音は57年から58年にかけてで20歳の若さと思えぬ立派な事。

このレコード、70年代までは、再発されていなかったので、オリジナルしかないので有名だった。アメリカのオークションのリストに掲載してあれば、無条件にビットしたものであるが、入手に苦労したなあ。

それにしてもワンホーンの良いレコードだ。

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