HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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ウクライナ
2025/09/24

ロシアも戦争が長引き、経済的に困窮しているらしい。
ここで、北方4島及びに樺太の一部を買い戻す政策はないのか?

物理学で
2025/09/24

日本人はアインシュタインを有難がっているけど、日本が嫌いで原爆を落とすことに大きな力になった人なんだよね。
それでも、有難いのかなあ

レコード「BORN FREE」
2025/09/23

VA “BORN FREE (The 12 German jazz festival)” Scoutt 11 (Germany)
3枚組 三つ折りジャケット。

1970年、フランクフルトで行われた、ドイツのフリージャズのコンサートの実況盤である。
70年3月21日と22日の二日間にわたって行われた、当時のドイツにおけるフリージャズの様子が良く分かる大切な記録でもある。

因みにこのアルバム、「自由と生まれる」という観点でこのデザインになってのである。だが、芸術的評価があったのであるが、それ以上に大騒ぎになったと、ドイツのレコード屋に聞いた事がある。それはジャケットを開いて見て貰えばわかるのだが、女の子の赤ちゃんのスッポンポンの写真が使われたのであるが、それが幼児ポルノに抵触したとかで発禁になったという。その後、芸術性が勝った。
それで、一時、芸術か猥褻かの論争の中で、当アルバムの重要性が高まったらしい。
という訳で、日本盤は無かったと記憶している。
話も今は昔の物語。だが今後はこんなジャケットは絶対に作られないと思われる。

参加ミュージシャン
Peter Brötzmann Group
New Jazz Trio
Pierre Favre group
Joachim Kühn + Rolf Kühn group
Gunter Hampel group
European Free Jazz Orchestra
Just Music
Albert Mangelsdorff group
Klaus Doldinger group
Phil Woods And His European Rhythm Machin
Dave Pike Set
という豪華なグループが集められた。そして、Festival Big Bandとして全員の演奏が収められている。
従って、ここに記してない有名ミュージシャンも多数参加している。
一聴に値する演奏はどれも甲乙つけがたい立派な演奏である。

このアルバムは、ほとんどがビニール3枚の重量に対し、紙のジャケの強度が耐えられないせいか傷んでいるジャケが多いが今回のは奇麗である。

(ジャケ写真光の反射で見ずらいが、ジャケは至って綺麗)

(販売済)

ノヴェルティ・シンガー
2025/09/23

ボーカルの情報を探していると、ノヴェルティ・シンガー等と言う、用語が出て来て「おやっ!」と思う事がある。
面白い言い方だなあ、と色々調べた所、日本語に直すとコミック・ソングというのである。
ちょっと卑猥であったり、風刺、ギャグ、ナンセンスなど多岐にわたる。

アメリカでは、日本でもちょっと知られたスパイク・ジョーンズなどが当てはまり、日本では、特定の歌手ではなく、時々そういう歌を歌っている、という感じであった。
むしろ、戦前や戦後すぐの方が、やりきれない世情を嘆き・馬鹿にし、面白おかしく歌った歌が流行ったと記憶している。
ところが、不思議な事に進駐軍をコケにした歌が無かったのが不思議だね。
国民は心から歓迎していたのかね?いや、ある意味、軍国政治・社会に嫌気がさしていたから、この方がマシと考えていたかも。それが、そのまま、真の独立を果たせないまま今に至る。

蛍の光
2025/09/21

台湾の映画を観ていたら、高校生が卒業式の「蛍のひかり」をピアノで練習しているシーンがあった。

台湾でも卒業式には「蛍のひかり」歌うんだね。
いいねえ

DON BYAS “SAXOPHONE MOODS”
2025/09/20

DON BYAS “SAXOPHONE MOODS” DIAL 216 (USA)
10inch LP

珍しいアルバム。
レーベルがダイアルと言うのも、レア度に拍車が掛って嬉しい。
1947年頃の録音である。

ドン・バイアスは中間派と呼べるテナー・サックス奏者である、なにしろ1912年生まれであるから、ビバップが出現した時には、既に全盛期であったのだから。
彼は30年代から演奏をしていたし、また、有能であったので、ベニー・モーテンなどニューオリンズ・スタイルから、ピート・ジョンソン、ホット・リップス・ペイジ等経験し、またカウント・ベイシー楽団でも働き、その後はチャーリー・クリスチャン、セロニアス・モンク等とも共演している。40年代中頃からはSAVOYはじめ当時の幾多のジャズ・レーベルで録音を重ね、45年頃には「Laura(ローラ)」が大ヒットし、その名を広めた。
その後は、ビバップの演奏にも参加している。
ローラは当アルバムでも聴く事が出来る。

その後、理由は分からないが、パリへ移住し、Swing、Blue starレーベル等に多くの録音を残した。
面白いことにスペイン・バルセロナにも移住し、噂によるとテテ・モントリウに影響を与えたとされている。
彼のテナーのサウンドは格別なものがあって、今も尚、これ程の豪快でソフトでバラードを聴かせる、素敵なサウンドの人はいない。
彼が日本で有名にならなかったのは、アメリカにいなかったせいでもある。
何しろ、ヨーロッパに行ったジャズメンは、アメリカでダメなヤツと昔の評論家は言っていたのであるから。
良いレコードである
そうそう、彼のサックスは特別な作りで、ネックのオクターブキーの所が「蛇」の彫刻で面白い形をしているのだが、以前はネットで見つかったが、今回探したが見つける事は出来なかった。

CHARLES MOFFETT “MOFFETT FAMILY Vol.1”
2025/09/19

CHARLES MOFFETT “MOFFETT FAMILY Vol.1” MOFFETT LRS-RT-6142 (USA)

ちょっと珍しいアルバム。
チャールス・モフェットは、その名前を聞いただけではピンとこないが、経歴を聴けば「ああそうか」と納得するはず。

彼は初期のフリージャズのドラマーとして活躍している。なにしろオーネット・コールマンと同じ高校であったので、プリンス・ラシャ等とバンドを組んだ。凄いよね。天才はある時、固まって出現すると思うのである。
仕事としては、65年のコルトレーンのアルバム「Four for Trane(Impulse)」に参加している。
この時期に、オーネットとデヴィット・アイゼンソンとトリオを組んで仕事もしている。
オーネットがまだ評価が定まっていない時に、共に音楽活動を支えていた。
当時、モフェットはニューヨークの高校・音楽学校などで教鞭も取っている。実はこの教師の仕事がこのアルバムに役立っているのである。

当アルバムはモフェット・ファミリーとなっているので、メンバーを書き出す。
Charles Moffett (d)
Charnett Moffett(b,trp) この名前はオーネットとチャールスを併せた。
Charles Moffett Jr (As,Ts)
Codaryl Moffett(Per)
Mondre Moffett(trp,flugel,Bariton)
Patrik McCarthy(b)
と言うメンバーだが5人が家族である。曲も彼らのオリジナル曲である。
まだ子供達であるが、なかなかどうして立派な演奏である。ノリも素晴らしい。
聴いていて気持ちが良い。
流石に父親が先生だけあって、見事なものである。
音楽はややフリー寄りであるが、ソウルフルで、ノリノリのリズムがあって、トップクラスのブラックジャズなのである。
当時、新譜で某店の壁に飾られたので、私は即買いをしたが、ジャケから滲み出るブラックの雰囲気から間違い無いと確信したのである。
そしてタイトルがVol.1となっているので、2番目を待ったがついに発売されなかった。

(売れてしまいました)

おい、こら
2025/09/18

今は昔、昭和40年、私が東京に出て来た頃。
テレビで盛んに東北弁と鹿児島弁がからかいの対象であったが、東北弁は面白可笑しくされていて、吉永小百合が映画で東北出身の役をやったりして、意外に悪くは思われていなかったのだが、鹿児島弁は嫌われていた。
お婆さんたちに訊いた話である。
上野の西郷さんの銅像を有難がるのは、田舎の人か鹿児島から来た人だけだと怒っていた。とにかく鹿児島嫌いは徹底していたと思う。
なぜなら、戦前は、明治維新からだが、警察官は鹿児島出身、要は鹿児島の百姓出身の乱暴な兵隊であって、人を見ると「おい、こら」と威張っていた。
それが暴力的で市民から嫌われていたという。
明治維新から戦前は、それは、それは、都民のみならず国民が苦労したのだ。
それが、名残はあって、ヤンキーが警察の事を「マッポ」というが、それは「薩摩ッポ」からきたのだとか。
古い話だなあ。

しかしだ、薩摩兵は乱暴で、会津に責め入った時は、武士同士の戦ではなく、農民・町民にもあらん限りの狼藉を働き、土地は耕せなくなり、女は犯し殺され、子供も殺されたというから、日本人としての扱いは無かったらしい。
長州兵も更に酷かったと。
私は福島の人から、薩長土肥の悪行と恨みをさんざん聞かされた。
長州の知事(?)がもう100年経ったのだからと言ったら、会津の知事はたった120年、と跳ね返した、とかいう話もある。
そんな流れを組む旧日本軍もまともでは無かった事は間違いない。

たしかに、私が若い頃はまだ「おいこら」は生きていた。
だが、もう忘れたいね

職業の貴賤
2025/09/17

職業に貴賤は無い、と言うけれど。
他人に迷惑メールを送ったり、電話掛けたりしている人の職業は「賤」に入る。
恥ずかしくないのかね?

セブンイレブン
2025/09/16

最近、セブンで「栗まんじゅう」売ってない。
どうしたんだろう。

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