HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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レコード盤の事
2021/11/18

近年、新譜のレコードは重量盤ばやりで180グラムだの何だのと宣伝している。
実際180グラムだから音が良いとは言えるものでもないが素人には、さぞ心地よい響きなのであろうか。

それで、世の中のレコードファンにとって重量盤と言うのはそれほどまで、好ましいと思っているのか、と考えてしまった。

それで思い出した事をちょっとなぞってみる。

1970年前半、正しく年々と断定する知識はない。
アメリカでレコード盤のプレスに関する技術開発があって、薄型のレコードの製造が行われるようになった。
それ以前でも、すでに軽量化は行われていて、モノラル・レコードでも180グラムのも多々あったが、混ぜ物の関係で盤の厚みは感じられたのだが、ピュア・ビニール盤となって、180グラムでも薄くなってきており、さらに軽量化が進み、薄型と言われるレコードで150グラムほどになって来ていた。
それが一気に100グラムあるいはそれ以下の盤が出現したのである。
なぜかというと、弾性が大きくなり、外圧からの変形に対して復元力が増した事で反りが無くなったのである。
また、プレスの作業によって厚い盤に比べ熱効率が増し、均一なムラのない、しっかりと音溝のプレスが可能になり、高音質、かつ低ノイズを実現したのである。
ステレオ・レコードの高音質はこうして生まれたのでもある。

しかし、マニアにはあの下敷きのようなペラペラ盤がどうにも我慢できなかった。
当時の新聞の投書欄で、レコードは日本盤を買うべきか、それともアメリカ盤を買うべきかという意見も掲載されており、それぞれの長所短所がこれでもかと書き出されていたことも記憶にある。
日本盤は150〜160グラムで落ち着いていたと記憶していたが、アメリカの下敷きのような,端を持つとへなっとしてしまうようなレコードには確かにウンザリし、かつてのブルーノートのオリジナル盤のようなどっしりしたレコードが消滅してしまうのではないかと、大いに不安になったものである。
私もレコード屋に行って、軽量盤は止めろと真剣に話した事もある。

しかし現在のような何でも重量盤と書けば良いと言う物でもなく、冷静に考えてみれば、軽量化は非常にレコードの発展に寄与したのである。


癌と言えば、私も
2021/11/17

私は2018年1月に左の鼻の奥に癌が見つかり、そこから治療が始まった。

近所の耳鼻科で、ちょっと確認したいのでCTを取って来てくれと近くの中堅病院を紹介されたものの結果は癌が認められずとなった。先生はあきらめなかったのか今度は昭和大学を紹介された。
昭和でもCTを取ったが異常なし、しかし、今度の主治医もあきらめず次はMR検査でも異常なし、次の生体検査も異常なし、しつこく、あきらめず再検査でようやく悪性腫瘍とされたのである。
なんだか無理やり癌にさせられたような感じもあった。

まあ、癌と言われれば仕方ない。
治療は手術、放射線、抗がん剤と三点セットの限界まで行う重症患者のごとく。
2月に手術で左顔面の中側を抉り取るという大胆なもの。
ゴールデンウイーク辺り、その傷が癒えたところで、放射線が始まり結局35日間目いっぱい行った。
抗がん剤TS−1は、放射線治療と合わせて飲みだした。
髪の毛が抜けなかったので、外観上の影響はないものの、その副作用はかなりきついものがあった。口の中は口内炎だらけ、味覚消失、下痢、だるさ、寒気、イライラ、鬱といった非常な不快な生活が続いた。
治療が終わった6月から後も、それらはすぐに快癒するわけではなく、長い時間がかかったのである。

まず以来、免疫が弱くなりちょとの事でも具合がわるくなる。
不思議な事に皮膚が弱くなり、ちょっとの事でも痒いし、蚊に刺されただけでも化膿したようになる、頭はいつも痒くフケが出る。
今もそれは全く変わっていない。
風邪を引きやすく、注意しているものの、ほんの少し寒さを感じただけで、風邪の症状になる。

そうそう味覚は、かかりつけ医が、食べた時にこれはこういう味のはずだと記憶を呼び起こし、自分で教えていくのだと言われたので、そんな事をくりかえしているうちに、徐々に回復した。
しかし、以来、魚があまり食べられなくなった。

精神的にも憂鬱な感じは時々出て困る。

なにより、鼻の中を切り取ってしまったので、恐ろしく汚れる、それを掃除してもらうため月2回耳鼻科に通う。
放射線の悪影響で緑内障になり、月一回の眼科通いがある。
歯の上側も切り取ってしまったので、頬の痺れはいまだ消えず、徐々に歯の噛み合わせも悪くなり、よく歯科医に掛かっている。
その他、なんだかんだと病院通いが多く、多額の費用と時間も掛かる。
このような生活では、とてもサラリーマン時代であったらとっくに首になっていると思われる。

また生活にも支障があって、毎日朝晩、鼻の中を洗浄する作業がつくづく嫌になった。
歯磨き口の清潔も注意し、日に三度丁寧にしなくてはならない。
最近鏡を見ると顔の形もすこしずつ歪んできたような気もする。

癌になってはいけない。
あれからもう4年、本当に面倒で早く死んだ方がマシだと思うのである。
まあ、病院の実験台になったような物である。

都知事
2021/11/16

東京都知事の小池百合子さん、癌のうわさが出ているんだけど、もしそうだったら可哀想。
激務が祟ったかね。
嘘ならよいが。

彼女は女性初の総理大臣を目指した人だから、もし癌という事になれば道半ばという事になる。
なんとも。

俳句
2021/11/10

最近は俳句が流行っているのか、ゴールデンタイムのテレビでも俳句番組があるし、ラジオでも、結構盛んなようである。
それで、朝のラジオのお題が「冬支度」であった。
私も一句


 冬じたく 猫や私に 茶をいれて



衆議院選挙で
2021/11/08

衆議院選挙で一番印象に残っている事は大阪の辻本が落選した事である。
私は彼女が苦手である、あの 人を小ばかにしたような話し方が癪に触って仕方がない。
立派な事をいう割には、結構、犯罪者的な小さな犯罪を起こしていて、平気で議員を務めているのも不思議な人である。
今回の選挙で、更に不思議な事があって元自民党の大物の山崎拓氏が応援演説に駆け付けたというから、ザキヤマかヤマザキか?この方たちの政治理念とは一体何や?
左翼も右翼も一緒くたか?
府民を舐めたらあかんよ。国民を舐めたらイカン!ホント

以前、私の知り合いから、新幹線に乗ろうと思ったら、前に辻本がいた、いや気分が悪くて....。と言ってきたことがある。
分かる分かると、大いに盛り上がったのであるが、どうでもいい話であった。

猫のブル
2021/11/07

死んだブルは、死んでから分かったのだが、意外に交友関係といって良いのかどうかわからんが、色々付き合いが広かったのであろうか?
まずブルを可愛がっていてくれた、近所の小学2年生の男の子が、カードと花を持って家に来てくださった。
カードには、20歳まで行けてよかったね、と書かれていた。
それから迷子猫を探した時の家の小学1年生の女の子が一度しか会っていないけど、と絵を描いて花を持ってきてくださった。
下高井戸のcafe2−3のご夫婦もわざわざ花と、ブルをモデルにした絵を描いて持ってきて下さった。
これも全て、親が思った以上にブルのパワーが届いていたという事であろうか?そういう事にしておこう。

いままで、犬やら猫が死んでもこのような事は一度も無かったので、我が家では本当に驚いている。
それで仕事の休みに、家内がふとブルちゃんに会いに行こうと言うのでペット霊園に行った。
こんな事も初めての事である。私は動物は死んだらそれまで!という考えで合同で埋葬、もちろん墓など無用派であったので、お墓参りなど考えもしなかったのだが、どういう風の吹き回しか。
霊園の受付でブルの塔婆があると言うので教わって行くと、なんと、そのそばに去年死んだ猫オーラの塔婆が見つかった。
あれまあ、と驚き花を買いに受付に行くと、受付の女性がそれならばと、我が家の歴代の動物たちの命日一覧を印刷してくださった。
花を持ってお参りと今までの無沙汰を謝罪して歩いたのである。
いや、これもブルの意志かと本当に不思議な気持ちになり、ある意味憑きものが落ちたように、スッキリしたのである。
凄い猫だった。
死んで尚、人に指図するとは何という猫か。

テレビドラマ
2021/11/06

最近お気に入りのドラマ、って過去のドラマの再放送で古いんだけどね。
時代劇は池波正太郎原作の鬼平犯科帳や剣客商売などほとんどを見てしまった後では、どれも気に入ったものがなく、せいぜい「三屋清左衛門残日録」くらいである。

池波正太郎の物は話が面白く、とんとんとリズムもよく、役者もベテラン勢がいてそれぞれも持味も抜群、サントラもうまく合っている。
江戸時代の貧しさ、苦労などしつこく説明などしないで、その場の情景一つで過去の不幸等をさらっと伝えるという絶妙さで、見終わった後 爽快な気持ちになる作品ばかりである。
それにくらべ藤沢周平原作のドラマ化はストーリーは面白いのだが、製作者がどうも、江戸時代に反感を持っているのか、只管貧しいだの、苦しいだの、辛いだのと言った話を延々を続け過ぎてこちらがウンザリしてくる。
役者も人気タレントを使う傾向があり、まず俳優そのものが時代劇に合っていないのではないかと気が気ではなく、私は心配して大変疲れる。
まあ、時代劇風と言えばよいのか。
その点、三屋清左衛門だけは北大路欣也が時代劇の役者としても一流だけに、その存在だけで雰囲気作りが素晴らしい、シリアスが場面ではキリリとした姿、リラックスした場面では可愛いお爺ちゃん顔となかなかの雰囲気であり、話の面白さを盛り上げる。

それで最近は、よく見るドラマは「深夜食堂」「さすらい署長」「奥多摩駐在刑事」といったもの。
深夜食堂は「客が来るかって?それが結構来るんだよ」で、始まりから息を付かせぬ展開で、狭い場所の話の進め方が面白く実に良い。何しろ場所の設定が新宿のゴールデン街で、冒頭のカメラが追っていく靖国通りの出発点のあたりが、当店のすぐそばなのも嬉しい。
ストリッパー役の何とかいう女優も実に面白い。
「死んだお母ちゃんがな、よー言うっとたわ、ケチな男の愛人にだけはなるな、って」と話していた女優もいいねえ。
家内と夕食の後二人でソファに座り、録画したもの中から一話だけ鑑賞する事にしている。その後、お風呂に入るのも気持ちが良い。

奥多摩駐在は、偶然見ていたら、家内に「おい、岩城滉一が出ているぞ!」というと「違うんじゃない?」となんとなく分からぬまましばらく見てしまって、終わりのスクリーンロールで寺島進だと分かって大笑い。

以来、録画しては楽しく見ている、何しろ民放のドラマなどCMがウザったくて、とても録画などしなくては見られるものじゃない。

衆議院選挙
2021/11/01

10月31日の衆議院選挙は意外にも自民党が過半数を守った。

私もこれまでの報道の在り方からすれば、コロナ政策においても政府や自民党に対して相当キツい批判が続けられており、おまけに安倍首相がコロナ最中にマスク配布でミソを付け引退、菅総理はGOTOキャンペーンとオリンピックで感染者が増加し国民の不安を煽った、このためマスコミの格好の餌食、野党の攻撃目標になった事は言うまでもない。
私は選挙前には、日記に自民大敗と書くつもりであったのだが、猫が死んだりしてつい失念してしまった。

31日の夜、選挙速報を見ればNHKやテレビ朝日が立憲民主党など連立候補を擁立したのが大正解で、自民敗退と告げており、これ以上は朝の新聞を見れば良いと考えて寝てしまった。
それで、朝起きてみたら、ニュースで「自民党、過半数守る」となっていたのである。
いや、驚いたのなんのって。

まあこの手のニュースはいつもプロ野球で巨人の良い活躍場面ばかり写るので勝ったかと思っていると、その内に、反撃もここまで! というスポーツニュースは日常的に経験済なので、驚かないが、選挙までこの手法で来るとは思わなかった。
それとも願望だったか。
小選挙区制度は、ばらまき等を公約に掲げた方が一般受けするので有利とされたいたにも拘らず、前回ほどでは無いにしても自民が勝った事は、大きな特徴ともいえる。まあ、批判だけが仕事になっている立憲民主の賞味期限が来たというところか。
しかし、自民も甘利幹事長が落選したのは可哀想だったな。
神奈川県民よ人情がないぞ。

猫の仕業
2021/10/28

家のステレオの右側の音が出なくなった。
さて困ったぞ、と接続関係をチェックするも異常なし。
パワーアンプのチェックも問題なさそう。
CDに切り替えれば、これまだ順調に左右から音がでるので問題ない。
それで、プレイヤーからプリアンプへの接続を逆にしてみれば、逆に音がでるので、どうもプレイヤー・カートリッジ関連ではないかという事になって、色々試してもうまく行かないので、プレイヤを取り替えてみた、もちろんカートリッジも。
当然、改善するはずであったが、なんと、右の音が出ないのである。
昇圧トランスもケーブルも交換してみたが、右の音が出ない
そんなはずはない。
プリアンプは予備の物に交換したんだが、やはり右の音が出ない。

今まで、こんな酷い事態に会ったことのない私は、あまりの不思議な出来事に茫然自失。
これはきっと、死んだ猫の仕業。
何しろブルはステレオの音や音楽の音が嫌いで、音が出ると、私に怒って静かにしろとギャーギャー騒ぐのである。
きっと、まだこの辺をうろうろしていて、邪魔をしているに違いない。

いや、驚いた。ゾーっ!

TINA LOUISE "IT'S TME FOR TINA"
2021/10/24

TINA LOUISE "IT'S TME FOR TINA" CONCERT HALL SOCIETY H-1521 (USA)

ちょっとセクシーなボーカル・アルバムである。
私はなんだかこのレコードが好きで、滅多にお目に掛かるものでは無いが、入荷すると嬉しい。

このレコードを私が知った時期ははっきりと覚えていて、それは1974年のこと。
74年というと昔のコレクターなら記憶に有ろう、なぜなら今は無き雑誌スイングジャーナル「幻の名盤読本」が発売されその中に記載されていたからである。
それから、マニアの間で大変有名になった。それは記事の中に「石原裕次郎がベた褒めしている」という内容があったからである。その一文だけで皆盛り上がった。罪な執筆者である。

その記事を書いた瀬上さんの記事を書き出してみた、私がくどくど説明するより早い。
「ティナ・ルイスを知る人は少ないかもしれない。本職は映画女優で「神々の小さな土地」等2,3の映画に出た、御覧の通りの美人、そのせいかお金持ちの医者に見染られ、すぐにスクリーンを去ってしまった。
これは彼女が残した唯一のレコードで1957年頃の録音である。
ジャズ的な話題では伴奏者が豪華でコールマン・ホーキンス、タイリー・グレン、ヒルトン・ジェファーソンがソロを挟み、アレンジはジム・テイメンスである。
彼女は適当にハスキーで悩ましい声の持ち主、特にIt’s been a long, long time,ラストのGoodnight,my love.
などは魅力的。隠れたファンが意外に多く。ボーカルに造詣の深い末村氏が秘蔵版として本誌で紹介した事もあり、週刊誌に裕ちゃんこと石原裕次郎がこのLPをべたほめしているのを発見して驚いた。
会員組織で販売されたレコードだけに、あまりお目にかかる事もない。」
というものである。

その裕ちゃんが大好きな一枚とはなんだろう、きっと良いセンスの一枚だろうと仲間が集まって大騒ぎになった。だって当時、皆そんなレコードを鑑賞した事が無かったから。

私としては当時、若者がコルトレーンやアイラーも聴かずボーカルにウツツを抜かすとは何事かという硬派だったので、購入しなかった、といえばカッコ良いが実はレア過ぎて購入など出来はずもなかったのである。
というわけで軟弱(?)な仲間はみな、必死に探した。

瀬上さんの説明の通り、レコードショップで売られていた物ではなく、コンサートホールという当時の会員制通信販売のみで売られていたものでもあり。マニアが購入していたわけではないので、当然出て来ず、またキレイなものが極めて少ない事もわかった。
その後一般の人のために再発され店頭に並んだらしい。だがそれはレーベルが変わってしまっており、これまたガッガリさせられたのである。
したがって綺麗なものも無く非常に高額であった。
まさにコレクター泣かせな美人であった。

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