| 管球王国の取材の事 | - 2017/12/27
- 先日は管球王国の取材でステレオサウンド社に出かけた。
今回は、ある曲の78回転SP、同じ曲の10インチ盤、同じ曲の12インチ盤の聴き比べであった。 準備された装置に、イコライザーカーブ可変のEMTフォノイコライザーを使用させていただいた。
曲はマイルスのDear old Stockholm 同じく スタンゲッツによるDear old Stockholm チャーリーパーカーのAu Privave バドパウエルのTempus Fugue-it チャーリーパーカーのLover man など、ジャズ・マニアには有名すぎるほど有名な曲ばかりであるが、一般的にはどう映るかは私にも分からぬ。
それにしても今回のトライによって、SP、10インチのカーヴを合わせた聴くことの重要性と音の良さがはっきりと認識できた事は、大変な収穫であった。 また、往々にしてSPが最も音がいいからSP、SPと声を大きくして騒ぐ人もおられるが、そうではなくて、10インチには10インチの完成された音が、また12インチ化された時には、音楽として時代に合わせた、聴き易い音作りになっていることを認識させられた。 それなりに、その時代に合った音を作っていた事の凄さを理解した。 簡単そうで実は非常な名人芸であった。 いや、当時の仕事人は並外れたマニアだった。 分かっていたのだが、改めて評論家も交えて、試聴した事は非常に重要な事であった。
我々にも勉強になった一日であった。
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