HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
若返り | - 2023/07/01
- テレビの宣伝,特にCSにおいて様々な老人を引っ張り出し、サプリやら健康器具の使用により、どれほど年齢より若い生活を送っているのか、これでもかと示す。
サントリーはじめ皆大手企業もある。 見ていると、なるほどなと納得するものもある。 しかし、強い身体を見せられても、どこか違う。 若い人たちとはどこか違う。
それは「まぶしさ」。 決して老人から、まぶしさは出るものではない。
そういう事だ。
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当店への問い合わせ | - 2023/06/30
- 当店への問い合わせメールが届かない、という電話がありました。
それはいけないと思い私も試す。
そこでふと気が付いたのですが、お客様ご自身のメールアドレスは枠が二段になっているので、二回記入して頂きたいのです。 打ち間違いを防ぐために、二回入力して頂いております。
そうすれば、弾かれる事も無く送信されます。
よろしくお願い致します。
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方角 | - 2023/06/29
- 私は子供の頃、汽車に乗ると、発車した瞬間、反対方向に向かっている錯覚にとらわれた。
特に、ある駅から乗った時にそう感じてしまって「ああ、ぼくはこれで父や母にもう会えないのだ」と思い、とても悲しい気持ちになった。 どうしようもなく不安な気持ちでいるのだが、やがて次の駅のホームに汽車が入ると、方向が間違ていない事に気が付き、ほっとするのだった。
実は今でも、そんな気持ちになる事がある。 先日秋葉原から電車に乗った時に反対方向に進んでいるような気持であった。
私は方向感覚は悪い方ではない。 むしろ他人より優れていると自負しているくらいである、それなのに、不思議である。
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花屋さん | - 2023/06/28
- ここ新宿の路地を入って行った所にある花屋。
なぜか店先、店の横と、雑草がぼうぼうと成長しうず高し。
ガラスも汚れているようで、通る度に気になって、中をのぞいてみたが、どうも商いをしているようだ。 こんな花屋もあるのかと可笑しいやら。
花屋だけに、もう少し綺麗にならぬものかと、気になるのだが、この辺りの花屋は深夜に歌舞伎町のクラブあたりからの、急な注文に対応している事で、成り立っているらしいので、昼間の姿は仮の姿か? 妖怪の花屋かとも思えてくる。
だが、草の伸び放題はどうも気になって仕方がない。 と、こんな事を言いながら、ウチだってお客様にどう思われているのやら.....
妖怪の 花屋の軒先 草高く
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テレビ | - 2023/06/27
- 私はテレビが好きなのだが、最近は本当に面白くない。
人気とされる、お笑い芸人出身者ばかりこれでもかと出て来る。 もう止めて! それで、CSを見ることにしたのだが、確かにチャンネルの数は増えたのだが、韓国ドラマ、韓国の歌、通販チャンネル、同じドラマの繰り返し、ちょっと興味がありそうなものは有料、そもそもCSテレビは有料放送なのだよ。 時代劇も本当に繰り返し、映画も繰り返しでちょっとも先がない。 一体なんなんだ!
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散歩で | - 2023/06/26
- 朝の散歩で川の方に向かうと、水を張った田んぼが広がっている。
中々良い風景である、米つくりの景色は、日本の風景の基本である。
さて、田んぼの中を覗くと期待に外れてお玉杓子など一匹もいない。 虫はと見ると、まず見ない。 農薬の使用はここまでになってしまったのか。 我々はお玉杓子も住めないような、状況下で作られた米を有難く頂いているのか。 暗澹たる気持ちになる。 ガンの患者の数が減らないはずだ。
今の世は お玉杓子も 田にはいず
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朝の風景 | - 2023/06/25
- 朝、散歩に出ようと思って歩くと、路地の中にも幼稚園の送迎車が何台もすれ違う。
いい風景だなと思いながら、ふと思い出した。
新宿にいた時、朝は老人ホームなのかデイサービスというのか老人たちの送迎車が入れ替わり路地を走っていた。
同じ送迎車でも幼稚園の方が活気があっていいなあ。
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ダンスパーティー | - 2023/06/21
- 踊りのダンスパーティーではない。
アジサイの種類の名前である。
先日、ちょっと大きめのアジサイ株を見ていて、妙に華やかな紫陽花だなと思い、ちょうど水を上げているオバサンがいたので、尋ねたら「ダンスパーティーと言うのよ」だと。
中々の素敵な花で感心してしまった。 紫陽花は、いわゆる普通の丸アジサイとガクアジサイに分かれるが、ガクアジサイをここまで見事に育てたかと思える、粒粒の中心花序の周りに二重三重に咲き誇った花の華やかさ。 その花の豪華で丸く広がった様子はまさにダンスパーティーと言える。
写真を撮り忘れたので、ネットの中で探そう。
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除湿 | - 2023/06/20
- 梅雨の時期、すでに我が家はクーラー付けっぱなしの季節になった。
これからは夏が終わるまで、レコードコレクターの方々に置かれては、是非エアコンを付けていただきたい。
今までの日本の夏とは全く異なる、昨今の夏の気温、湿度。 レコードには大変過酷なシーズンである。 レコードのある部屋の温度を下げる事、湿度を下げるようにして頂きたい。
温度が30何度という事など、かつては無かったのだが、温暖化というのか、とんでもない事態になった。
クーラーの費用は、冬の暖房に比較して安価である。 一夏中入れていたら良いと思う。
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ドーナツ屋 | - 2023/06/19
- 新宿において、私の周りからドーナツが消えることはない。
ミスドはハルズから歩いて5分はかかるだろうか、青梅街道に出たら信号を渡り、大ガードをくぐって、ギラギラと欲望渦巻く歌舞伎町の入り口に沿って歩いて区役所通りを渡ったところにある。 山下達郎のドーナツソングが流れていたりして、伝統も出てきた良い店でポンデリングやオールドファッションなどあって,非常に好ましい。 だが徒歩5分はちょっと遠いと思っていたのである。
その手前に、要するにミスドに歩く距離の、間には何がしかのドーナツ屋や甘い物が売られていたのである。 20年ほども前には新宿三越の地下にシナボンが出店し、そのシナモンを一個に一瓶全部使ってしまったようなパンに、更に間違って砂糖をドロッと掛けてしまったかのような豪快さに、病みつきになり通ってしまった。 だが店舗の家賃が高すぎたか、フィーバー気質の日本のお姉さんたちの気まぐれか、それがあっと言う間に撤退してしまったのである。 でも三越だからやっぱり5分は歩いたなあ。 あれーっ!と嘆いていたら、今度は同じく、新宿三越の地下にニューヨークプラントというドーナツ屋が出店。 ここは一個400円ともはやドーナツの価格ではない、ケーキも買えるぞ。 しかし、その味は大人のドーナツで甘党には堪えられない、ドーナツもここまで来たかという味わいであった。 やがて、店は小さくなり、最後は駅ビルの中に小さなカウンターだけ残された。だが、そこも撤退と相成った。 捨てがたい店であった。 ちょうど南口のクリスピーの出店と重なっていたのだろうか? クリスピーは反対に安いし、軽いので、しょせんドーナツという感じが潔くて良い。 南口はドーナツフィーバーで若者が大騒ぎしていたが、時の流れの無常さよ、やがては消えゆく定めか、終焉に向かうのであった。 さて、沈静化した後に、それが私の店の近くの西武新宿駅即ち新宿ペペに来たのだからもうたまらない。
ああ、なんという運命のいたずらか。 と、どうでもよい一席であった。
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