HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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今朝の病院ラジオ
2024/02/23

今日、朝ごはんを食べながらNHK番組「病院ラジオ」を見た。
広島の原爆病院という名前にも驚いた。原爆投下直後から被爆者の治療に取り組んで来た話も初めて聞いた。
癌や白血病などの患者さんを多く受け入れている病院であった。
それぞれの患者のお話が身に摘まされる。
闘病中の高校生に「今何がしたいですか」と聞くと「ともだちと並んで歩きたい」と答えた所で、ああ、ほんの小さな幸せいが、いや幸せと呼べないような普通の事がどれほど大切なのであろうか。
思わず泣けた。

この番組の話を、広島のテレビ局で働いていた友人に送ったら、返事が来た。
感動したので掲載することに。

「今朝のテレビ、私もみました。
病院建物は数年前、全面改築をしたので、今は爆風でゆがんだ鉄格子のオブジェしか当時の面影は、残っていません。
入院中の被爆者を慰問するため、すずらんを届けるCAさんや、山百合を届ける児童、美容師の整髪奉仕とかでよく取材しました。
番組でも千羽鶴を折る患者が登場して、その中で、12歳で白血病で亡くなった佐々木禎子さんのエピソードを紹介していました。
彼女もここに入院していましたが、当時の主治医が杉並に住んでいて、カルテと赤や白の薬包紙で折った小さな鶴を見せてもらったことがあります。
多くの被爆者が、白血病を発症したこともあり、番組でも同じ病気の患者が紹介されていました。
健康が一番だと考えさせられる番組でした。」

(佐々木禎子さんは原爆の子の像のモデルになった少女で、写真の鶴は禎子さんが実際に薬の紙で折った鶴だそうです)

というお話でした。

お金はレコード引換券
2024/02/22

千円札を手に持ったお客様がいう事には
「これってレコード引換券なんですよ」。


誠にもって
ありがとうございます。

会話禁止
2024/02/21

ここの所、かなりの数のジャズ喫茶は「会話禁止」になっているらしい。
おしゃべりの私は、もう訪れる事は不可能だ。

中学生の時に授業中に喋ったら、教師から「妾の子」と言われた程だから、そのまま大人になっても、無言ではいられない性格になった。
今は無き渋谷のメアリージェーンは会社から1分の至近距離という理由だけで、よく通ったがいつも喋っていたので、店員さんから注意をされたが、めげることなく喋ってばかりいた。
なんで我慢して聴くのか、私はジャズ喫茶に憧れない。
聞きたいレコードは己で買えば良いし、だからコレクターになった。

なんで喫茶店なのに会話禁止だと怒っていたら、知り合いがジャズの店などまだ良いよと、クラシックの名曲喫茶という所は、もっと厳しいぞと。
なにしろ入り口から入っていったら足音がうるさいだの、注文の声が大きいだの、それは大した威張りようだと。
お前など立ちどころに追い返されるに決まっているという事であった。

今は昔の物語。

という訳で,今でも無言の店には行けないのだ。


句読点ハラスメント
2024/02/20

なんでもかんでもハラスメントと言うのがあるけれど、「マルハラ」というのが一番驚いた。

文章の終わりの句読点「。」が怖いと。
まんじゅう怖いと同じかと思った。

「。」を見ると威圧感があると。
そうか、点が怖いのか。
そのうちに日本語が怖いとか、文字が怖いとか、言い出しそうだな。

いっそうの事、日本語をやめるか、英語にしたらいいんじゃない?
いや、英語も最後に「.」があるなあ。

不適切にもほどがある
2024/02/19

知り合いにラインで面白いから見なさい、と勧められて見たテレビドラマ。
宮藤官九郎の面白さ。
ここの所、かなりの人気注目ナンバーワンらしい。
昭和から現代にタイム・スリップした男の話。
セクハラ、パワハラ、いくらでもハラスメントが出て来る所が面白い。

だが、見ているうちに、これって今の不適切発言だの何だのと大騒ぎになる今の世の中そのものだなあ、と思いいたる。
昭和から、わざわざ時空を超えてまで来てもらわなくても、現代の年齢差がそのまんまじゃん。

私の事を述べると。
差し当たり昭和からタイムスリップしてきたジジイそのもの。
聴いている音楽は昭和の時代のそのままの原盤主義、オーディオは1950年代から変わっていない。
正確も頑固で今も生き抜くダメ親父、時代が進めど己は何事にもめげず、不逞な若者がいれば体力差も気にせず怒鳴りつける、昭和の親父は何も変わらない。
発言も外観も世間体のため、少しは考えて変えてはいるけど、中身はおんなじ。
77歳だが今でも労働時間ははるかに若い人の労働時間より長い。
働いた分だけ自分の給料になると思い込んでいる。
息子達には前時代と言われている。

今の世の中、徹底的に時代のそぐわない人たちを追い落とす。
年寄りだから、まあいいか、とはならないようで、わずかでも絶対に許さない。
全く画一的な、外観上社会から見てほんの少しの個性だけが認められ、云いたいことも言えない、日本人自らが、失われた日本人を作り出して行くことに汲々としているように、私は見える。

TBSテレビの喝で干された張本勲さんなんかの事件は、年寄りの発言ー対ー現代人、との衝突でもある。
いちいち、そういう発言は許さんとネットの中傷発言が後を絶たない。
ただの一般人の発言だけでなく、有名人からの発言がそれを後押しする怖さは只事ではない。
かつての、伝統と呼ばれた画一的な地域・農村社会が、そのままの精神構造で、一見モダンで正義のフリをして日本中に広まる。

昭和より、現代の方が恐ろしい。

鼻の洗浄
2024/02/18

私は鼻の中に癌が出来て、手術で内部をえぐり取られてしまった。
そのせいで鼻汁が出て来なくなった。

鼻の中という構造は実に素晴らしいシステムで、埃や花粉やゴミなど不要の物質を粘膜が外に掃きだす事になっているのだが、私の場合は粘膜が無くなってしまったせいで、それらが、蓄積されてしまう。
したがって毎日、朝晩、鼻の中を掃除する必要に迫られている。

その道具はハナクリンという。
サーレという粉薬で生理食塩水をお湯で作り、シュポシュポするのである。
私には欠くことが出来ない衛生用品である。
これは副鼻腔炎などの鼻づまりの方にも推奨したい優れもの。
今の時期の花粉症にも良さそうである。

先日、お客様と話をしていたら、なんとこの会社の社員の方だった。
なんだか理由は無いが嬉しいものだ。
その偶然に驚いた。
長生きはするものだ。


老人不要説
2024/02/17

最近、ネットで盛んに訴えている説に老人不要、高齢者排除、老害、などある。
老人たちの、ちょっとの言葉尻を捉え、引き摺り降ろす勢いの強い事。
また、若い人が駄目なのは高齢者のせいだという意見は、結構の数にあがる。

今まで、NHKはじめ民放各社でも、ひたすら健康イコール長寿という理論で指導して来た、長生きこそ人生の目標とされて来た、幸い世界に冠たる長寿国家になった。
それが昨今若い人から高齢者排除と言われるとは思いもよらない逆襲。
長生きしたくて生きている訳ではない。
私も後期高齢者になった途端、死ねと言われても困る。
会社の経営、社員の給料、借金の返済、そしてなにより己の生活資金の調達と、問題を抱えており、「あっそうですか」と死ぬわけには行かない。
スムーズの着地を考えながら商売をしているのだが、もう2・3年は止める事は出来ない。
もっと言えば、少ない年金で生活はままならない。何しろ、固定資産税、健康保険、上がった電気料金、ガス代、水道代、病院代、そういうお金をねん出するのも大変である。

若い人が、年金など老人に対する保護が厚すぎるとおっしゃるが、全く以って逆で、いかに老人が少ない年金にしがみ付いているか、調べればすぐに分かるはず。

それはそうとして、若者の中で働かない者の数が多い事の方が問題である。なぜなら成人は働いて税金を納めるのが国民の務めであるから。
GDPを回復させる一番の方法は労働基準法を改正して、残業を認める事。
女工哀史の基準法はもういらないんじゃない。
働かずして儲ける人もいるが、多くは働いてこそのお金。
残業すればクルマもオーディオも買える、家のローンの足しになる。
働かないでお金がないと嘆いてもどうにもならぬ。
そうそう、社内には季節的に忙しい部署があるでしょ、そういう部署が夕方6時から3時間とか働き手を募集するってのもありじゃない?

年寄りだって定年があって、働きたくても働くことが出来ない事もある。
年金の規則で働けない老人もいる。
だからお金を消費する事も出来ないんだよ。
長生きしたいわけじゃない、社会の為になりたいのに、こんな年寄りに誰がした。









日本は災害の国
2024/02/15

日本は災害が多い。
東日本震災と言い、今回の能登地震も、災害対策が十分かつ迅速に被害者救済が行われているとテレビなどを見て、国民は安心しているかもしれない。
世界の地震関連のニュースでは、後進国のニュースばかりで、先進国のニュースはあまり無く、ひたすら遅れた救援のニュースばかりである、故に、我々はちょっとマシな日本と比較して安心しているのである。

しかし、最近になってようやく、避難者たちの心のケア、健康状態など、徐々に不備が指摘されるようになった。
今までは、避難所も作ってもらったのだから、我慢しろという考えでは無かったか。
役所の人間も、体育館に押し込め、規則を作り、只我慢を強いていただけでは無かったか。
要は面倒を掛けるな! が基本姿勢では無かったのか?

東日本の時も、時間が経つと避難所も追い出される。
収入のない老人など、一体どこに行けと言うのか?と言う、被害者が写し出されていたが、それにどう対処したかという、満足な解決策を示していない。

日本は、被害を認識した自治体が自衛隊に救援要請をしなければならず、救援が後手に回る。
神戸地震の際には、自衛隊に助けてもらうなら死んだ方がマシだという左翼市長が救出要請を拒み、一職員が無断で連絡したとして、その後処分を受けた。
反戦論者が考えた無駄な規則が国民の足を引っ張る。
自衛隊の判断で救出が決められるべきで、その際、即座に救護所・医療所の敷設、避難所・トイレ・部屋の建設、ベットなど室内の設備など、自衛隊の考えでも、進められるべき点はいくらでもある。
今も、どれほど手厚く出来ているか、と言えば、皆無に近い状況である。
自衛隊の大型ヘリなど物資や人の輸送ももっと活用出来たら良い。
昔、日本では報道されなかった、グアム島が台風で壊滅的な被害を受けたが、原子力潜水艦が来て電力供給し、あっという間に電力回復した事があった。平和時における軍隊の実力に驚いた経験がある。

先進国の軍隊は、救助が迅速である。災害だけでなく、あらゆる場面で国民を救う事が求められる。
暗黒の10年の民主党政権下、平時の生活保護ばかり叫ばれた。
「お前が言って来いよ、そうでないと何もしてやらないぞ」と知事を脅していたヤクザの大臣もいたが、まず何があっても救出そして生活、という概念が欠けているのが、日本の政治家である。

日本は災害時の救出や支援がまだ遅い。
それでも、まだ良くなっては いるのだよな。

通販リスト更新
2024/02/15

本日、通販リストの更新いたしました。
よろしくお願いいたします

レコードの事
2024/02/14

先日、通販でオリジナル盤に付いている内袋の有無に関して質問があった。
面倒くさいので、売らない事にした。
だが、確かにオリジナルにセッティングされたであろう内袋であったはずであった。

近年、評論家のようなマニアがこのレコードの内袋はこれだ等と書く人が現れ、最近はブルーノートのカタログ本も出て、これでなければオリジナル盤ではないという生真面目がコレクターも現れた。
内袋をオリジナルの判定に使ってはならない。
せいぜい状況証拠くらいにしておいていただきたい。

しかし、よく考えていただきたいのである。
かつて、何人が内袋に拘って保管していたであろうか?
レコードより内袋が重要などと言う人がいたであろうか。
内袋は破けたら捨てる物なのであった。

また、プレス工場によっても使用していた内袋は異なるのが当たり前。
拘り過ぎは、いかがなものかと思われる。

一つ情報。
レコード・ショップのほとんどは、内袋だけたくさん保有しており、高額版には、これと思われる内袋を引っ張り出して来て、付けているようである。

また、内袋に拘り過ぎて、ヨーロッパ盤など袋の内側のビニールと反応しビニヤケになってしまったものも多々ある。
過ぎたるは及ばざるが如し。
内袋に意味はない、と思っていた方がよい。
内袋は新しくて、清潔である事が一番。

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