HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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外苑の計画
2023/07/17

外苑の再開発と称して、おおくの木を切ろうとしているようだ。

小池都知事や建設族。
こういう話が起きたら もう一般の人々は勝つことは出来ない。
200メートルの高層ビルがここに建つ必要があるかと尋ねようが、理由はいくらでも出て来る。
何しろ建てたいのだから。

しかし、低層の住宅地に建てた高層ビルの周辺は住めたものではない。
ここ新宿でも住友ビルが次々と建設した結果、木造住宅など早くガタが来るといっているし、周辺の道路など強風で、恐ろしいくらい。
冬など強風で通る人が怖がる。おばあちゃんなど歩けないとこぼしている。何しろ街の雰囲気が殺伐としてくる。
よくも平気で作るものだと悪い方に感心してしまう。

ヨーロッパなどでは、高層ビルはもう作らない事になっている。
利点より悪影響の方が大きいと国民が判断したからである。
しかし、日本はなんにも知らずに高層ビル、大賛成。
馬鹿と何かは高い所に登りたがると言うが、本当にそのとおり。

大手建設業は悪いなあ。
それにくっついている議員、役人、みんな悪い。
それにくっつく国民はもっと悪い。

男は女に学ぶべき
2023/07/13

男は女に学ぶべき。

男は基本的に決まった行動をとる。
決まった店に行き、決まった飲み屋、決まった本屋、決まったカフェ、決まった洋服屋。

女はその時、その時で変わる。
また来ます!と言って帰って行くけれど、二度と来ることはない。

そういう気楽さが羨ましい。

Hans Koller “Made in International Jazz Workshop”
2023/07/12

Hans Koller“Made in International Jazz Workshop” Mercury International SMWL 21036 (UK)

何気なく仕入のレコードを見ていたら、ちょっと気になるビックバンド物がある。
メンツを見れば、ちょっと驚く豪華さ。
表紙にリーダーの記載が無く、だれのバンドか?

メンバーを羅列してみるしかない。
Donald Byrd (Trumpet) USA
Benny Bailey(“) USA
Jon Eardley( “ ) USA
Johnny Renard(“) Belgium
Idrees Sulieman( “ ) USA
Ake Persson(Trombone) Sweden
Albert Mangeldorff( “ ) Germany
Nat Peck( “ ) USA
Eje Thelin( “ ) Sweden
Johnny Griffin(Tenor Sax) USA
Klaus Doldinger( “ and Alto) Germany
Rolf Kuhn(Tenor and Clarinet) Germany
Sahid Shihab(Baritone and Flute) USA
Johnny Scott( Alto sax) UK
Engfried Hoffman(Pino and Organ) Germany
Pierre Cavalli(Guitar) Swiss
N,H.O.Pedersen(Bass) Denmark
Egil Johnsson (Drums) Sweden
この中で、私が知らない人は一人だけであった。
よくぞこんなメンバーを揃えたものである。欧州滞在中のベニー・ベイリー、ジョニー・グリフィン、サヒブ・シハブなどを上手く使いジャズの雰囲気を盛り上げる。
それで、聴きながら凄いリーダーだなあ、とリーダーを探すと、何と最後にHans Kollerだと記載があった。

ドナルド・バードやベニー・ベイリー、ジョニー・グリフィンなどは大ベテランだが、欧州勢は当時はほとんど若手と言って良いジャズメンだが、思えば、その後の欧州ジャズを背負って立った音楽家ばかりである。
良くぞ集まったものである。
演奏はマッシブなサウンドがドカンと出て来る。
曲毎にフィーチャーされる人がいて、ベニー・ベイリー、クラウス・ドルディンガー、グリンフィンだったり、それぞれ持ち味のあるソロが聴ける!! 私などはベニー・ベイリーの特徴あるピーっと上がる音が聴けると嬉しくなってしまう。

いやはや、今となってはちょっと考えられない、ジャズメンの集合であった。
しかも、しっかり音楽性を聴かせて、私のジャズはこれだ!と示した、そのリーダーがハンス・コラーとは、今更ながら彼の実力に敬意を表したい。

鉄分不足
2023/07/11

3か月ほど前の血液検査で、鉄分の不足が指摘された。
それで先生に「薬を出して下さい」というと。
先生「この薬は胃に負担がかかるんで、取り合えず、ヤカンでお湯を沸かす時、鉄を入れて、沸かして下さい」だって。

それで、騙されたと思い、手の平に収まるくらいの鉄の塊を入れて沸かしておった。

その後、先月の検査では、鉄分に問題無しとなったのである。

こんな程度で、鉄分不足が解消するんだね。びっくり。
昔の鉄の鍋、鉄のフライパン、鉄瓶が良いと言う事が良く分かる。

因みにアメリカ人には鉄分不足はいないそうだ。なぜなら、かつて鉄分不足が問題になったそうで、政府が法律でシリアルに鉄分を入れる事が決められているからだそうだ。
流石アメリカ。

しかし、鍋・ヤカンはアルミではいかんな。

木を大切にしたいものだが....
2023/07/10

実は、最近建てた家、マンション、ビルに植えられた木の種類に、とても偏りがある事に気がついた。
まず「カシの木」「山法師(ヤマホウシ)」が圧倒的に多い。
なんで?

造園者にちょっと質問したら、「最近は緑化運動があるんで、建設業者から木を植えてくれと頼まれる、だが、植える木は、既に決定しており、カシやヤマホウシとなっている。どうも政府の方からの方針」という事である。
育成業者も確保してあり、カシの木などを沢山育ててあるそうだ。
きっと利権なんだろうね。

ところで、カシの木には「うどん粉病」が付きやすい。
葉に白い粉のようなものが付くので、そう呼ばれるのだが、さらに黄色の斑点がつく事もあるが、同じうどん粉病である。
これが、猛烈な勢いで近所に伝播する。カミキリムシとか勿論風によっても運ばれるが、一旦発病すると、あっと言う間にひろがる。
近所一帯、カシの木、サルスベリなどが掛かる。

この白い物質は人間には害が無いという事になっているのだが、実は調べた人がいないのだそうだ、毎日玄関前にこんな物質が舞っていても良い物か?

固定の種類の木を流行のように植えるのは、決して良い事ではない。
なんだかなあ。


写真 左がカシの木   右がヤマホウシ

木がある幸せ
2023/07/09

木が植えられていて、花が付いていて、それらを見て心が和む。
何より木によって日影ができる。
日陰ができる、緑と深い緑と陰のある歩道の幸せ。
緑と太陽の光が織りなす風景の幸せ。

木は切ってはならぬ。
木を切らないのは遠い昔の世の中より、我が国の次の世代への人々への、教えである。
遠い昔の人は、木を切ってしまう事による、不幸を知っていたのであろう。

せっかく家を建てたら木を植えよう。
マンションも木を植えよう。
それが温暖化対策の一つにもなろう。
木は大切にしよう。

明治神宮外苑の都民の誇りになっているイチョウ並木も最早、風前の灯。
文京区のイチョウも、どうなったのだろう?ネットを探したら、造園業者の伐採宣伝が捨てるほど出て来て、一体ここはどうなったのかという塩梅。

まあ、役人は切りたがる。

ALICE BABS “MUSIC WITH A JAZZ FLAVOUR”
2023/07/08

ALICE BABS “MUSIC WITH A JAZZ FLAVOUR” Swdish Society SLT33223

日本でクラブ・ジャズというジャンルが突然作られ、特に欧州ジャズが良しとされ、その中でスエーデンやイタリアの70年代のジャズに関するレコードが大いに探された、いや掘られたというのか?。
突然、特に渋谷・新宿にジャズ・レコード・ショップなるものが街に現れ、我々がジャズのレコード屋であると言い始め、当店のようなアメリカ・ジャズ中心の店は、オヤジジャズの店と言われ、馬鹿にされたのである。
それがジャズ・ショップとして大いに流行ったのであるから商売は不思議なものである。
あれから10年から20年も前の話である。

それで当作品。彼女のクラブ人気のレコードとして人気を博し、当時3万円も行ったであろうか。
ところで考えてみれば、最近はそういうレコードを欲しいと言う人もいなくなったし、又逆に現地でも見なくなった。

当アルバムは、A−3のBeen to Canaanがクラブで大人気。
Nils Lidberg(ニルス・リンドベルグ)のアレンジが見事というか、正にクラブ・ジャズのストライクのリズム。バックのジャズ豪華メンツによる所も大きく、快調に飛ばすのである。
曲は初めはベース、次にコンガ、刻みギター、そこに彼女の正統的とも言える歌声が乗ると、ファンタスティックな音楽が出来上がる。
上品さに支えられた、正にジャズ・フレーバー、途中のArne Domneras(アルネ・ドムネラス)のアルトサックスも素敵。
原曲はキャロル・キングの作でそれほどリズムが立っているわけでは無い、しかし、アリスの作品ではラテンチックで気持ちが良い。私も好きな曲になった。
収録の他の曲は基本スタンダード曲だが、宗教的、スエーデン民謡調だったりするが、気持ち良く聴ける傑作である。

ところで、随分前になるが、スエーデンのレコード仲間に聴いた話。
彼女は戦中・戦後にかけてスエーデン国内でポピュラー音楽の歌手として大変な人気になった。戦後はEPなども沢山発売された。
それで年配者の中には危機感を持つ人も現れ、スエーデン音楽文化の崩壊だと、攻撃の目標にもなったらしい。まだ十代の可愛い、いたいけの無い女の子が、耐えに耐えたのだ。私などから見ればそれほどモダンとも思えないのだが、当時の国民からすれば危機感を感じたのであろう。
当時の反対運動が現代の反対運動とどのように異なるのか、想像がつかないが、彼女は自国の民謡なども歌っていて、そもそも同国の民謡は多分に宗教的なニュアンスも含んでいるのだが、彼女はきっと強い子だったのだろう。
そんな騒ぎにもメゲルことなく歌の道にまい進し、ついに何でもこなす国民的歌手に上り詰めたのである。

彼女の歌に感心した方がいて、それはデューク・エリントン。
この時はエリントンがどうしても彼女と一緒に演りたいという事になり、録音に至ったのである。
低い声から高い声まで、すーっと自然に出るのに驚いたという話が残っている。

原宿警察
2023/07/07

夕方近く、明治通りを走っていると、原宿警察の前でマスコミが大勢タカっている。
道路まではみ出している。
すごいなあ殺人事件でもあったかと思い、家に帰ってからネットで調べた。

マリワナで捕まった芸能人が出て来るという、大した事の無い事件だったらしい。
後進国はこんな事でマスコミが大騒ぎになるんだね。
平和なものだ。

ドリフト
2023/07/04

仕事中、家内から電話。
「今、ニュースで街中でドリフトし逮捕された人がいるけど、あんたじゃないよね」
「え?知りませんよ」
という訳で、ヘンな電話をくれたものだ。
ネットを調べると。

2人で横浜市中区の市道でドリフト走行を繰り返し、一人が運転する車が縁石やガードレールに衝突するなどしたと。
暴走行為で捕まったらしい。
理由は漫画「頭文字(イニシャル)D」に憧れたからだと。

憧れは私も同様だが、私にはそんな勇気はない。

東急百貨店閉店セール 偽!
2023/07/02

スマホを見ていた家内が「東急本店で在庫一掃の大セールがあるみたい!」
と興奮している。
どれどれと興味が湧いて一緒に見ればルイヴィトンのショルダーが90%以上で買えるとなっている。
買おうよ!買おうよ!、と私もその気になっていたのだが、画面をよく見ているとどうも軽薄な感じがする。
企業情報もはっきりしない。

それで、一旦引っ込んで。
「東急百貨店セール」と検索し直すと、出るわ出るわ、詐欺商法の事実が次から次へと書き込まれている。
百貨店からは当社の名をかたる偽セールがあるが無関係である、と表示も出されている。

やっぱり詐欺かと他店ショッピングセンターを調べると、丸井なども名前を使われている。
中国の詐欺グループらしい。

危うく、引っ掛かる所であった。
いやはや ジジババはどこで詐欺に会うか分からない。
オレオレ詐欺もそうだが、もう自信がない。

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