HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
汚職事件 | - 2025/04/27
- 今朝、安住紳一郎の日曜天国を聴きながら朝食を取っていたら、ラジオから「デニーズ、汚職事件!」と安住さんが言っている。
まさか、あのファミレスのデニーズが汚職か? と驚いていると、家内が「お食事券でしょ」 と済まして顔で言う。
汚職事件、お食事券.......ああ。
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珈琲 | - 2025/04/26
- 私はコーヒーが好きで、以前より日に3から5杯ほど飲んでいた。
だが逆流性食道炎と診断され、最初は医師からカフェインレス・コーヒーを試したらどうかと言われたのだが、何年も胃炎が長引いてしまった時には、コーヒーの事は諦めたらどうかと言われた。コーヒーは胃酸の分泌を促進するらしい。 それでもコーヒーは私の味覚から無くなる事はなかった。 飲む量を減らして来たし、家ではカフェインレスにして来た。 外でコーヒーをいただくときは、昼食の後にしているし、3時過ぎには飲まないようにしている。それで随分胃酸の出方が違うような気がする。 もちろん、夕食の時間を早めることはもっと重要であるし、夜は食べ物を口にしない事も重要である。 そんな私的コーヒー事情であるせいか、気に入った店でいただくコーヒー一杯がどれほど有難いものか、よくわかっている。
名人が淹れてくれるコーヒーは文句はない。 かと言って、絶対名店でなければならないわけでもなく、例えばミスタードーナツに行きコーヒーとドーナツも私の重要なコーヒーの喜びでもある。 左党の私にはコーヒーは欠かす事ができない紳士のたしなみか?
そう言えば、クラシック音楽界のベートーベンはコーヒーが好きで、来客にも勧めたそうで、豆60粒で一杯分としたという、コーヒーマニアだった。
それで、60粒とは本当にちょうど良い分量かと思い、計ったら大体10グラムであったし、カリタの計量コーヒースプーンはちょうど10グラムになっていた。 なるほど、200年前のベートーベンの時代にすでに10グラムで一杯分という単位は確立していたのか、と感動してしまった。
いま、この日記を書きながらベートーベンの曲を聴いている。
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通販リスト更新 | - 2025/04/25
- 通販リストの更新いたしました。
よろしくお願いいたします。
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花 | - 2025/04/24
- ようやく暖かさが安定してきたせいか、植物の成長が著しく、日ごとに緑が増す。
新緑は自然界の一年の中でも最高の時期でもある。
桜が終わったあとの、赤や黄色の花が一挙に咲いてきている。 春は百花繚乱。 人の心も乱れる。喜怒哀楽が激しくなる。
こんな時には落ち着いて音楽を。
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処刑 | - 2025/04/23
- ちょっと驚いたニュース。
昨年24年9月、中国深圳(シンセン)で、日本人児童を殺した中国人の犯人。 少し前に、死刑になったらしい。
驚いた。 共産国家は処刑が早い。
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税金 | - 2025/04/22
- 税金が高すぎるとネットの書込みでよく目にする。
これは、永遠に続く問題であって、一円とも払いたくない人間はいるし、町内会費でさえ拒否する人達も存在する。 しかし、気持ち良く払っているのだが、何とかならないかと思える税金もある。
また、税金としている概念の中に、国家運営の保険も含まれているようだ。 全て税金としてくれた方が良いと私は思う、胡麻化された感じがなくなるから。 健康保険、年金、強制的に払わされる金額は全て税金とすれば我々国民には分かりやすい。
ところで、ガソリン代が高い、最も大きな要因はガソリン税が52円も取られている事は言うまでもない。このガソリン税なる悪税がいつから始まったかというと、首謀者は田中角栄であって、列島改造の目玉である高速道路建設費用を捻出するからという理由による、すなわち贅沢税であって、金持ちは道路を使用するのだから払えという考えであった。当時、国民の多くは賛成していたらしい。
そう言えば、固定資産税もガソリン税に近い考えであって、日露戦争の戦費を補うために、期限付きで、地主たちに求めたものである。 しかし、一度握ったら決して離さないのが政府。 期限は、色々理由を付けられ、なし崩しになったと、昔、私はおじいちゃんに訊いた。
ガソリン税も固定資産税も約束通り、無くなってもいいんじゃないか? その代わり、ばらまきは要らないから。
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家事 | - 2025/04/21
- 家事で主夫になって2か月半。
家事というものが、いかに創意と工夫が必要か良く分かるのだが、そうでなくとも、家事は工程が多い。 洗濯だけでも、洗って、干して、取り込んで,畳んで仕舞って、と面倒極まりない。 料理も、献立決め、買い物、下ごしらえ、料理、食器洗い、後片付けと仕事はいくらでもある。 更に竹の子ご飯でも炊こうとすれば、朝取りの若いのを買いに行き、ヌカで1時間半も茹でて、と下ごしらえもあり、半分はわか竹煮、半分が炊き込みご飯、しかも、出来上がりは当たり前の食事。 筑前煮など作ろうと思えば、まず里芋を茹でて、その後、順番に鍋に入れるものもある。家庭料理こそ面倒なのであるが、見た目はただの煮物。 きっと、世の中では、当たり前の顔をして食べている旦那を見ていると、奥方は「こんだけやったのよ、ちっとは褒めてよ」と腹を立てているのでは無いかと想像してしまう。 お金はかかるが、ステーキを焼いた方がなんぼか楽か。
我が家は食洗器も無いし、全自動洗濯機もないので、この機会に考えたい。 なにしろ、長男の嫁が、結婚して買った物の中で一番良かったものが全自動洗濯機だったと言っていた。電気代も意外に少ないと。
私はアナログだからな。
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山桜 | - 2025/04/20
- 友人と地元の広い自然公園に行くと、山桜はまだ咲いていた。
花と葉が一緒に出ている姿は美しい。
残照に 友と眺めし 山桜
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TINA LOUISE "IT'S TME FOR TINA" | - 2025/04/19
- TINA LOUISE "IT'S TME FOR TINA" CONCERT HALL SOCIETY H-1521
ちょっとセクシーなジャケットのボーカル作品。 このティナ・ルイスのレコードも何度も再発され、ボーカル・マニアの間ではすっかり有名になってしまった。 だが、アメリカ原盤はいまでも超レア盤である事は間違いない。
このレコードを私が知ったのは、非常に昔の事であるが、「石原裕次郎がベた褒めしている」と評判が立ち、それは一体なんだ? となったのだが、そんなレコードは見た事も聞いた事も無かった。 そして1974年、スイングジャーナルの「幻の名盤読本」が発売され、その中に小さいながらジャケ写と解説が掲載され、「ゆうちゃん」が大好きな一枚とはなんだろうと、コレクター仲間で話し合った。ジャケ写を見たので私にも距離は少し近づいたのである。だが、某中古屋で一枚10万円もすると仲間から聞き、結局、距離は遠ざかったのである。 レコード情報は、コンサート・ホールという会員制通販のみで売られたもので、ショップでの販売は無かった事も分かった。その翌年、ウラニア・レーベルからプレスされて一般店に並んだことも分かった。 いずれにせよ、コレクター泣かせな一枚であった。 何しろ、皆このようなレコードを鑑賞した事が無かったのである。 私は何年かして、ようやくアメリカの通販オークションで購入したのである。
作品は、1934年生まれの1957年の時の録音である。 彼女は映画・テレビで活躍した女優で、非常に美人であっって、当時のプレイボーイのプレイメイトとしても写真もあるようだ。 唄はチャーミングで、白人女性ボーカルの典型と言えるかもしれないが、サラッとして、時に子供っぽさがあると思えば、大人の女という、雰囲気の出し方は女優だけあって、中々素晴らしい。 曲も良いのがあって、Tnight is the night. Embraceble you, It’s been a long,long,time, Goodnight,my love,など等々どれも聴かせる名唱。更に、驚くことにバックのメンバーもエリントニアンなど揃っていて素晴らしい、しかも、コールマン・ホーキンスが入っていて随所にソロも聴く事が出来る。ホーキンスの隠れ名盤でもある。 バックのムードある演奏がセクシーでハスキーな歌声に上手くマッチして素晴らしく、気持ちを落ち着かせてくれる良いボーカル作品である。
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フルトヴェングラー指揮のベートーヴェン交響曲5番 メロディア | - 2025/04/18
- Wilhelm Furtwangler “Beethoven Symphoniy No.5” Melodiya D-05800 (ソ連)
またもやクラシックの幻の名盤の入荷。 戦時中のフルトヴェングラー指揮のベートーヴェン交響曲のいくつかは、終戦当時、侵入してきたソ連軍によって録音記録を接収され、ソ連に持ち去られてしまった。 それを、10年程経って30センチLPにし、共産党幹部たちで楽しんでいたものらしい。それがソ連崩壊で時々発見されるようになったのである。 同様の「第9」などは相当な高額盤である。
今回の5番(運命)は1943年6月の演奏。 ラベルは灯台(トーチ)水色、番号D-05800/5801 5289-56となっている。 すなわち56年のプレスを表しているのだが、実際、当時のソ連は計画経済なので、56年と言う事は56年から61年までを指している。 プレス工場は国内に数か所あり、ラベルもクリーム色であったりするので、非常に断定する事は困難である。 従って、必ずしも絶対とは言えないが、このラベルは相当古く、限りなく56年に近い。
一度、9番が入荷した事があるが、9番の方が人気は高いので、私も今後二度と見る事はないと思った。 今回の5番も同様に大珍品である。 私も一生の内に2度は見ないかもしれない。
基本的にソ連盤は盤のみであり、ジャケットは大概共通ジャケである。今回のも共通ジャケである。 音質は、オリジナルだけあって相当良好である。 何しろ43年当時の録音盤からの、盤起こしである。大変な努力であったろう。
ドイツ倒伏時に、フルトヴェングラーの脱出はまるで映画のスリリングの場面のようであったという。 そんな中で、演奏が行われ、脱出し、残った録音盤はソ連に接収と、息を飲むほどの危険の中で行われていた。 歴史マニアに取っても、音楽マニアにとってもレコードを巡る出来事としても貴重な作品である。
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