HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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ギャンブル大国
2024/12/27

テレビでは、有名人を使った競艇のCMがこれでもかと流れる。

競馬、競輪など公営ギャンブルのCMもたくさん流れる、パチンコ番組も盛んである。
そして宝くじ。
日本ほど、テレビにギャンブルの宣伝がある国家も珍しい。
世界に類を見ないのではなかろうか。
それで良いのか?

それでいながらカジノの話になると、目くじらを立てて市民反対運動が起きる。
外国人向けのカジノはそんなに悪いとも言えないし、ギャンブルに厳しい国でも外人向けに存在している。
反対運動はパチンコ業界の差し金という噂もあながち見当違いとも思えない。
北朝鮮・韓国系の資金源を断たれてたまるものかという戦略に、左翼団体が絡んだ、面倒な運動か。


選挙
2024/12/26

東京都知事、兵庫県知事の選挙以来、ちょっと政治を巡る状況が変わったような気がする。

まず、石丸氏、立花氏、と言った、話術の卓越した人が現われ、ネットの情報と悪質も取れる活用と合わせ、人々に訴える、あるいは煙に巻く手法が出来上がった事。
橋下徹氏も話術の上手さでテレビ視聴者を虜にする事では同類である。

ネットの政治選挙利用は、普段ネットに依存している人たちが、その手法にハマってしまい、もっともらしいレアな情報ほど飛びつく。情報元などネットには元来あいまいな世界。
その結果、全く政治に関心のない若者含む人々が、突如、宗教の信者になった如くに、政治に目覚め、政治運動家になり、政治運動の快感に浸ってしまった事。
まさに、怪物が出現しそうな感じである。

一方、自民党など、103万の数字も一向に改める様子はない。人の心の分からない自民と言われたそのままの姿に国民はあっけに取られるのみ。まあ、財務省の言いなりの自民の姿である。その姿は毎日テレビで何度も流されるのに、自民は何も感じていない。

言って見れば、独裁者ヒトラーの出現を待っているような状況である。


新入荷リスト
2024/12/24

お世話になっております。明日の十二月二十五日に年内最後の通販リストを更新予定です。よろしくお願い致します。メリークリスマス。

考え事をしていたら、急に思い出した
2024/12/21

もう25年以上も前の事。
忘れようにも忘れられない思い出。

旅行会社の東急観光を辞めてから失業保険も切れ、やる仕事もまだ決まってない頃、盛岡支店の知合いから電話が来た。
「暇なら手伝ってよ、金は払えないけど宿泊は用意する」という話であった。

仕事というのは高校生インターハイの宿泊、弁当、交通等、その管理システムが上手く動かないので手伝えと言うことだった。
どうせ暇だし、運営に興味があったので引き受ける事にして、ひと月ばかりホテル住まいをして手伝った。

そもそも。元々は私一人が大型イベントのコンピュータ管理システムを担当していたのだが、更に大きなイベントであるインターハイの管理をやりたくて、受注チームを結成、数年がかりで作戦を立てて、何度も盛岡に出張し受注にこぎつけた仕事で、私が手がけていたデータベース・システムがどの程度の物かと言う興味があったのである。

その時の事を思い出すと......、
受注して喜んでいたら、部内の上司などから厄介な仕事を取って迷惑という意見やら、調子に乗っている、等色々批判があった。
大型イベントは膨大な利益が見込まれるのに。
大型イベントの仕事はそのほとんどをJTB一社に行く、しかし、私もたった一人で善戦していたと思うのだが、赤字続きの会社を立て直すことなど誰も考えていないのだと、良く分かった事件でもあった。
仕事が進行中に、会社のリストラの話があり私は退社したのである。データベース管理業務は私の下請けに引き継いだ。
担当社内にシステム担当不在という最悪の状況であった。

さて、それでも方向性は決まっているので、仕事は進行していた。
元社員の私と、下請けの担当とで、なんとかこなしていた。
いよいよイベントの開会が近づいて来ると、宿泊確認書やら食事クーポン等の膨大の量の発送業務が控えていて、その直前の入力も終わらず、15人以上いるアルバイトのお姉さんも毎日遅くまで働いた。
そしてリミットが残り数日となっても、終わりそうも無い。
そんな緊急事態を見かねた、その支店の社員が自主的に2・3人手伝いに来た。

夜9時か10時頃だったろうか、突然、会社の労働組合の役員が来た。
お手伝いかと思いきや、彼は「社員はこれ以上の労働をしてはいけないので、すぐ帰るように」。
社員は驚いたようだったが、緊急だからと反論したが、組合員の強い口調に負け、言う事を聞いてすぐに帰った。
警察官のような組合役員に「自分達の会社の仕事なのに、それでも何とも思わないのか?」と聞くと、「会社が考えるべき問題で、自分達には関係ない」とあっさり。会社の不祥事を待っているような感じ。
代わりに組合の人が働くのかと訊くと、どうも仕事はしないらしい。
そんな会社はすぐに駄目になる、と言おうと思ったが、黙って仕事した。

残ったのは会社に関係ないバイトや下請けと私だけ。
こんな大事な時になんで社員がいないの?」と陰で怒るバイトもいたが、皆必至に仕事をこなした。
結局、終わった時は朝の5時だった。
少しでも家に帰って休むなりシャワーを浴びるなりして来い、と言う事になったが、タクシー代も勿体無いというので、私が車で、遠方の4・5人ばかりを乗せて、近い順番に自宅まで送り届けた。
近隣の農家の娘さんが多く、緑の美しい田園風景の中に大きな造りの家ばかりで、そんな農家を廻る素晴らしい景色のドライブで、運転好きの私には大変な満足であった。その風景というと、黒澤明の映画の最後にみんなが楽しそうにしている、田園風景という美しさ。(説明が不足だな)

ある母親が、玄関の前で待っているので娘が「いつから待っていたの?」と聞くと「身を案じて寝ないで待ってた」と。
一晩中、外で待っていた母親の気持ちに思わずもらい泣きしてしまった。
母親は、「ウチの子が結婚相手を連れて朝帰りをしたのかと、構えていたよ」
と言うので、慌てて打ち消して、大笑いになったものの、責任を感じて困ってしまった。

全員送り届けて事務所に帰ってから「俺達もちょっと寝ようか」等と話していると、もう全員9時に出勤して来て、次の仕事に取り掛かるのだった。
そんなバイトの彼女たちの働きぶりが忘れられない。
この人達を全員、東京に連れて帰って会社を作ったら絶対、成功すると思ったほど、立派で素敵な人達だった。
今でもその時の人たちの顔を思い出す。

社員と労働組合の思想・対応の件には、腹が立って、余計に組合と左翼嫌いになった。
それよりも私にとって「金にならなくても仕事って良いなあ」と思った唯一の経験だった。
身体は疲れたが、気持ちは無茶苦茶楽しかった。

でも、その時、社員であったなら、きっと胃が痛くなったに違いない。

インフルエンザ
2024/12/20

15日、家内とふたり、ちょっと風邪っぽかった。
夜、葛根湯を飲んで寝たが、翌16日、まだ少し熱っぽい。
夜、37.5度あったので漢方の先生に相談すると、麻黄湯を飲みなさいと言われ、私たちは、それぞれ麻黄湯を飲んで寝た。

17日、私はダルさ、寒気が少しあるものの、37度になっていたが、コロナだったら困ると病院に行くと、インフルエンザ。
一度だけ飲めば良い薬を頂いた。

家内は既にスッキリしていたのだが、先生は一緒にいるなら奥さんも掛かっている可能性があるから連れてくるように,と。
それで、行かせたら、既に治っていますし、薬も不要との事。
家内の強さに驚いた。

私は、なんとなく不調でそのままである。
今はせっせと喘息の薬を飲んでいる。
女は強し。

トイレ
2024/12/17

ちょっと前のこと、男の客が来て、2・3枚ちょこちょこっとレコード見て、「トイレどこですか?」
って聞くから、「そこですよ」と答えると、「ハイ」と入って行って、
出て来て、そのまま帰って行った。

ちょっとムカついた。
ウチは公衆トイレではない。

HANK MOBLEY “PECKIN’ TIME”
2024/12/15

HANK MOBLEY “PECKIN’TIME” BLUE NOTE 1574 (USA)

非常に珍しいオリジナル・レコードのひさしぶりの入荷。

ジャケットは圧倒的に恰好良い、かつ大迫力である。
前面にドーンと赤いバックを配置、これはレコードケースである。
上部に金属の取っ手と、二つの留金が付いている。
赤いバックの色は只の赤ではない、強烈である。 周辺部は汚れていて、角は少々擦れていて使い込まれたのが良く分かる。
バックの右上に、洒落たのかわざわざ斜めに「マスター・レコードに付き丁寧に扱うように」、と注意書きもある。
そして大きくタイトルの「Peckin’ Time」 と表示され、Hank Mobley と Lee Morganの二人の名前が示される。
当時私は、この迫力のジャケットのオリジナル盤が欲しくて、随分探したものであるがとても入手に時間が掛かった。

ブルーノートのコーティング・ジャケットは何故か、他社のビニールコーティングよりもギラギラしているような気がする、まあ、それは私の好みの反映とする。
非常に好きなジャケットである。
いや、演奏もすばらしい。5曲の内Speak Lowを除いて4曲はモブレイのオリジナル曲であって、なかなかのセンスである。
冒頭のサウンドで二人の迫力から存在がわかり、このアルバムであることが伝わる。
2曲目のSpeak Lowはラテン・リズムでWynton Kellyの軽快なピアノがリー・モーガンのトランペットを導き、そしてモブレイの洗練されたサウンドに繋がる心地良い好演奏。
3曲目Pecking timeはBe-Bopのような演奏で心躍る、ウイントン・ケリーも良い仕事をしている。
という、ブルーノートのナイス・アルバム。

ジャケットも内容もいかにもこれぞと言わんばかりに、ブルーノート。
この時代のジャズの完成された雰囲気がある。
モブレイはBe-bopの時代の強いサックスから、ややソフトに移ったハードバップの人だからこそ、この微妙な柔らかさが功を奏しているのだろう。

通販リスト
2024/12/15

本日通販リスト 更新しています。
よろしくお願いいたします。

ハンバーガー
2024/12/14

我が家の息子が6歳かそこいらの頃、テレビで「良い子、悪い子、普通の子」という番組があった。
それで、家族でその文言で各自作って遊んでいたのだが、息子が閃いたのか「良いハンバーガーには、おにぎりが入っている」と作って、家族で大ウケになった。
昔の思い出話。


バーガーキングに行ったら、なんとハンバーガーの中にご飯をはさんだのを売っていた。
昔の事を思い出して、ちょっと笑えた。

ホワイト・クリスマス
2024/12/13

今日はアマゾン・プライムで映画「Swing Hotel」を観た。1942年のミュージカルで、Bing CrosbyとFred Astaireが女を巡って恋の争いだが、歌とダンスの巨匠の競演が見ものになっているのだが、実は、クリスマス・ソングの代名詞「ホワイト・クリスマス」の初期の演奏が収録された貴重な映画でもある。非常に面白かった。
歌っているのはもちろんビング・クロスビーで、相手の女優もちょっと歌っていて中々素敵。
それをレコードにしたところ、いきなり大ヒット、戦時中でもあったが、アットホームの心地よさが兵隊さんたちにも大人気だった。快楽は敵だと歌まで楽しさを奪った日本とはエライ違いである。

その後、戦時中も何年間か12月になると、ビルボードの首位になるという国民的スタンダードになったのである。
デッカから発売されたレコードはシングル、LPと売れ続け、今尚売れ筋らしい。5000万枚とも1億とも言われる、世界中の人気盤である。

我が家にも、傷だらけの10インチ、日本盤、LPと3枚もある。
もう少し綺麗な物がほしいなあ。

ホワイト・クリスマスを聴くと、心が洗われ、私こそ最も敬虔なキリスト教徒であると思ってしまう。

しかし、キリスト教信者でもないが、なぜかクリスマスは心が躍る。
小学校5年の時だったか、バタークリームで出来たクリスマス・ケーキを初めて食べて、非常に感動して以来、なぜかハマってしまった。
三つ子の魂百まで、というのか?

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