HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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佐久間良子
2016/11/01

最近、テレビを見ていたら誰かの葬式に、かつての名女優「佐久間良子」が出ていた。
相当なお歳だと思うのだが、相当にきれい。
いつまでも綺麗な人というのもいるもんだね。
感心してしまった。
迫力もあるしね。

思えば昔の日本の女優は本当にきれいだった。
山本富士子、岡田茉莉子、若尾文子などなど挙げるとキリが無いが、最近の女優と大きく違う事があって、それは整形手術をしていない「天然美人」という点にあるらしい。
天然美人なんて今は言わないか?
しかし、現在の方が食事も良くなり、タンパク質を多く摂取しているはずなのに、それでも鼻が高くならないのはなぜか?考えてしまった。

いや、女優の綺麗さというのも、時代の要求だったのかなあ。
昔は映画に対する美意識が高かった。
映画そのものに、ストーリー、映像、俳優にも圧倒的な美を求めたのに対し、今は観客のレベルも相当下がり、只々筋を追っているだけのことであるし、俳優にも親しみやすさを求めるようになったのだ。
まあ、「鑑賞」に対する姿勢が違うという事である。

であるから、その後に続く、吉永小百合などは可愛らしさが勝っていたもの。
そういう時代に進んでいたんだな。

クレーム
2016/10/31

当店には、現在ちょっと面白いクレームがある。

順に説明をする、ちょっ話が長いかな?
外人がカップルで来店したのだが、それが知合いの紹介で、失礼があったらいけないと一生懸命に接客。
その内に、他店で購入した物も含めて30枚、小包でオランダまで送ってくれという。
嫌だなと思ったのだが紹介者の顔もあるし、送る事にして、簡単に重さを計ると大体9キロ。
郵便局の海外小包EMSで15,000円位だと伝えると、なんと負けろというので、レコードを精算する際に多分12,00円くらいにしておまけにカード払い。
実際、発送時の数字は10キロで17,900円也。利益がないぞ!

まあ、それは仕方ないとして、通常4・5日で到着する所がなかなか着かない。気を揉んでいたと、やっと届いたというメールが来て、ほっとするのも束の間、税金として190ユーロも取られた。
ところがそれは、お前の申告が悪いからその190ユーロを払えという。
私が申告したのは、たったの9,000円。
そんなはずはない。
ではなぜかと言うと、その金額の前に書いた「¥」マークがオランダの税関で「7」と判断されたのだそうだ。

それで、その旨、¥マークと返事をして、税関に異議申し立てをするよう伝えた。
すると、解ったと返事がきたものの、税関と交渉するが、もし失敗したら、やっぱりお前が払えという。
外人は汚ねえーなあ。
私は冗談じゃねえや、と言ったが当社の仕入部長は間違いやすいマークを入れたオヤジが悪いという。
そんなもんかね、会社の損失を何とも思わないのかね今時の社員は。
腹が立って、今後は外人旅行者のレコードの発送は絶対にしない事にした。

本来自分でやるべき仕事でもあるし、私など、外国でどんなに困っても、むこうのレコード屋が送ってくれた事など無かった。
それで、旅行先で苦労したら可哀想だと、つい思ってしまうのがいけなかった。
考えて見たら日本など世界で一番便利な国で、郵便局など日曜日だって発送が可能なのだ。

そもそも外人は苦手なんだよ。
外人はちやほやされて当たり前だと思っているんだもの。日本人は外人の下働きじゃねえや。
おまけにケチだし。
くそ!
俺が右翼になったのが分かってくれるよね!

マッシュマロ
2016/10/30

昨日は近所のハローウインでバーベキューをやると言うので参加。
子供達がいたのだが、七輪に火を起こして、マシュマロを焼いて子供たちに食べさせていた。

昔はこんなことなど考えもしなかった。
私がマシュマロを焼いて食べると知ったのは、ハッキリと記憶がないが、映画だったかテレビの中だったかで、男の子が、好きな女の子に向かって、一緒に海だか山だかに行かないかと誘うシーンで、「一緒に行ったら、たき火をして僕が君にマシュマロを焼いてあげられるのに」という所があった。
えっ!アメリカの男の子達は、あらゆる手立てをして女の子を口説くのは知っていたが、こんな風にして女の子を口説くのかと驚いた。

マシュマロを焼いて食べると言う、考えただけで、甘くなるシチュエーション。
良いよねえ。
何でも無いことなのだが、さも「ほら、僕は君にこんなに一生懸命に何かをしてあげているでしょ!」という雰囲気を考えただけでも、私は驚いたのだった。

アメリカのティーンエージャーの甘い生活の数々は、当時は別世界だったのだ。

今でも憧れちゃう。

老後
2016/10/28

老後の事で、ネットのニュースから拝借する。
生命保険文化センターの意識調査によると、夫婦2人で生活する上で必要な最低日常生活費は平均22万円必要だと。
さらにレジャー、交際費、趣味の費用などを加味すると、その生活費は約35万円かかるそうだ。

これは一体どういうことか。
年金暮らしの友人に電話して訊いてみた。
彼の年金は月18万だそうだ。
そうすると最低必要生活費とされる22万に4万円不足している事になる。
では、どうしているかと更に訊くと、食費は2万だという。
趣味など、何も出来ないという。
今まで使っていた自慢のオーディオのアンプも電気使用料の少ない国産に変えたと言っていた。
なんとも、かんとも、さもありなん。

働いていた時に想像していた天国の老後が、始まって見たら地獄の老後。

一方NHKテレビ等で連日、健康だの長生きだのと特集ばかり流れて来るが、こういう現実を見せられると、早く死ねる方法も特集して欲しくなるのは私だけか?

最近の犯罪で
2016/10/27

最近、テレビを見ていて気になるのだが、CMをやっている企業がどいういう会社なのか見当がつかない。
まずゲームを作っている会社がある、あの世界に冠たるSONYがゲーム会社だから驚く。
サラ金の過払い利息取戻し業とか。
携帯電話、通信、インターネット関連とか。
それからよく分からないサービス業が五万と。
その他、コメンテーターで出演する、経営者というのが、コンサルティング関係だと言うのが何んのコンサルなのかさっぱり見当が付かない。

思えばそういう時代になったのか?
かつては、物を作る、それを仕入れて売る、といった分かりやすい図式だったのだが、時代が進み、社会が複雑化するとともに、サービス業とよべる範疇の企業だらけになってきた。
結局はアメリカのように、頭の良いヤツが、金儲けができる社会という事になった。
一生懸命に働いて製造業にいても、もっと賃金の安い国が競争相手では儲けも、たかが知れている。
それより、頭を使ってビジネスの隙間、通信、アイディア、付加価値などで金を動かした方が賢明だということか。

もう多分、私は日本の企業の、半数の会社の仕事内容を把握できていないと思う。
全く知らない仕事というか。

その証拠に犯罪が、すでにわれわれのジジイの年代が、理解できていない「詐欺事件」などが多発しているという事が、正にそういう事である。

あはっ!

必殺仕掛け人
2016/10/26

テレ玉(本名 テレビ埼玉)が朝9時から再放送していた、藤田まこと主演の必殺仕事人?仕掛け人だか、が昨日で終わってしまって、画面の中で主人公たちがチリジリに散って行き、番組が終了した。

それで、今日からどうなるかと思っていたら、そのまま「必殺シリーズ」として続いていた。
タイトルがちょっと変更になり今日から「必殺 仕舞人」だと。

所が主人公がなんと、私の好きな「京マチ子」。
これがちょっと、もうすぐ60歳に近い年齢ながら、なかなかどうして良い雰囲気。
日本人の良いところを持っている、腰の据わった 良い女優だなあ。
美人だしね。
昔の人は綺麗だなあ。

これも、前作同様、朝からテレビの前なら動けないんだわ。

オジサン 止められない!



髭を生やした
2016/10/24

白内障の手術のあと、目に水が入ってはいけないと顔を洗う事を禁止されたので髭も剃らずにいた。
そのまま、1週間、2週間と過ぎてしまった。

そうしていたら髭に対する愛着も出て来て、そのままにしてある。
しかし、最近、髭が長くなってきたら、何だか肌がチクチクする。

そろそろ、このまま行くか、それとも剃ってしまうか決めないといけない。


ROLAND KIRK “The Return of the 5000 Lb. Man”
2016/10/23

ROLAND KIRK “The Return of the 5000 Lb. Man” WARNER BS 2918 (USA)

私の好きなアルバムが入荷。
こういうのを聴くと、ジャズって良いなあといつも思う。
このアルバムは1976年、彼の最晩年の2・3枚の内の一つである。
それなりに、彼の作品には「素朴」さ「したたかさ」が混在していて、ある意味確信犯的な信者にウケるサウンドを感じているのだが、晩年の作品もまた どれがどれと捨てがたいものがあるので、一枚だけを取り上げるのも憚られる。
だが、私が考える一枚は特にこれだと言いたい。

彼は77年に脳梗塞で亡くなったのだが、発売当時は、これが半身不随になった直後の作品だと言われていたのだが、最近の書物を読むと、倒れる直前の録音と言われている。しかし、何故そんな事が気になるかと言うと、この作品を聴いた人は、だれでも彼が悟りの境地に到達したかのような気がするからである。
ジャケットを見るとタイトルが「帰って来た5000ポンドの男」となっていて、メートル法に直すと2トンの男とはいったい誰の事かと考えてしまった。
彼の銅像の事なのかと思ったり。
ウルトラマンの事かと思ったり。なんだろう?

また、一曲目の「Eulipions」というのはどういう意味なのだろうと考えてしまったが、表紙を読めば彼が考えた架空の国であるらしい。その辺りから、どうも死後の世界を意識したような気配がある。
そう想いながら聴けば、この作品は、アメリカの音楽の歴史そのものではないか?
そうか、彼は今まで生きて来て、体験した自国の音楽を、彼の中で解釈しそしてこのアルバムに残した。
冒頭のEulipionsはテナーサックスをじっくり聴かせる。その音色は世界トップ・クラスなのだが、彼はそれをちょっと刺激的にしてある。そこが何とも言えず凄い。考えて見ればテナーサックスこそジャズの代表的楽器である、サックスあってのジャズとも言える。そこにMCが入ったり、コーラスがあったり、まさにアメリカの音楽エンターテイメントのワン・シーンそのものである。
次のSweet Georgia Brownにはウォッシュボード(washboard)=洗濯板が使われる。すなわち、黒人ジャズエンターテイメントに欠かす事の出来なかった楽器でもあったし、黒人音楽の歴史でもある。
Loving youはミニー・リパートンの曲で世界的にヒットした。アメリカ70年代の代表的な曲を彼が取り上げても不思議はなく、その彼女が76年にガンと報じられたのだから、彼が彼女の音楽をピックアップしても不思議はない。
Goodbye pork pie hatはミンガスの代表曲でもある。ミンガスはジャズの歴史的にも音楽的にも代表者であり、またローランド・カークも在籍した事でもあり、ここに取り上げる必然もあったのだ。
そして、Giant stepsはコルトレーンの代表曲、コルトレーンこそアルバムがスミソニアン博物館に収納されている現代ジャズの頂点の一人でもある。
こうしてつらつらと考えると音楽の歴史を、彼は編纂して聴かせてくれたのではないか?

そうして思えば、彼は黒人の音楽の造詣が深く、その歴史を直接聴いてきただけに、こうしてサウンドに表す事が出来た。
このアルバムがジャズとそれを取り巻く周辺の音楽シーンを、取り上げて聴かせ、彼の集大成としたのではなかろうか。
こうして聴けば、彼の音楽は、やっぱり大した物なのである。

栗きんとん
2016/10/21

歩きついでに伊勢丹に寄ったら、中津川の川上屋の「栗きんとん」が売られていた。
早速、購入。
だれか来た人とお茶でも入れて一緒に食べようかと思っていたのだが、その前にあっという間に一人で食べてしまった。
明日はもっと大きい箱のを買おうかな。

栗きんとんは栗を砂糖と炊いて、茶巾絞りにし、形を整えたもので、岐阜県中津川市の秋の名物である。

最近は、何処のデパートにも一年中、どこかの栗きんとん屋が入っているので、別段珍しい訳ではない。
しかし、今頃の時期になると中津川でも名店と言われる店の物が、各デパートにちょこちょこと特別に出される。
たしか、ナンバーワンと言われる「すや」のは高島屋に出るような気がした。

秋は、柿、きのこ、栗と出てくる。
これらの秋の物は、味が薄味で甘過ぎず、しかもほのかな薫りがある物が多い。
実に日本的で好ましい。
秋は本当に良い季節だ。

昨日は、アディロンダック
2016/10/20

昨日の夕食は、アディロンダックへ行った。
そこで、コーヒーのマシンを買ったので、淹れ方の勉強をしているとお嬢さんが言うので、それならばと一杯頂いた。
熊さんの絵を書いてくれた。
買ったばかりだと言うのに、なかなかの出来栄え。
ママさんが、膝が悪くて店に出られないからと、彼女が前向きに頑張っている。
料理の腕前もママさんに負けないし、仕込みも頑張ってデザートのケーキも一生懸命に作っている。
若い人が頑張っている姿は、見ていると気持ちが良い。

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