HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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ELAIZA ROMARO “MI CHIAMO ELAIZA”
2025/08/14

ELAIZA ROMARO “MI CHIAMO ELAIZA” BAMBARA APAC-2 (Italy)

さて、このようなレア盤が入荷するとは。
レコード屋を続けていて良かった。

1950年のクリスマスの夜、カラカスで彼女は生まれた。両親共芸術家であるが、特に父は国家を代表する音楽家であり、ベネズエラの音楽ジャンル「ONDA NUEVA」を作った人でもある。
オンダ・ヌエヴァは勿論ラテン音楽の一つであるので、リズムも良いし、心地良い事はいうまでもない。
彼女は幼少の頃から音楽に親しみ、70年以前からオンダ・ヌエヴァの中心的存在になった。
1970年Mi Nombre Es Elaizaというアルバムでデビューしており、これもまた人気盤である。
彼女はベネズエラ出身故にか、その後、あまり消息を聞かない。
辞めてしまったのであろうか。

当アルバムについて。
1972年イタリアプレス。
先ずジャケット、ダブル・ジャケットで、内側がポケットになっている。
紙質は至って薄い。聞くところによるとほとんどのジャケが傷んでいるらしい。
今回のも背にテープがある。しかし、そんな事は問題になるものではない。何しろ二度と見ないかもしれないのだから。
とにかく、当作品は非常にレアであるのはいうまでも無いが、ベネズエラの人がイタリアでレコーディングしたのも余計に珍しくしてしまったのであろうか。
私はこの辺りの事は詳しくないので分からない。
録音には父親が半分以上アレンジし、制作に関わっている。
オンダ・ヌエヴァとして Cosi sei tu(B-1)、Tonta come un'Oca(B-2)が特に評価は高い。曲としてはA-1の Sei sbagliato e non lo saiは人気であった。
彼女は、繊細で個性的な声を持っており、可愛らしさも備わっていて、実に魅力的である。
クラブ・シーンでも探された一枚である。
二度と見る事が無いアルバムである。

価格はテープ補修があるので、御承知を

(売れてしまいました)

Billie Holiday 「月光のいたずら」に感心して
2025/08/13

Billie Holiday 初期の「月光のいたずら」とその録音の4曲。
ビリーホリデーのディスコグラフィーを見ても、最初期の6曲は出てこない。
彼女の初録音の2曲は、1933年11月と12月にそれぞれ一曲づつ、ベニー・グットマンのリーダー蘭に掲載される。
続いては、テディ・ウイルソンとの1935年7月2日、7月31日、10月25日、12月3日、36年1月30日、6月30日の欄に掲載される。
彼女名義で録音が行われるのは36年7月からである。そこからは怒涛の快進撃であるのは言うまでもない。

ここで、快進撃の前夜とも言うべき、テディ・ウイルソンとのセッションについて興味が湧いて、音源を探したら、ちょうど手元にCBS/SONYのCD全集があったので確認した。
テディとの仕事で、その間、録音6回,19曲に及ぶ作品を残した。実力を買われたのである。
特に35年7月2日の4曲は評価が高いので、聴きながら書いてみる。
その頃、ビリーホリデーを見出したジャズマニアでプロデューサーのジョン・ハモンドはテディ・ウイルソンやビリーホリデーを世に出そうと躍起になっていた。
そして、Roy Eldridge, Benny Goodman, Ben Webster, Teddy Wilson, John Trueheart, John Kirby, Cozy Cole, という最高のメンツを揃え、Billie Holidayに歌わせる。皆黒人ジャズメンであるが、ハモンドは、彼はこの録音にベニー・グッドマンを加えたかった。そこで、ビクターにテディを貸し、見返りにグッドマンを借りる事にした。しかし、自分が以前雇ったテディの下で仕事をしたくなかったグッドマンは当日来るのを渋ったのだが、ハモンドが脅して、無理矢理に連れて来て録音は始まった。
初めての顔を合わせたメンバーだったが、少しの打合せで見事な演奏になった。
ビリー・ホリデーも20才、落ち着いて寛ぎ、自信に満ちた、歌を聴かせる。33年の時の普通に歌った感じとは違い成長の跡が見える。
I Wished On The Moon(月に願いを)
What A Little Moonlight Can Do(月光のいたずら)
Miss Brown To You
A Sunbonnet Blue(青のボンネット)
この辺りは当時ブランズウイックのSP盤で発売されている。だが、その作品群は、後年、彼女のアルバムでは何度も再発され、その版は20枚以上ほどにもなろうという傑作である。
その後記した通り数回、テディの元で録音し、独立した彼女は自身のバンドを引き連れて活躍して行くのである。
ウー・ウー・ウーで有名な曲「月光のいたずら」はここにおいて既に超一流のセンスで名曲に仕立て上げられているのである。勿論テディの力は大きいのである。
聴いていると楽しくて,楽しくて、涙が出て来る。

ジャガー横田 49周年
2025/08/13

出勤途中、ふと隣のタクシーを見ると。

車体の横に派手に「ジャガー横田49周年」の絵が書かれてある。

驚いた。
これだけでは、話が見えないであろうと、写真を撮ろうとしたが、間に合わず、やむを得ずネットの写真を拝借。

「かすみ交通」という会社らしい。エライ!

お盆
2025/08/13

2日前から降り続いた雨と強い風。
玄関脇の百日紅(サルスベリ)の花が門のあたり一面に散ってしまった。
バケツ一杯。
花に嵐とはこのこと。

お盆なので、花、果物、ナス、キウリなど買ってきた。
花の売場でふと見るとセンニチソウ
長く持つのも特徴
花言葉は永遠の愛

父母の心、いつまでも。

米国関税
2025/08/12

今になって、日米の交渉について口約束だけで、合意文書がないんだって。
いやいや、ただの植民地。

国家の代表とは一体なんだった?

出生数
2025/08/11

24年度の出生人口が68万人。
何と言う事態。
23年出生数は72万人、22年出生数は77万、同じく21年81万、20年84万。
これはコロナ禍において、ビビリの政府が、国民に対し強い締め付けを押し付けた事によるものと考えられる。

とくに24年の68万人は過去にない下がりよう。
たしかにコロナまで毎年2万人くらいの低下率だったが、コロナ政策以降、毎年5万人前後の減少率。

これは、日本政府のコロナ対策の失敗に上げられるであろうか。なんたる不始末!
世界に類を見ない厳しさと接種の多さ。
今だにマスク。

昔...
2025/08/11

昔、耳にタバコを挟んでいたおじさんがいた。
タバコだけでない、鉛筆なんかも
なかなか面白い恰好だった。

最近はそんなダサイ事をする人がいなくなったんだなあ。



俳優の顔
2025/08/10

映画を観ていて、俳優に好感が持てるという事はどういう事かと考えたら、色々あるが、一つには必死さという「感情のにじみ」がある。
最近の女優では蓮佛美沙子なんかが好きで、ちょっと前には自殺してしまった竹内結子なんかいいなあ。
昔の女優なら、芦川いづみとか、若い頃の吉永小百合とか.......
なぜかというと、必死感があって応援したくなる。
だから、ドラマ「仁」の時の綾瀬はるかなんかもいいなあ。

と言ってもみんなそれぞれ一生懸命に仕事をしているのは分かる、分かるが、更に必死さというものは、にじみ出るものだなあ。

脂肪の摂取
2025/08/09

テレビを見ていたら、最近の研究だとして、今まで肥満にいけないとされていた脂肪分はきちんと取った方が良いと。

甘い物は良い訳ではないが、脂肪は良しと聞いて驚いた。
しかし、なんだかさ、脂肪は悪いと言われて数十年、今度は取れと言われてもなあ。

困るんだよ!あっちだ、こっちだ。

広島広陵高校
2025/08/09

広島代表の広陵高校が野球部内での、部員のパワハラいや暴力事件、それもただの暴力事件でもなく、執拗な暴力を行い、しかも、監督公認だった。

不思議なのは、しっかり甲子園出場している。

かつて、部員でなくとも、同じ高校内で発生した事件においては、すべて辞退となっていたのであるが、なぜ、彼らは出場できたのか。

ネットの情報によると、監督が中井氏で部長は中井の息子。寮母さんは中井の奥さん。校長は中井監督の下で部長経験して今は県高野連副会長。中井監督は引責辞任せず居座るつもり。全部知ってるはずの朝日新聞もダンマリ。
家族で学校運営してるらしい。

ここまで隠匿出来た学校の、隠匿体制がすばらしい。
学校の秘密主義はあるものだが、ここまで徹底するとは、相当なスパイ防止作戦が行われているのだろう。犯罪者でもこうやって表舞台にいられる。
図々しいにもほどがあるのだが、見事、人生こうやって社会の裏を泳ぎ切って、表に立つ!

褒めてどうする。あはは。

でも、選手はどうなるのかな、もしプロ野球にいったら、永遠にやじられる、言われ続けるのかな。
どうせ本物の天才ではないだろう、なぜなら、本物は人をイジメているような暇はないから。




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