HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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営業案内
2022/06/20

本日 6月20日は都合により、
19時にて閉店いたします。
よろしくお願い致します。

と、お知らせいたしましたが、結局店を閉じたのは21時でした。
ああ、なんという無駄なインフォーメーションだったか。
トホホ

McIntosh アンプ の事
202206/19

私が最近使用しているアンプはマッキントシュのC−28とMC−2105。
お前は古いアンプばかりだなあ、と言われそうだが、仕事も暇なのでちょっとだけ説明してみたい。

プリアンプ C−28、は1970年ころから大体10年近く販売されたプリアンプである。
C−26とは68年からと発売されていたロングセラー機種なので、時期も非常に近いものがあり、両方とも同社の最初のトランジスター・アンプでもあり音質的には若干の違いはあるにせよ、最早聴く人の好みというところか。
因みに当店で使用しているC−29とは形は似ているが、性能的にはかなり異なる。
C−26は当時248,000円でC−28が348,000円と28の方が高級機という扱いであった気がする、したがってちょっと前までは26の中古が結構出てきたような気がする。
もう少し述べると、26はまだ真空管から過渡期のサウンドでありマッキンの音、28の方が近代的になって完成したスッキリしたサウンドか。
26における過渡期的が色づけは今となっては、かえって古いレコードに向いていのか、人気が上がってしまったのであると思われる。

私が28を使っているのには大きな利点があるからである。
我が家は木造住宅で狭く、しかも素材も良くないせいか低域が薄れてしまう。
低域がしっかりしていなければオーディオの基本とは言えず、そこが悩みの種なのである。
しかし、このC−28にはパネル上側、すなわちトップ板の左側にアウトプット・レベル(記載名バストリム)が左右設置されていて低音が2デシベルの範囲内でコントロール可能なのである。
それとプレゼンスというツマミがあり、1kHz付近を2−3dB上げる事が出来るのである。
トーンコトロールと同じではないかと言われそうだが、トーンコントロールはレコード毎の調整であり、バストリムは部屋の状況に合わせた音づくりであって、それが簡単に出来る事は大変有難いのである。因みにこの機能はC−26には付いていない。住まいがマンションならしっかりした床や壁があるので、バストリム機能は不要であろうか。
という訳で、色々悩むこともなく、音を楽しんでいる。

パワーアンプ MC−2105、これも1967年頃からやはり10年ほど発売されたパワーアンプである。
出力105W+105Wの同社における初期開発のトランジスター・パワー・アンプ。
それまでの真空管アンプに対して、けっして劣らぬアンプが出来たと評判の製品でもあったし、まだ出力トランスを搭載していて、重量が30キロと重い。
重いので、もう使うまいと棚に入れて仕舞ったのであるが、それまでのアンプの修理の間、引っ張り出して来て使っていたのが、そのままになった。
しかし、ブルーのイルミネーションの美しさは得も知れぬ輝き、音のことなど、どうでもよくなってしまうのである。
UVメータは左右あるのだが、スピーカーが大変能率が良いので、ほとんど動くことが無いのがオジサンにはちと寂しい。

いや、音は良い。

カートリッジの事
2022/06/18

国産の有名カートリッジが入ったので、家に帰って試聴した。
価格で言うと50万超えの超ど級の製品である。
勿論ステレオ・カートリッジ。

結果、広がりよし、解像度良し、綺麗で繊細さあり、であった。
しかし、肝心な事だが何と言うか、一言でいえば音が薄い。

薄い紙を広げ、そこに淡い色をさーと塗ったような絵に見えた。
私は、何度も何度も色を重ねていった時のような深みのある音が好きだ。
地味でもよろしい。

私は従来から使用しているオルトフォンにした。
オーディオ・ファブさんがいる限り、私はオルトフォンで満足じゃ。

久々の出勤
2022/06/17

ぎっくり腰で休んでしまっていたのだが、久々に出勤。
家内が心配だからと付いて来てくれた。
店はレコードがいっぱいあって、また久しぶりのお客様にも会えたし、やっぱり良いものだ。

ところで、「ヤクルト1000」が売れ切れらしい。
我が家ではずっとヤクルトを取っているのだが、何年か前だったか、ある時ヤクルト1000はよく眠れると評判いいですよ、というヤクルトおばさんの話で切り替えたのだった。
以来、飲んだり飲まなかったりで継続している。

それがテレビでマツコがスゴく良いと言って以来、突如売れ始めたらしい。
凄い影響力だね。


野鳥のエサ台
2022/06/16

庭に設置した、キジバトや雀などの野鳥のためのエサ台。
実は、これを作るために私はぎっくり腰になったのである。

埋まっていた木を掘り出して、それに板を打ち付けてエサ台にしようと思ったからである。

2日後、ちょうど腰を痛めていた所に用事があって近所に来たという植木屋さんが現れ、事情を説明すると、はいはいと30分でエサ台を作って、地面に刺して行ってくれたのである。
さすが商売、あっという間の仕事であった。

一体私は何をやっていたのか?
非常にがっかりしたのである。
しかし、餌台には毎日鳥がやってくる。


映画、カセットテープ・ダイアリーズ
2022/06/15

CSの映画で、ここのところだが、三本ばかりポピュラーミュージック・シリーズというのかビートルズを題材にしたものなどが、放映された。
今朝は録画しておいた「Blinded by the light(邦題:カセット・テープ ダイアリーズ)」を見た。
ブルース・スプリングティーンに心酔する高校生の物語である。
ただの高校生ならよかったが、家庭環境も戒律的な厳しいパキスタン人の高校生の物語。

場面、場面にてブルース・スプリングスティーンの曲がこれでもかと、ボーン・イン・ザUSA等々、グッドタイミングで現れて、私も思わずボリュームを上げてしまった。
主人公の心の葛藤にこれほどうまい具合に音楽がバーンと出てしかもピタリと合ってしまって大いに感動したのである。また見ようかな

それで、主人公のブルース・スプリングスティーンに関する論文が選ばれ、ブルースの故郷ニュージャージーに友人と一緒に行くのだが、ニューヨークの空港のイミグレーションでの事。
入国目的を訊かれた彼は、「大学のセミナー.........本当の目的は、友達とブルースの故郷を訪ねる事です」
担当官は仕事中の同僚に声を掛け「彼と友達はブルースのファンだと、ボスの聖地巡礼以外に訪米理由はない!」
といいながらパスポートにドンとスタンプを押してくれた。
それで、例によって話がそれる。

私もそんな経験が一度あった事を思い出した。
私の出張でだが、ロサンゼルスの空港でいつもネチネチとした嫌味な質問ぜめにうんざりしていたのだった。
それが、あるときイミグレでは年配の男の係官だったが、最初の質問「What parpus…….」に私が「ジャズのレコード買うためにアメリカにきたのだ」と言うと、彼は「オー、ジャズ!サンキュー、サンキュー」と言いながら、ドン!とスタンプを押してくれたのである。
堅物の公務員にまで、音楽を通して意思が伝わった喜びは言いようのない喜びであった。
大声を出したい気持ちだった。
その時の事をたぶん、私は一生忘れることがないだろう。


梅雨入りか
2022/06/14

梅雨入りらしい。
ここのところ、曇天で小雨がふったり寒かったり。
私は今、腰が痛く重い物を持てないので、庭の植木に水を上げなくてもよいのが助かる。
元気なのは蛙だけだ。


  三人で それぞれ語る 青がえる

大福?
2022/06/13

いつも車で通る道。
首都高3号線を下りて、246号に合流して、すぐに環状6号通称山手通りを左に曲がる。
そのまま新宿方面に進むとトヨタの販売店が見える。
その辺りはいつも車が何台か駐車していて、高級車も停まっている。

何だろう、何だろうと見ていたのだが、どうも一軒の菓子屋であるらしい。
地味な入口だが、なかなかの店であるようだ。
その後ちょうど店の前で渋滞したので、注意していたら「大福」の店だった。

余程の味なんだろうな。
だが、それ以上は私は調べない事にしている、調べたらきっと買いに行かなくちゃならなくなるから。
血糖値、血糖値、甘いものは禁物!

ドーナツ ついでに
2022/06/12

ドーナツは美味しいが、しかし、しかしだ、年配者の甘党には要注意。
アメリカ人と異なって日本人は年齢と共にインシュリンの分泌が少なくなり、糖質の分解が出来なくなる。
果物好き、お菓子好き、ごはん食べ過ぎ、ビール飲みすぎで糖質をため込んでしまうと、確実に糖尿病への道を歩むことになる。
血糖値200になると糖尿病第一歩。
私は歯茎の化膿がちょこちょこ現れた時に歯科医に、血液中に糖分が多いとこうなるみたいよ、と言われてハッとしたのである。
それで調べた所、お菓子より、果物やはちみつが最も悪い。
イチゴはじめ、どの果物も毎日テレビでも甘い甘いと甘い果物が持て囃されていて、どんどん甘くなっている。
果物だけではない。野菜の甘さも尋常ではなく、どんどん甘くされていて、このまま行くと我々は果糖によって蝕まれて行くのは明明白白!
農業によって我々は死に至るのである。
今までは、外国の果実・野菜は美味しくないと馬鹿にしていたのだが、今後は日本の農産物は食べないで、輸入農産物にした方がまだましと言う時代が到来したのである。

腹八分目の食事、散歩する事、ストレッチ、家の仕事などをする事により相当改善されることは自分でやってみて理解した。
散歩といっても1万歩も歩く必要はなく、20〜30分でも良い。それから時々、前の駅で降りて歩くこと。
食事も空腹にするのではなく、白米は我慢しすぎないで腹八分目。
果物はもっとも吸収が速いので控える事。ケーキ等は今までの半分以下にする事。
どうしても食べたいときは糖分カットのチョコレート、カカオ72%のものなどが良いと思う。
年配者のビールの飲みすぎも要注意。
それから、家の仕事を手伝う事、トイレ掃除、風呂掃除、庭掃除、などは相当効果があるらしい。

と、ここまで書いたけれど、これは己の為の指針である事は言うまでもない。

ドーナツ
2022/06/11

テレビでカンボジア出身のドーナツ王の事をやっていた。
ポルポト時代に米国に逃れ、カリフォルニアでドーナツ王になり、そしてラスベガスで一文無しになり、帰国という、面白い人生を辿った人の話であった。
ドーナツ商戦の厳しさも垣間見ることが出来た。
彼が、初めてドーナツを食べた時のあまりの美味しさに驚き、ドーナツの虜になった話はよく理解出来るのである。
かくいう私も、子供の時に学校でドーナツ作りを教わり、食べた時の美味しさは生涯忘れる事が出来ない喜びであった。
以来、ドーナツ好きになった。

私はコーヒーと甘いものに目が無い。
コーヒーを手に取った瞬間、何か甘い物を必ず探す癖がついているので、今はその習慣から抜け出せなくてとても悩んでいる。
そのコーヒーにドーナツと言うのが、非常に好ましい組み合わせ=フードペアリングであって、得も知れぬ美味の象徴である。

コーヒーとドーナツの組合せは非常に素朴で、簡単であり、朝食でも、お八つとしても全く以て非の打ちどころが無い。
かつて本家アメリカの調査会社によるとコーヒーは40%、ドーナツは15%の家庭で食されているという。

警察官と言えば、日本では隠れて交通違反取締まりのイメージであるが、アメリカにおいてはドーナツとコーヒーというものであるらしい。確かにドーナツ屋の美味しさのバロメーターは停車中のパトカーの数を見ろという事であるから、そういう話を聞くと急にアメリカ国家に親しみが湧く。阿呆の発想だな。

しかしドーナツは美味いよなあ。


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