HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
通販リスト更新 | - 2023/09/25
- 本日、通販リスト更新いたしました。
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CHET BAKER “SINGS” | - 2023/09/24
- CHET BAKER “SINGS” PACIFIC JAZZ 1222 (USA)
今日は一週間ぶりの休みの日であった。テレビ画面で映画を見た後、夕方チェットのレコードを聴いた。 アルバム「Sings」が夏の終わりの涼しい夕暮れ時に、とても合いそうな気がして。
チェットのトランペットはジャズという音楽にあって、どちらかと言えば弱い方に入る。しかし、風情はピカ一、これほどの男はいない。 それに歌が良いよね。 哀愁があるのにキリっとしている。暗さがあると思えば希望に満ちた明るさも持ち合わせている。弱い音と思えばしっかりした心も感じさせる。 哀愁のトランペットのイメージそのままで歌える人は珍しい。
私は、いまから55年ほど前にジャズに接した、モンク、アートブレイキー等から聴き始め、少ししてコルトレーン、マイルス等に感化され、学生運動の時期と重なりとにかくコルトレーン一辺倒になりやがてフリージャズばかり聴いていた。チェットベーカーなど聴いていてはいけない、と無視していた。 しかし徐々に年を取って行くに従い、会社にいれば人生の哀愁を味わう事が多々ある。 そんな時は、チェットのトランペットがしっくり来るようになり、更に会社に居場所も感じ無くなれば、チェットの歌に慰められるようになった。 息災人にはきっと理解してもらう事は不可能であろう。 人生の下り坂にはチェットの歌が良く似合う。チェットの方が私たちを解ってくれる。
A−1のThat Old Feelingはトランペットの始まりから素敵。 この歌は、私はフランク・シナトラの「Nice n easy」の中の歌い方もぐーっと迫るのが好きだ、いわゆる男性ボーカルのクルーナーという歌い方。いいよねー。ゆったりしたスピードだし。 でもチェットのはスピードも速いし、明るく入って行くのに、なぜか、不思議に辛い気持ちに寄り添ってくれる、ちょっと女性的な感じもある。それがいいんだなー。
こんな事を考えながらレコードを聴いていると、私の人生、キリがない。
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TOMMY FLANAGN “OVERSEAS” | - 2023/09/23
- TOMMY FLANAGN “OVERSEAS” TOP RANK RANK7006/MJ 7010 (Japan)
ジャケットはスエーデンのEPのものを使用していて、レコード番号から言えば、3枚の内の最後のジャケットである。 発売は1960年というところか? それはこの年にビクターレコードにおいて、モダン・ジャズ名盤蒐集選定会の名で順次、発売されていた訳で、これがもし60年でなければ61年という事になろうが、細かい事は分からない。 ジャケットには当時の契約の関係上TOP RANKと印刷されていて、PRESTIGEでもスエーデンのMETROPOMEでもない。 しかし、裏ジャケにはメトロノーム原盤と書かれている。 それで盤のスタンパーをよく見れば、PR 7134 と刻印がある。 メトロノームはプレステージに発売を認めなかったというし、当時の日本との契約はトップランクであったという事で、不思議なレコードである。
当OVERSEASはかなりレア物であり、70年代でもあまり我々は見かける事は無かったが、もちろん現在はほとんど見る事はない。 ちょっと珍しいので、日記にしたためて見た。 残念ながらジャケはちょっと傷んでいる。
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CAROL SLOANE “SOPHISTICATED LADY” | - 2023/09/22
- CAROL SLOANE “SOPHISTICATED LADY” Audiofile AP-195 (USA)
これは米国のオーディオファイル・レコードから発売されたもので、原盤は日本のトリオから発売された毛皮のジャケットである。 しかし個人的に言えば、こちらの肖像画のジャケの方が、味わいがある絵で、明るい人間性が伝わって来そうな感じがして好きだ。 ジャケットの肖像画はReg Stagmaierというデザイナーで、Teddi Kingのアルバム等、このレーベルではほとんどがこの人の作品である。余程会社に気に入られていたのであろう。
歌はDuke Ellingtonナンバーで〆ている。 エリントン・ナンバーは彼女の得意曲でもあり、なかなか雰囲気造りも上手く、聴かせ所も多く楽しめる。 Mood Indigoなど実に気持ち良い。 この辺りの時期のアルバム同様、買って損の無いアルバムである。
ところで、キャロル・スローンはほとんど無名のヴォーカリストであったのだが、日本と言う国はジャズの発掘に関しては、実に偉いと思うのであるが、70年代終わりにトリオ・レコード゙が2・3枚発売した。 それはそこそこ売れたらしいのだが、80年代に入って彼女が自費で出したサブウェイ・トークンが輸入されるや、ジャズ・マニアの間で高評価となり、アッという間に名が知れ渡った。 かく言う私もSubway Tokensで彼女の歌が好きになった。
再び、ところで彼女はなぜか、レコード毎に話題が尽きないのだが、今回は彼女が歌を歌いながらも、オフィスで働いていた時の話。 彼女は秘書として非常に有能であって、タイプは80ワード、速記は120ワードに及んだという。 これは秘書として超一流の仕事であって、言って見れば、大企業の秘書クラスという事になる。 私、凄いんです!
私、失敗しないんで、と言いそうな感じであろうか。
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ジャズを聴く会 | - 2023/09/20
- 友人が区民センターで毎月一回「ジャズを聴く会」なる催しを始めてから既に7年経った、と言っていた。
ジャズを聴く会はあちこちで催しがあって、それぞれ頑張っているようであるが、主催者が頑張る会ほど継続しないと聞く。 それは、視聴者側の知識と主催者側の熱意の温度差があって、会を重ねる度に差が開いて行くものらしい。 あまりに熱く語られても、困ると言う話も聞く。 そんな物であろうか。
友人の場合は、それぞれの視聴者のリクエストも訊き、ポップスなども入れていて、万人受けするように気を配っているらしい。
しかし主催する仕事は大変で、毎回クルマでスピーカー、アンプ、プレイヤーとそれなりに高品質でかつ重い機材の、搬入搬出と苦労が絶えないようである。 客の中には、機材の重量など分かっていないようで、こんな程度のオーディオなのかとケチを付ける方もいるらしい。
だが、近所のジジババが楽しみに集まってくれるのも生きがいだという。 ジャズが好きなだけではなく、幅広く音楽が好きでなければ務まらない趣味である。確かに友人は音楽の好みの幅が広く、クラシックからジャズから歌謡曲まで詳しい。 素晴らしい趣味の域を超えた、むしろ仕事とも言えるのであるが、それが、お金をもらえない仕事のようである。
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事故目撃 | - 2023/09/19
- 今日は、クルマで出勤するとき4度も事故を見た。
まず、東名の東京出口近くで、2台による接触事故があったのか、警察車両が来ていて事故の見分をしていた。 次は、東名から首都高3号線に入ったところで、トラック同士の接触があったようで、まだ警察も来ていないホヤホヤの事故。 次は、3号線の池尻の合流地点、2台の接触事故で警察車両が来ていた。 次は、大橋ジャンクションが終わり、山手トンネルに合流する地点、トラックと一般車両の接触、まだ警察も来ていない。
どの事故も死亡事故にはなっていなようだが、それにしても朝から4度も見るとは縁起が悪い。
こんな時にいつも思う、もし3分前に通っていたら、私が事故に遭ったかもしれない。 事故に遭わなかった事を神様に感謝。
しかし、こんな日もあるんだなあ。
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通販リスト更新 | - 2023/09/15
- 通販リスト更新しました。
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キックボード | - 2023/09/13
- クルマで走っていると、最近はキックボードというのか?やたら目につく。
なんだか危なっかしくてイライラする。
それにしても、大変五月蠅い警察が良く認めたものだと、不思議でならない。 何か裏があるんだろうな。
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コーヒーとドーナツ | - 2023/09/11
- 最近、仕事の休憩では、西武線新宿駅2階でドーナツを買い、セガフレードのカプチーノを買って帰り、一人でその味と香りを楽しむ事にしている。
本当は、その場で飲みたい。買ったドーナツをセガフレードに持ち込みはマナー違反になってしまうので、図々しい私でも流石にできない。 コーヒーチェーン店ではセガフレードのカプチーノが一番おいしい。
ドーナツ屋さんは何となく顔なじみになった。 時々、袋にカードが付いていて嬉しい。
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サボテンの花 | - 2023/09/09
- 我が家の、西日のあたる窓辺に置いてあるサボテンに花が咲いた。
昨日はそんな様子も無かったが、今朝突然、3つポッと咲いている。 坊主頭に花を飾ったカチューシャのようである。 とても可愛い。
私は、思わず昔の弘田三枝子の歌が出てしまった。
♪ サボテンの花さいてる 砂と岩の西部 夜空に星がひかり 狼なく西部♪
なんという名の歌だったか?
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