HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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八月はやっぱり戦争
2024/08/18

やっぱり八月は戦争の事を書いておこう。

満州について。
満州については、NHKやマスコミでは、日本の侵略として、宣伝している。
しかし、それはちょっと違っているので、その認識を。

そもそも満州はロシアが植民地にしていたのである。
日露戦争において日本が勝利したわけで、その結果、帝政ロシアから継承したものであり、清朝政府がそれを承認したものである。
この経緯は明らかであって、日本が悪いというべきではない。
当時は、欧米列強はアジア・アフリカに膨大な植民地を持っているのが当たり前であったのである。
日本だけを悪者にするような見方は間違っている。

その後の戦争拡大と戦略の失敗は責められるものであるが、反戦の論点で論ずるべきではない。
マスコミには中韓に毒された考えの人が多くいる。反戦と言って喜ぶのは中韓である。
戦えない日本は中韓に都合が良いからで、やりたい放題になった。

ただ、関東軍の独善で進んだ結果の失敗は、軍部の失敗と共に、戦後裁かれることが無かった事が非常に悔やまれる。
ついでに、天皇の戦争責任がまったくうやむやになった事も私は不思議でならない。
神とされた総帥が仕掛けた戦争であって、総帥は負けた責任がある。
神が、その騙した責任はでかい。
それに戦争を煽ったのは、朝日、毎日などである。
戦争に加担したのは主婦たちである。女が突き進むと社会は止める事が出来ない。

もう一つ言えば、天皇や総理大臣が、その戦争責任を外国に謝罪するのも間違っており、するなら国民に対し、謝罪するものである。

地震速報
2024/08/17

一週間ほど前の事だったか。
夕方、新宿にいたのだが、スマホの地震速報が鳴った。
ちょうど周囲にいた人たちも一斉に鳴った。

それで、すぐに自宅の近くの人に電話を掛けたのだが、まったく繋がらなかった。その後もしばらく繋がる事がなかった。

スマホはダメだな。
いざという時には無力なんだな。

見た映画
2024/08/16

今日は映画「にがい米」「危険な関係」「浅草姉妹」「くちびるに歌を」を見て、疲れた。

「にがい米」はずっと見たかったイタリア映画で、見る事が出来てすごく嬉しかった。
49年のシルバーナ・マンガーノの美しさも惚れた。
なにより当時のイタリアにおける季節労働による米作りのダイナミックさと、日本との違いも理解できた、ある意味貴重な鑑賞であった。

「危険な関係」はジャズをふんだんに使った名画、59年のジャンヌ・モローの退廃なる迫力ある女の演技に惚れ惚れした。
やっぱりジャズは良いね。

「浅草姉妹」は60年の、こまどり姉妹の人気にあやかって作られた娯楽映画で筋書きは時代劇そのもの。こまどり姉妹はかつて山谷に住んで流しをしていた子供時代そのものを踏襲し、流しの歌手の役、立派に役を果たしていた。
流行歌がヒットすると映画会社はそれにアヤかった映画を作るものだが、当然そのファン層に合った水準の映画を作るものである。従って、出来不出来を云々するものではない。
そういう意味では舟木一夫などは相当の良い作品に仕上がっていたというべきか。

「くちびるに歌を」は2015年の映画、見ていたら主演が新垣結衣だった。まだ若い女が、ちょっと世を拗ねた、なげやりな音楽の先生の感じがよく出ていた。最後の方で、ベートーベンの悲愴を弾く所など感動した。
しかし、言うなれば誰が見ても感動するような上手い作りの映画で、特に製作者が大満足の映画であろうか。

やっぱり重要な事は、「映画とは娯楽」であって、堅苦しく見るものではない。
そういう意味ではジャズと同じような芸術かなあ。

戦前の歌謡曲
2024/08/15

8月は戦争。だが戦時下も良いが戦前の状況を色々な本を読んで考えているうちに、当時の流行歌はどうだったかと思いついてしまって、私が知っている古い唄の中から1,2点取り上げてみたい。

その曲はまず「酒は涙か溜息か」。
昭和6年発売の、古賀政男の不朽の名作で大ヒットし当時、蓄音機の普及台数の4倍、すなわち80万枚も売ったというから尋常ではないヒット数。
昭和6年(1931)は満州事変勃発、世の中は戦争に浮かれており、ある者は満蒙開拓団に希望をいだき、胸を膨らませていた。
しかし、心の片隅で不安をいだく者もいたのであろうか。
「酒は涙か溜息か、心のうさの捨てどころ」
「遠いえにしのかの人に、夜毎の夢の切なさよ」
1番がたった2行、2番もたった2行の短い唄ながら。人々の心に響いたのであろうか。
歌ったのは藤山一郎で、以後日本歌謡界のキングとして懐メロ番組には必ず出場し君臨する。
以来、戦後何十年と人気を保ち続けた歌である。

そうそう、人気を保ち続けた歌と言えば「船頭小唄」がある、こちらは大正12年(1923)にレコード発売し大ヒットしたのであるが、この時はラジオのヒットが大きかったようだ。
ヒットしている最中の9月関東大震災が起こり、悲しい歌詞や曲の感じから余計にヒットしたと言われている。
だが、この歌はその後、50年代に森繁久彌の歌で大ヒットし、さらにその後も多くの歌手によって歌い継がれているのである。寂しい唄なのにね。
「おれは河原の枯れすすき、同じお前も枯れすすき、どうせ二人はこの世では、花の咲かない枯れすすき。死ぬも生きるも、ねえお前、水の流れに何かわろう......」
私の死んだ母がこの歌を好きで、テレビの懐メロでも「たまらんね」と、嬉しそうに見ていた。

このような戦前の歌がずっと懐メロ番組で出ていたのだが、最近は歌謡番組も消え、古い歌、いや60年代の歌も消えつつある。
もったいないことである。
そう言えば、坂本九の「上を向いて歩こう」も日本ではほとんど聴かなくなったが、アメリカ等では、まだ歌い続けられていて、ヒットもしているから不思議である。

酒は涙か溜息か
https://www.youtube.com/watch?v=nbukMOU5L88

船頭小唄
https://www.youtube.com/watch?v=NrP1aShVHeE&t=25s

通販リスト
2024/08/14

明日の八月十五日(木)にホームページの新入荷リストを更新予定です。

お盆
2024/08/13

お盆の花を飾る。
玄関の掃除をしようと外に出てみると、臆病なはずのキジバトが平気で人の前をトコトコと歩いている。


  キジバトよ お盆に父母は 来るのかや

夏は瓜類を食べる
2024/08/12

夏は瓜類を食べると良いらしい。
スイカやキウリなど、食べると良いそうだ。

どこにも書いてないけど、瓜には保水力があるそうだ、

かつて石油の仕事で中東の砂漠地帯に行っていた人から直接聞いたはなし。
かの地では脱水症状になる人が時々いる、それで慌てて水を飲ませようとすると、現地の親父たちが「ちょっと待て、まずはスイカを食べてから!」というそうな。
訊くと「こういう時に水を飲んでもすぐに排泄してしまう。まずは瓜を食べると保水力があるから」という事だそうだ。
確かに効果はあったという事である。

さもありなん。

合法的な差別?
2024/08/11

オリンピックの女子スポーツ・クライミングを見ていて思ったけど。
低身長のメダル有力選手を排除する目的のコース・セッティングとしか取れない。
白人達の自分優位性のさもしい精神は永遠に続く。
審判と言われる人たちもそうだよね。

60年代ポップス
2024/08/09

今まで、ちょこちょこ集めて来た、シクスティーと言われるアメリカ60年代のポップスのEPを聴くことがある。
中学や高校時代を思い出し実に楽しい。

それで、いわゆるこれらの名曲を眺めていると、これらほとんどが63年頃までに作られた曲であった。
考えたら64年からはビートルズがアメリカでもヒット連発となり、アメリカ人の軽音楽がないがしろにされたのである。
私の当時の経験でも、日本でも同様であって、夜聴いていたラジオのベストテンでも、DJが1位から10位まで全部ビートルズになってしまったので、規則を破るかもしれませんが、他のミュージシャンの曲を掛けます、と言った事があった。
何しろ流行音楽のすべてをビートルズが占めてしまったのである。
60年代の終焉であった。

しかし、今思うと63年までのポップスであっても、素晴らしい音楽を残してくれたものである。
その後の音楽に影響を与え、歴史に残るPOP文化として、素晴らしい文化であった。

感動する。

暑さ増々
2024/08/08

尋常ならざるこの暑さ。
年寄りにはこたえる。


八月は 脳を休んで みず飲んで


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