ラプソディー・イン・ブルー | - 2024/06/20
- ジャズっぽい名前の曲で、「ラプソディー・イン・ブルー」という曲がある。
作曲者は幾多のジャズ・ボーカルのスタンダードとなった名曲を世に送ったジョージ・ガーシュウィンで1924年の事である。 「ラプソディ・イン・ブルー」はジャズとクラシックを融合したシンフォニック・ジャズと、どの本でも、ネットの中にも、そう書かれている。
以来、クラシック音楽の世界において、定番となり、これでもかと言うほどたくさんの楽譜が売られている。 もちろんクラシック・ファンにも好まれ、よく聴かれるようである。 しかし、ガーシュインの作曲にもかかわらず、ジャズ・ファンはというと、まず聴く人がいない。 いや、ジャズのマニアと自認する人は全くといって良い程 聴く事がない。 ある意味、毛嫌いされているとも言える。
昔、ジャズ仲間の一人が言った、「ジャズをちょっと取り入れたので、ジャズを聴かない上流の人達が、さも理解がありそうな感じで、満足そうに聴き入っている姿が想像できるのが許せん」。 要するにジャズという言葉を入れるなと言う事であった。 かく言う私も、好んで聴く事はない。
ジャズ・ファンが聴かない、ジャズの名曲。不思議な曲である。
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