HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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サボテンの花
2024/08/02

昨日の事、部屋にある丸いサボテンの花が咲いた。
2輪、なかなか綺麗である。

今朝見たところ、なんとサボテンの根元から白っぽいキノコが生えてしまった。
見るからに毒キノコ。

部屋の中にあるだけでも人間の身体に悪いのではないかと、とても驚いた。

植木の葉が....
2024/07/31

庭の植木の葉が茶色く焼けてしまった。
暑さの激しさのせいだと思っていた。

そうしたら近所の人に指摘された。
昼間に水を掛けていませんか?と。

私は朝が遅いので、日が出てから水を上げていた。
夏場は日の出る前と、特に日が沈んだ後に水をたっぷり上げてくださいと。
昼間の水はダメージを与えるようだ。

植物君、ごめん

柔道の某選手
2024/07/29

オリンピックのある柔道選手。
二回戦で負けて大泣き、会場に響き渡る泣き方で、私はちょっと引いてしまった。

可哀想ではありますが、あなた一人の舞台ではありません。
柔道は礼節を重んじるスポーツではありませんか?

これだけ暑いと
2024/07/28

毎日、暑さが尋常ではない。
熱で庭の草の葉が焼けてしまって、茶色になってしまった。

可哀そうに。

Slide Hampton
2024/07/27

UMEA BIG BAND“SLIDE HAMPTON IN MONTREUX” GAZELL GMG1225 (Sweden)
Mono盤

このレコードを聴くと、いつも思い出す事がある。
10年ほど前、某有名ビック・バンドのメンバーが、来日すると昼休みによく来てくれた。
その中にトロンボーン奏者がいて、常に何か無いかと聞いてくる、それで、このアルバムを聴かせたところ、アレンジから演奏からすべて最高だという。 それで値段を聞かれたので「1万円」というと、彼は「高くて買えない」私が「では、諦めな」彼「アメリカに帰ったら探してくる」
という事で帰って行った。
翌年、彼はやって来て「どこにもなかったし、誰も知らないと言う、であるから購入する」と言うので、私は一年間、仕舞っておいたレコードを下から出して、「去年から待っていたよ」と渡した。
2人で、回り道したと大笑いになった。

いや、それほど良いアルバムである。
彼の言う事にはトロンボーン奏者は、演奏中は暇なので、アレンジなど自分ならこうするとか、いつも考えていると、だからトロンボーン奏者は優秀なアレンジャーになるんだと、なるほどと納得した。

70―1年の演奏だが、アメリカの黒人はヨーロッパに行くと大変大切にされたので、非常に気分が良かったらしい。当然作品の出来も良くなる。彼SlideHamptonもまたその一人である。

70年、スエーデンのユメアで行われたジャズフェスティバルの出演者達で急遽編成されたビックバンドであるが、アレンジ及びコンポーズは彼が行った。その演奏が非常に好評で、伝説的な演奏として音楽ジャーナリストにも絶賛され、ファンの間でも有名になった。当時スエーデンはジャズ雑誌の数も結構多かったらしいね。

その勢いをかってスイスのモントルーに出演する事になり71年初夏、彼らはUMEA・BANDの名前で出演をはたした。訊いた話によると、ここでもまた演奏は大好評であったと。
それならば、それらの演奏を国民に聴いて頂こうと企画されたのがこのレコードである。
モントルーと言いながら、曲の数が少なかったので、A面は70年のUMEAの録音で、B面はモントレーの録音である。それしか音源がなかったとも言える。1曲はイエテボリの演奏を追加してある。要はかれらの最高の演奏の全てである。

しかしさすがに、いづれも甲乙付けがたいノリノリのビッグバンド・ジャズである。
UMEAでの演奏はギターのRune Gustafsson(グスタフソン)が一人で,バンドのサウンドをグイグイ引っ張り、これでもかと乗っていかせる感じが良く出ている。
素晴らしいプレイヤー達に感謝したくなる出来である。

もちろんモントルーの1曲目から期待を裏切らないビッグ・スイングである。
このレコード日本ではあまり有名にならず、私も海外に買付に行くようになって、現地のコレクターに教えられて知った。レコード屋冥利に尽きる。
本当に気持ち良くなる稀有な作品である。

In The Still Of The Night
2024/07/26

今朝もなんだか朝方目が覚めてしまい、ラジオを聴いた。
ぼーっとしていたら、Toni Harper のIn The Still Of The Nightが掛かって目が冴えてしまった。
通好みの歌手の歌だけに驚いた。

ちょうど、数日前のCSの音楽番組でCannonball Adderley の1963年、来日公演をやっていたので見ていたら、その中でトニ・ハーパーが2曲歌を披露していた。
まさか彼女が日本に来ていたとは思わなかった。

彼女は作品が少なくそれほど名前が知れている訳ではないが、2枚だけ物凄く良いレコードがある。
一枚は1956年Verveからボーカル・シリーズの一番すなわち 2001番として出されたToni と言うアルバムで、Verveには珍しい赤と黄色のラベルで、非常に良いムードで私の大好きな一枚。
もう一枚が 1960年Victor盤でNight Moodというのだが、この中の1曲がIn The Still Of The Night。
Marty Paich(マーティ・ペイチ)楽団がバックを務めたものだが、とにかく出だしからアレンジ力の違いを見せつける。
この曲は古い曲で、いつの時代もヒット作はあるらしいのだが、彼女の歌が一番好きだ。

このまま彼女はスター街道を歩むと思えたのだが、なぜかそのままになってしまった

https://www.youtube.com/watch?v=X5gnQ9f32qw

日陰も悪くない
2024/07/25

「On the sunny side of the street(明るい表通り)」という曲がある。
スタンダード曲の中でも好きな曲。

Grab your coat and grab your hat
Leave your worries on the doorstep
Just direct your feet
On the sunny side of the street
コートと帽子を取り、心配事はドアに掛け、明るい表通りに足を向けよう。
色々名演奏はあるが、NHK朝ドラの中で世良公則が歌ったものは、思わぬ出来の良い唄で、ジャズの良いところとかアメリカのジャズの雰囲気がしっかり出ていて感心した。

勇気をもらえる歌ではあるが.....。
だが今日も35度、これだけ暑いと表通りなどとても歩けたものじゃない。
日陰の道がよろしい。

通販リスト更新
2024/07/25

通販リスト更新いたしました

坂本竜馬
2024/07/24

今でも坂本竜馬は大人気であろうか?

近年、アフガンでアメリカの攻撃で殺された、ビン・ラディンという人の事は多くの人の記憶にあるかもしれない、なにしろニューヨークの貿易センタービルを破壊し、アメリカ中を敵に回した、これまでのアメリカ人の憎しみナンバーワンであった東条英機を超えて、現在の不人気ナンバーワンであろうか。

ところで、ビン・ラディンの事がテレビのニュースで流れた時、見る度に彼が坂本竜馬に似ていることに気がつかなかったであろうか?

彼は、アフガニスタンに対するソ連の蛮行に怒り、軍に身を投じるのだが、己の資金もさる事ながら、アメリカからも資金と武器の援助を受けている。すなわちアメリカに利用されている。やがて自国のサウジアラビアやアメリカから追われ、アルカイダに身を投じ、アメリカ攻撃に目を向けるのである。

一方、坂本竜馬はイギリスの援助の元、軍を持つようになり、日本を混乱に陥れるようになる。坂本竜馬は貧乏人出身なので資金はすべてイギリスの東インド会社から受けていたようだが。
坂本竜馬はイギリスに反逆する前に死んでしまったので、イギリスとの関係はちょっと分かりにくいものの、イギリスなくして軍艦などあり得る話ではなく、その後が明治政府がイギリスの傀儡政権であった事は紛れもない事実である。

坂本竜馬は決して正義の人などでは無く、日本を混乱に陥れ、明治という封建+帝国主義の国の基を作った人である。

歴史は繰り返す。
歴史に学ぶ事は沢山ある。

ラジコでNight in Manhattan
2024/07/23

朝方、ラジコで前日のラジオ番組「ザ・スタンダード」をスマホで聴く。
そうしたら、Lee Wiley(リー・ワイリー)のManhattan(マンハッタン)が掛かった。
胸にキュウっと沁みた。泣きたくなるほどエレガントで素敵であった。

リー・ワイリーの歌は別格の良さがある、白人初のジャズ・ボーカルと紹介されていたのだけれど、確かに彼女のファースト・アルバムのNight in Manhattanは1951年発売だった。
シェラックからLPやEPの時代に突入したちょうど真っただ中。
故に当時コロムビア・レコードも余程力を入れたと見えて、シェラック盤4枚組8曲のアルバムが発売され、同じようにEPセットも発売し、そして10インチLPも発売したのである。
その後もセールは順調だったと見えて、55年には4曲を加え、また洗練されたジャケットに変更され12インチLPとしては発売に至るのである。
以後、ジャズファンにとっても、白人ボーカルの教科書的名盤として今なお人気が高いのである。
Bobby Hacket(ボビー・ハケット)のトランペットにJoe Bushkin(ジョー・ブシュキン)のピアノは、歌詞は素朴な感じがあるのだけれど、ジャズが洗練された優雅な時代の豊かな音楽であって、まさにマンハッタンの豊かな上流階級のナイト・ライフの楽しさを垣間見せてくれるのである。

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